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創部1950年
山岳部では縦走・クライミング・沢登り・雪山など四季を通じて様々な活動をしています。
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20250904燕山荘−餓鬼岳ピストン(個人山行)

メンバー:渡辺(休学中)

キョリ14.7km 獲得標高△1951m▼1951m

0415燕山荘ー0430燕岳ー0520東沢乗越ー0540東沢岳ー0650剣ズリー0720 餓鬼岳ー0910東沢乗越ー1020燕山荘


久々の投稿です。大学を休学し山小屋で働いており、ハイシーズンの7,8月はなかなか山に行くことができませんでした。5月6月も休暇はクライミングばかり行っていたので本当に久々の山行でした。

いやー、やっぱり山を歩くのは楽しい。


3時半起床。おにぎりとお湯を飲みエネルギーと熱を補給。意外と寒くしっかり目に着込み4時15分出発。


お昼から雨予報だが朝は晴れていて気持ちが良い。星が輝き東の空は白み始めている。久々の日の出前の出発を楽しみながら4時30分燕岳到着。

20250904燕山荘−餓鬼岳ピストン(個人山行)_e0009437_15493903.jpg


4時50分頃、稜線下り口あたりで明けゆく空を眺めテンションを上げ、東沢乗越へ下降開始。

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北燕岳から言えることだが、特にこの辺りは藪がものすごい。道を完全に塞ぐような生え方はしていないが足元が全く見えないことも多々。3,40リッターのザックでも引っかかりストレスはすごいだろう。(今回のザックは11リッターでノンストレス。)木のトンネルを通り、笹をかき分け5時20分東沢乗越到着。

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ここから200mの登り返し開始。やはり藪がすごいが途中振り返ると朝日に照らされる稜線がよく見えた。

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5時40分東沢岳到着。降りて登った東沢乗越がよく見えその高低差に満足。ここから北に向かえば餓鬼岳、南に行けば有明山。東沢岳−有明山間の稜線は一般道はついていないが燕山荘からよく見え、基本ハイマツ地帯なため行けると踏んでいる。今日は行かないがその日のため偵察偵察。

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東沢乗越を見下ろす
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餓鬼岳を望む

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有明山方面



しばし休憩しリスタート。剣ズリまでは樹林帯の中を進む。南アっぽくて良い。東沢乗越もそこそこの高低差があったのでいよいよ南アっぽくご機嫌で進む。途中岩壁がいくつもあり最近できていないクライミングも思い出し自由になる冬が楽しみになる。剣ズリは本当に何かしらのルートになっているんじゃないかと思うほどきれいだった。調べねば。エイドなら自分でもいけるか?

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剣ズリからは森林限界の境を行ったり来たりしながら稜線を歩く。そうこうし7時20分餓鬼岳登頂。

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10分休憩しさっさと燕山荘へと戻り、10時20分到着。

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ちょくちょく歩荷トレ、筋トレ等をして体がなまらないように気をつけていたが久々の山行でどうなるか多少不安だった。荷物が軽かったのもあるがコースタイムの5割り切り、帰りの東沢乗越登り返し400mも息切れせず登れたのでそこそこ動くことができたのではないかと思う。歩荷トレの環境は整っているので冬に向けできることはやり備えていきたい。

12月まであと3ヶ月。冬が楽しみだ。


# by tmualpine | 2025-09-05 20:23 | 登山

20250831西丹沢小川谷廊下

B3片山(記)、B1福元 OB森山さん、山田さん
日程:玄倉駐車場7:50-入渓9:10-大岩11:45-稗畑沢付近(エスケープ)-中丿沢経路-玄倉駐車場14:15

暑い日が続いていますね。ご無沙汰しております、片山です。
諸事情で勝手にお休みをもらって下界バカンスを満喫していました。その間に色々考えてましたが決意新たにまた山に行くということで。

今回はOBの森山さんと山田さんに同行していただき沢登りに行ってきました。

7:00新松田集合でそこから森山さんカーで玄倉駐車場へ。昔より手前までしか入れなくなったらしい。
1時間20分ほど林道を歩き、入渓地点らしきケルンのところから降りて、って斜面がザレまくっていて悪い。危うく落ちるとこだった。もう少し手前から入った方が安全におりられたかも?

