TMUAC 東京都立大学体育会山岳部
2024-02-25T17:34:37+09:00
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山岳部の様子
Excite Blog
20240220 赤岳鉱泉アイスクライミング
http://tmualpine.exblog.jp/30826663/
2024-02-25T16:36:00+09:00
2024-02-25T17:34:37+09:00
2024-02-25T17:34:37+09:00
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アイス
こんにちは!山岳部1年の原です。2月20日に赤岳鉱泉にあるアイスキャンディーで渡辺先輩とアイスクライミングを行ってきました。そのブログを書かせていただきたいと思います!
2月19日22時00分 都立大学出発
前日の深夜にレンタカーを使って美濃戸口を目指し出発しました。深夜1時頃に到着し、朝6時行動開始を目指し、車中泊をしました。
7時00分 美濃戸口出発
朝先輩に起こされて時計をみると、6時30分。なんと寝過ごしてしまいました!そこから素早く準備をし、7時過ぎに出発しましたが、後で思い返すとここでしっかり起きていればもう少し長く楽しめたかもしれないと少し後悔しますがもう後の祭り。
10時30分 赤岳鉱泉到着
私が足を引っ張ってしまったので遅めの到着になってしまいました。もっとトレーニングして体力をつけないと…。
そしてレンタル、アイスキャンディーの説明などを受け、ついに氷の壁と向き合います!12月の終わりに一度渡辺先輩とアイスクライミングをしたのですが、その時は小さめの滝を登っただけだったので本格的なクライミングは初めてでした。
人工的な氷の壁ですが高さがあり非常に迫力があります。
時間も限られていたので早速登り始めました。始めに傾斜の緩い壁で氷を足で登る感覚を確認し、その後垂直壁に挑戦しました。
アックスやアイゼンがしっかりと掛かっているかを慎重に確かめながら登っていきます。意外と腕の筋肉を使いました。(アックスを深く刺しすぎてなかなか氷から抜けない、脚が滑りそうになるなどまだまだ未熟な登り方だったためです…)
しかし、氷が剥がれないかと不安を感じながらも、その独特な緊張感や、登りきれたときの達成感など、アイスクライミングならではの楽しさを感じることができました!夏場には外岩でのロープクライミングを何度か経験しましたが、それとはまた異なる魅力でした。
1時過ぎ頃に最後の一本を登り、惜しみつつも下山を開始しました。まだまだ登りたい気持ちはありましたが腕はパンパンになっていたのでちょうど良かったです笑。
15時00分 美濃戸口到着
様々なアクシデントがありましたが、何とか予定通りの時間に戻ってくることができました。
今回は人工壁ということでトップロープのみのクライミングでした。それでも十分楽しむことができましたが、やはり天然の滝をアイススクリューを用いてリードで登りたいとより強く感じました。そのためにも体力、クライミング技術をしっかりとつけるため、しっかりトレーニングをしていこうと思います!
ここまで読んでくださりありがとうございました!
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20231225~27谷川岳縦走【撤退】
http://tmualpine.exblog.jp/30583604/
2023-12-28T22:44:00+09:00
2023-12-28T22:44:22+09:00
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縦走
渡辺です。クリスマスにソロで谷川の縦走を企てておりましたが、見事に跳ね返されてきたので反省点を備忘録として書いて行こうかと思います。
満月の下の稜線歩きたかった!