森山さんに軽く遡行図の読み方を教わって入渓。おお〜冷たくて気持ちいい。ちょっと歩くと3mほどの小さな滝が出てくる。うん楽しい。まずは確保なしで越える。
そのあとチョックストーンのある滝が出てきた。こんな大きな岩がどうしてここに挟まっちゃったの。左を行くと滝行コースなので右側のツルッとした岩の面を残置スリングを使いA1で登る。初っ端からなかなかoh...な感じだった。山田さんトップ。さすがです。スリングをつなげ確保してもらいながら上がる。
20250831西丹沢小川谷廊下_e0009437_21044737.jpeg
いくつか滝を越え、うち何ヶ所かロープも出してもらった。福元くん登るのは結構うまいと思う。このまま伸ばしてもらいたい。先行パーティに追いついたところの滝は直登を選択。それにしてもこの沢は結構水量がある。綺麗だ。だがしかし、滝は水流が激しく気を抜くと足を取られそうになり、かなり怖くもあった(まあ確保してもらってる身なんですが)。それと胴まで浸かって少し寒くなりそうな気がしたので体力を奪われる前にレインを着た。以前は暑さ寒さに鈍感な衣服調節めんどくさがり人間だったのだが、冬山で何度も言われて身についた習性が役立った。

ちょっと進んで日なたで休憩。ぽかぽかパワーで回復。それにしても、森山さんも山田さんも進んで滝に打たれに行ったり上から飛び込もうとしたり終始楽しそうだった。こんな素敵な社会人になりたいですね。眠くなってきたので出発。
途中支流が出てきたところで再び読図を教わる。
沢は本流を詰めるのが基本で、地形と水量が指標となる。より大きな谷、より水量が多い方。とはいえ、なんでもそうだが知識は全てではないのでとにかく現地をよく観察しながら進むべし。

ひらけた河原を少し進み、ひとつ滝をこえ、もうひとつ目のチムニー状の滝を登ろうとしたとき、突っ張っていた肘があらぬ向きに曲がったと思った瞬間に力が入らなくなりドボン。しまった、痛い。私ってやっぱりセンスないのかしら。福元くんに先に行ってもらう。軽く脱臼したようだがギリまだ使えそうでしょげながらも一安心。別ルートから這い上がる。
山田さんいわく少し行ったところにERがあるとのこと。もう少し進む。
ルートを調べた時に写真で見た大岩が出てきた。
右を行くと泳ぎ、左を行くと登り。腕を憂慮し泳ぎを選択。水中の足場と浮力を使って岩に乗っかる。楽しかった。
20250831西丹沢小川谷廊下_e0009437_21043667.jpeg

↑この岩の下を通る

そんな感じで右岸に上がれそうなところまでくる。
なんとか行くべと思っていたが、意外と痛くて腕つっぱる系の動きは厳しい気がしたのでここでエスケープすることに。
20250831西丹沢小川谷廊下_e0009437_21042287.jpeg
後ろ髪を引かれつつ、本筋に別れを告げる。皆さんもっと遊びたかったですよね。私もです。すんません。
ところで沢ヤは皆、水は現地調達でいいと思ってるんでしょうか?誰か教えてください。

下降路は明瞭な踏み跡があったので、道が崩れて少し危ないところもあったが大体は楽だった。林道に出てシューズを履き替える。福元くんのみヒルに噛まれていた。犠牲になってくれてありがとう。そこから割とすぐ行きに降ったケルンのところにでた。
帰りはお風呂に寄ってさっぱり。だが、彼の白いタオルは失敗した染め物のように赤く染まっていた。おいたわしい。銭湯のおばちゃんにどうしたのそれと言われていた。見せるな、事件だよ。
新松田駅まで送っていただいて解散。森山さん、山田さんありがとうございました!

脱臼ぐせって治らないらしいです。みなさん気をつけてください(泣)



# by tmualpine | 2025-09-01 22:24 |

20250709 悟空スラブ(幻)→シンデレラフェイス

どうも、どうも。
お久しぶりの投稿となります。4年の春名です。
少し時間が経ってしまいましたが、7/9に行ったクライミングのブログをつらつら書こうと思います。

部長のさやか氏と行ってきました。湯河原幕岩です。道中、最後らへんは海沿いをずーっと走っていて、かなり気持ちが良かった。そういえば、どうやって行くか決める時、さやか氏から「金欠なので私の家の車で行けるとありがたいです」との打診が。その場は「全然大丈夫だよー笑」みたいな感じで会話を続けたのですが、心の中のリトル春名が安堵したのは言うまでもありません。なぜなんでしょうか。別に懐事情がどうとかは関係なく、とにかく安心したのです。本当にお金はありましたからね。一応あるにはあったんですよ。どんくらいあったのかって?そこを聞くのは野暮ってもんでしょう。勘のいいガキは嫌いです。掘り下げずにサッサっと読み飛ばしていただきたい。

話を戻します。何を隠そう、拙者マルチピッチ初めて。「システム確認ができるくらいのフィールド」と「名前が魅力的」という2点に基づいて悟空スラブが選ばれました。

平日の通勤時間と被ったからでしょうか。割と道路が混んでいまして、駐車場に着いたのは11時ごろでした。まあ1時間かからないくらいで取り付きに辿り着けるということで。さっさと準備を終えて、いざ出発です。

春名もロープを持ってたんですけど、最初はザックに括り付けずに手で持ってこうかなくらいに思ってました。そこでさやか氏がすかさず「意外と急登あるんでしまった方がいいかもです」とアドバイス。まあ邪魔になるよな流石にということで、ザックにねじ込む。それが後々になって''効いて''来ましたよね。

歩き始めてちょっとしたら、悟空スラブへの分岐(らしき)道を発見。最近人が入っていないんですかね。かなり鬱蒼としてます。とにかく暑い暑い。この時はもう汗がかなり滲んでいました。そっからずんずん進んで行ったわけですが、まあなんかマップを確認しても、方向的にはあってるんです。確実にこっちの方向なんです。しかし、だんだん雲行きが怪しくなっていきます。ちょっとでも木が少なくなっている所を道と定義付けるならばあれは確実に「道」だったのですが、我々が普段通っている整備された登山道と比較してみるとあれは「山奥」という他に表現はありませんでした。

目線の高さにある蜘蛛の巣、道(仮)に覆い被さる枝など、目の前に立ちはだかる、ありとあらゆる障害をかき分けて、必死にかき分けて前に進みます。

「こんなところで間違うはずがない、いつかはつくだろう」そんな気持ちを悟空は見逃さなかったのでしょう。ついに我々都立大山岳部は悟空スラブに辿り着くことができませんでした。

ここで登山あるある!急な登りは意外と登れるけど、降りは!?そう、危ないんです。もちろん我々も気づいていました。ここ降りたくないな、と思いながら進んでいましたよ。

さやか氏、実はこれが怪我明けの復帰山行。
私自身、割と神様を信じている方ではあるのですが、これに関しては少しばかり意地悪だなと思います。500円くらい宝くじで当てさせるくらいしてくれないと、失われた信仰心は戻りませんよ。運、待ってます。

やだなあ、やだなあと声に出しながら降っていると
なんと目の前にハーケンが打ち込まれた岩が!!

疲労困憊、満身創痍、蜘蛛の巣と泥まみれの服の我々とはまるで対岸にいるような先客の方がここはシンデレラフェイスだと教えてくれました。ここで、「我々が求めていたのは悟空ではない。シンデレラだったのだ」と本当の気持ちに気づくことができました。

もう、かなり体力を消費していたのですがせっかく来たんだからということでマルチの岩場を登ることに。2ピッチだからシステム確認にちょうどいいよと先客の方が教えてくれたのですが、残念ながら1ピッチで足りてしまいました。終了点のところでマルチのシステム確認をして、懸垂で降ります。やっと登れました。上からの景色はかなり良く、大満足です。逃した悟空などとっくに忘れ去りました(そんなことある訳ないだろ、この仕打ちずっと覚えてるからな)。
20250709  悟空スラブ(幻)→シンデレラフェイス _e0009437_20220149.jpeg

時間と、体力的にもう一本だけ。次は若干取っ掛りの少ないフェイス気味のルート。マルチではなく、トップロープで登ります。指先の力を結構使った気が。足がしっかり決まった時はかなり気持ちよかったですね。
20250709  悟空スラブ(幻)→シンデレラフェイス _e0009437_20230352.jpeg

外岩に来て2本しか登らないことなんてなかなかレアなのですが、なぜでしょう。すごい達成感でした。大満足で帰路に着きます。そこからの道はまさに単純明快。結局悟空スラブへの道は分からずじまい。受け入れてもらえなかったということでしょう。いいんです。こっちから願い下げです。

すんなりと車に着いちゃいました。
ヘトヘトの体が求めるのはもちろん温泉しかありません。
帰り道にあるということでゆとろ渓谷沢の湯へ。
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もう感動です。目の前がクリアになった感覚です。
風呂上がりはコーヒー牛乳ですよね。異論は認めます。
20250709  悟空スラブ(幻)→シンデレラフェイス _e0009437_20200352.jpeg
帰りも神奈川の海岸線。
サザンオールスターズを窓を開けて熱唱しながら
帰路に着きました。生きて帰ってこれたので万々歳です。

# by tmualpine | 2025-08-07 08:49 | マルチピッチ

20250705 滑岩(弁天岩)

[メンバー]
片山さやか(B3),石岡稜太郎(B1),岡田和樹(B1),鈴木大晟(B1),須田守陽(B1),福元蒼空(B1) (学年順,五十音順)

 はじめまして、学士課程一年の鈴木大晟と申します。滑岩(弁天岩)で行った岩登りについて報告いたします。

 今回の岩登りでは、我々新入部員が外の岩で実際に登ってみようということで、OBの方を講師としてお招きし、岩登りについて教わりました。この場を借りて、感謝申し上げます。

 さて、今回は電車とバスを乗り継いで、神奈川県厚木市の広沢寺から程近い滑岩(弁天岩)で岩登りを行いました。行きは、伊勢原駅まで電車で駅前のバスを用いて近くのバス停まで向かいました。帰りは、OBの方が車で途中まで送ってくださり、その後電車で帰りました。帰りまで至れり尽くせりで、OBの方の支援や協力があって山岳部が活動できるということを実感しました。

 個人的な話をさせてください。そんな中で、私は遅刻をしてしまいました。約1時間半遅刻してしまい、OBの方もいる中で、迷惑をかけてしまいました。この場を借りて、お詫び申し上げます。スマートフォンの乗換案内のWebサイトで到着時刻を7時にするところを出発時刻を7時としてしまい、ちょうど移動時間の分遅れてしまいました。支度も含めて、5時に起きれば良いことがわかり、早起きだなと、何も疑うことなく信じ込んでしまいました。私の確認不足でした。幸い、共同装備は持ち帰っていなかったため、その点ではたまたま問題ありませんでしたが、共同装備を持ち帰る際には遅れたら、特に迷惑をかけてしまうということも先輩から注意を受けました。二度同じ誤りを繰り返すことのないように、今後は前日までに、ただ単に自分の集合場所までの経路を確認するだけではなく、計画書の行程表も参照して、誤っていないかなどをよく確認します。

 岩登りの内容としては、トップロープクライミング、リードクライミング、懸垂下降を行いました。

 トップロープクライミングについては、今まで昭島での室内クライミングでも何度も行ってきましたが、基本的なことを教わりながら岩登りに取り組みました。ロープにおけるエイトノットの作り方や、ハーネスと接続する際のロープの通し方については、毎回やってきたけれども、一定のやり方があるわけではなく、その場その場で通す場所などが異なっていたことに気付かされました。それを受けて、自分のやりやすい方法を確立するために、完成形が綺麗になる結び方を改めて教わりました。また、本当は今まで我々が習った方法が正しいのだけれども、実際にはまた別のやり方があるというようなお話も聞きました。室内クライミングでは、色のついたホールドが目印となり、進路の見通しが立てやすかったですが、外岩では、進路が自由な反面、どのような進路で登れば良いか考えながら登らなければいけないという点で、難しかったです。そんな中でも、みんな特段落ちることもなく、様々なルートで登ることができました。自分なんかは一歩登って、考えての繰り返しで一つずつ着実に登っていきましたが、同級生の中ではスイスイ登っていく方もおり、驚かされたのと同時に、どうやっているのか気になりました。日々の練習の賜物だと思いますが、登る前に指を指しながら登り方をイメージしているような仕草も見受けられました。私も次からは、安全にということは勿論のこと、スピードも意識して行きたいと思います。

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 リードクライミングについても、今まで昭島での室内クライミングでも何度も行ってきましたが、いつもの一連の流れに加えて、終了点での操作も新たに教わりました。セルフビレイをしてから、下る際に必要なロープの施し方と、登る際に必要だったロープを外すことを習ってすぐ実践したのですが、思ったよりも時間がかかりました。登り始めの地点から1つ目のプロテクションまでの距離が近くなく、非常に緊張しました。慎重に登らないとと思っていた矢先、足をどこにおいたら良いのだろうと止まってしまうこともありました。しかし、手に比べて足は小さな突起でもしっかり支えることができるという感覚があり、以外だったのですが、その感覚を掴んでからは、順調に登ることができました。また、岩の割れ目の部分でフットジャムを実践することができ、予習で学んだ通りのことができた点は自分を評価したいと思います。ビレイヤーの立場では、足場の確認の重要性を実感しました。当然、外岩なので足場はゴツゴツしており、なおかつ荷物なども置かれています。踏ん張ろうとしたり、少し移動してビレイをしようと思ってもできないところもあるので、事前に足場の状態をよく確認するべきだと感じました。今後の課題としては、声掛けがきちんとできていない場面もいくつかありました。リードクライミングはトップロープクライミングと比べて声掛けの種類・数も多くなるので、ビレイヤーと息を合わせるためにもクライマーの声掛けは重要だと肝に銘じておきます。特に、近くに川や滝などがあって音がする場合には、室内では聞こえても、その場では聞こえないということもあるので、はっきり大きな声を出す必要があるというご指摘もいただきました。

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 懸垂下降については、初めての経験でした。懸垂下降は、高所からロープを用いて安全に下る技術の一つです。これは、正しくやれば便利で画期的なものですが、実際には懸垂下降の最中に起こる死亡事故は山岳関係で起こるものの中で多い方であり、危険と隣合わせであるというお話がありました。確かに、実際に下る際には、今までのクライミングの中で最も怖いものの一つでした。基本はロープと確保器を使って滑車の要領で下っていくのですが、安全のためにセルフビレイとバックアップという2つの対策をする必要があることを知り、実践しました。その中では、安全のためには、なぜ、ここはこのような操作をする必要があるかという原理を知った上で実践することが重要であるということを講師の方が仰っていました。原理を知っているから、ここは特に念入りにやらなければならないということがわかったり、スリングなどの材質の違いによっていくつか種類がある装備の使い分けがわかったり、初心者は我流に走っては決していけませんが、かなり上級者になれば、もっと上手いやり方や自分にあったやり方を実践したりすることができます。また、エイト環を用いた方法もあるということも知りました。OBの方曰く、学生棟や部室棟の柱を支柱として、懸垂下降の練習ができるらしいので、機会を設けて、今度練習してみようと思いました。また、懸垂下降は特に必要な道具が多い印象があります。環付きカラビナが複数必要であったり、スリングやヌンチャクも必須です。そういった装備は今後も使うので、自分で購入することも検討しようと思いました。

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 岩登りそのものではありませんが、ヒルの多さにも驚きました。そこら中にヒルがいて、ヒルに噛まれてしまった方も何人もいました。服の上から噛まれて出血してしまったという事例もあり、驚きました。私は幸い、噛まれることはありませんでしたが、その要因の一つに、ズボンの末端を登山用の長めの靴下の中に入れていたことが挙げられると考えています。色々と工夫をして、対策をするべきだなと改めて感じました。また、ヒルを無理矢理剥がすのは良くないので、剥がしやすくするための塩が近くに置いてありました。ヒルを剥がすためには塩を振りかけるのが良いとのことです。この塩のように、この界隈では、その場その場にみんなが使えるようなものが敢えて残してあり、みんなで使っていき、みんなも寄付できるものは寄付していこうという文化があるそうです。そう考えると、我々が使っているボルトも、当然ながら最初に付けた人のお陰で使えているわけですから、ありがたいなという気持ちと同時に、すごいなという畏敬の念でいっぱいです。みんなで支え合っている文化の一端を知ることができて、人々の温かみを感じました。

 最後に、今回の岩登りを振り返って、各自良かったところ、改善するべきところが見つかったと思います。良かったところは継続し、改善するべきところは、昭島での当面の目標として、さらなる成長のために練習します。個人的には、やはり、原理と声掛けが重要だと思うので、そのあたりも念頭に置いて練習するつもりです。恵まれた環境に感謝しつつ、これからも楽しく山や岩に登っていきたいです。OBの方の中には、主に沢登りをするという方もいらっしゃり、個人的にすごく興味があるので、沢登りにも挑戦していきたいと思っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

# by tmualpine | 2025-07-14 08:39

20250628-29 鳳凰三山縦走

[メンバー]
小峰優弥(B2),福元蒼空(B1),須田守陽(B1),福岡愛弓(B3),石岡稜太朗(B1)
[行程]
1日目:夜叉神峠登山口-夜叉神峠-杖立峠-苺平-南御室小屋
2日目:南御室小屋-砂払岳-薬師岳-観音岳-地蔵岳-高嶺-白鳳峠-広河原

初めまして、一年の石岡です!6月28-29日に行った鳳凰三山縦走の報告を書かせていただきます。

[1日目]
甲府駅で集合し、そこからバスで夜叉神峠登山口まで。最近は暑くなってきたし、ほかの登山客は少ないかなーと思っていたのですが、甲府駅についてみるとバス停にはすでに長蛇の列が・・・山の持つ魅力を再確認しつつ登山口へ。南御室小屋までの道中では、鹿との遭遇や先輩からの「面白い話しろ」という圧力もありつつ無事に到着。

20250628-29 鳳凰三山縦走_e0009437_12154965.jpg
初日の疲れがすべて吹っ飛ぶ程気持ちのいい晴れ。到着後はすぐにテントを張って、汲み放題の天然水を飲みながら休憩。16時過ぎからは夜ご飯のカレーの準備をしました。
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↑今回はサバ缶カレー(美味しかった!)
ご飯も食べて日が落ちてくると一気に気温が下がり、寝る準備へ。
1日目は明日の鳳凰三山に備えて早めに就寝しました。

[2日目]
朝食はラ王を食べ、いざ鳳凰三山へ!早朝だったこともあり、最初はかなり肌寒かったですね。砂払岳を通過したあたりから一気に視界が開け、景色を堪能しながら薬師岳に到着。
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1日目は木々の中を歩いてたこともあって、達成感がすごかったです。鳳凰三分の一山でこんなに興奮するのならば、この後どうなってしまうのだろうか・・・興奮冷めやらぬまま、観音岳へ。  
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個人的に、山は稜線を歩くのが一番好きです。心地よい風に吹かれながら一面に広がる山々や下界の景色を眺めていると、学校や人間関係のしがらみから切り離されて自分だけの世界にいるかのような気分になれて落ち着きます。
稜線を歩いている途中で甲斐駒ヶ岳や八ヶ岳などの名だたる山も見えました。かつて登った山を違う山から見てみるのもおもしろいですね。気温も徐々に上がってきたころ、観音岳に到着しそれぞれお気に入りの岩の上で休憩。鳳凰三山最高峰なだけあって頂上からの景色は壮観でした。
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景色を見て改めて思ったんですが、やっぱり富士山の存在感すごいですね・・・本当にどこにいても見える。我が国の山の象徴とされているのも納得の威圧感でした。いつか登ってみたいなあ。
鳳凰三山も残すところあと地蔵岳のみ。気合を入れなおして再び出発!&到着!
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地蔵岳では登山ルートからいったん外れて、ザックを置いてオベリスクにも行ってきました(↑の右上のとこ)。
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このとき落ちるギリギリのところに座っていたので少し怖かったんですが、それを打ち消すくらい心地よかったです。
もうこのころになると朝とは打って変わって気温も上がってかなり暑かったです(とはいえまだ8時半)。鳳凰三山制覇の喜びとともに、今回の最終ピークである高嶺へ。
地蔵岳からは結構アップダウンがあってかなり疲労しましたが、尾根沿いに40分ほど歩いてなんとか高嶺に到着!
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これであとは下るだけか、と思うとちょっぴり名残惜しい気持ち半分、登り切ったぞ!という達成感半分でした。高嶺に別れを告げ、岩場を下って白鳳峠を超え広河原へ。

[まとめ]
今回の縦走は天気も快晴で壮大な景色を存分に味わうことができ、本当に楽しかったです。夏休みに入ったら2泊3泊の山行にも参加していろんな山に行ってみたいです!


# by tmualpine | 2025-06-30 22:36 | 縦走