1日目、11時登山口出発。この日に平標山まで行く予定だったが、ノートーレースでのラッセルで半分も進めず群馬大ヒュッテから橋を渡り少し進んだところでビバーク。
初日から苦しめられたラッセルだがだワカンが意味を成していなかったように思う。
ワカンを履いても、ツボ足と変わらない深さまで沈んだ。途中までワカンで進んだが、雪ダンゴが煩わしく、どうせ沈むなら軽快に動けるツボ足にと変えてみたが正解だった。雪ダンゴ対策で、ワカンのテープにビニールテープを貼るのはどうだろうか。
それと、今回の雪の状況ではスノーシューを選ぶべきだった。
夕飯はカリカリにしたひき肉を使った北大式のペミカンを使いシチューにした。これは成功だった。今回は初めてラードを使ってみたが全然気にならない。バターより安いし次回からはこれでいこう。
2日目、6時出発。昨日以上の深雪で、常に膝ラッセル、所により腰まで埋まりながら進む。16時ごろまで歩き続けたが尾根に取り付き200mほどしか登れずビバーク。
この日は完全にラッセルの経験不足が顕著に表れたと思う。ルーファイに何度も地図を見て止まってる時間が多かったし、単純に疲れて止まっている時間が多かった。藪も多く落とし穴に何度も嵌りどうしたものかと。
途中崖の横断、沢の横断があったがここでもかなり時間がかかった。崖は単純に、登るのがキッツい。藪やら木が邪魔して真っすぐ登れないし、雪は滑って土が出てくる。ピッケルが効くのはいいが、足がズルズル滑って登りにくい。アイゼンを出すべきだったのだろうか。
沢の横断はかなり気を使った。落ちたら、低体温症で一向の終わりとかなり慎重になっていた。だが、いろいろと慎重になりすぎて著しくスピードが低下敷いていたのが全体の反省点だ。ソロだったし、慎重に行くことは良いことだが過剰だった。
尾根の登りはひたすらピッケルで雪を払い、一歩ずつ登って行った。夏山だったら5歩10歩と登る時間をかけてようやく1歩進む。なるほど、道理で時間がかかるわけだ。ラッセル時にシャベルを使うと聞いたことがあるが、どの方法が一番効率がいいのだろうか。
1日目から行けて万太郎山周回、平標山のピストンかなと思っていたが、沢を渡った時点で15時。せめて平標山までは今回の山行で行きたいと思い、17時まで尾根を上がる。それでも全然進めず山を照らす光がだんだんと消えていく。流石にもうやめようとテントを立てられる場所を急いで作る。
時間的、精神的余裕がなかったためであろう、作ったテント場は粗末なものでテントの中で一息ついたときに床が崩れた。またテントの外に出て、今度はしっかりと踏み込んで基礎を固めた。
3日目、風がビュンビュンと夜うるさかったが、風はやんでいた。雪が夜から降り続けておりトレースが完全になくなることにおそれ撤退。
朝起きると雪が降っていた。自分を納得させる理由ができたのだろう。このまま進んで雪も強くなったらトレースが完全になくなって予定日までに帰れなくなったらマズイ。さっさと帰る準備をし、登ってきたトレースを尻セードで滑り降りる。下りは何とあっという間に進める。昨日一昨日と自分が付けてきたトレースをたどり一気に戻る。すると2、3時間ほどで1日目のビバーク地点に到着。帰ってこれた喜びと、あっけなさを同時に感じた。これがノートレースの雪山か。。。
今回の山行は悔しさと、自分の未熟さをよく感じることができた。
しかし、2日目の尾根で見たあの景色が忘れられない。真っ白な稜線が夕日に燃え、空は青からオレンジ、紫へと変わりゆき深い藍色へ。そして静かに浮かぶ大きな満月。今回の山行のサブでの目標が満月の稜線を歩くことだった。山岳小説、孤高の人でずっと夢見ていたことだったがあれを目の前で見せられては、リベンジするほかない。
結果的に撤退することになったが、今回の山行でかなりの改善点が自分の中で見つかった。
この悔しさは今シーズン必ず晴らさまじ!
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2023624 赤岳ピストン
http://tmualpine.exblog.jp/30449503/
2023-09-27T07:37:00+09:00
2023-09-27T07:52:38+09:00
2023-09-27T07:52:38+09:00
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未分類
えー、お久しぶりです。2年の春名です。北岳山行以来のブログを書かせて頂きます。テストとか縦走の準備とか、縦走とか。色々重なり遅くなってしまいました。白峰三山より前の山行です。前後しちゃってます、申し訳ありません。
最近は時間がないからとナイトハイクばかりしていましたが、久しぶりの普通の山行です。雪山で八ヶ岳には行ったのですが、その時は阿弥陀岳だけ登ったので赤岳、初挑戦となります。哲磨のご実家の車を借りて、レッツゴーです。どこへかって?古淵沢にある哲磨の家の別荘です。ええ、そこで前泊して登るということです。哲磨ありきの計画となります。これはかなりのアドバンテージです。金曜日、哲磨と僕はバイト終わりからの参加でした。近くのコンビニで買ったカップ焼きそばとおにぎりを食べて、就寝です。春名はソファで寝ました。
朝、4時起床。
観音平登山口前の駐車場へ向かいます。既にたくさんの車が!車中泊をしている方もいらっしゃいました。やはり、赤岳は人気ですね。
4:56 観音平登山口出発
所々急なところもありましたが比較的楽な行程でした。涼しくて気持ちいいです。しかし体がまだ完全に起きていないせいか、最初は少し体が重く感じました。
6:43 編笠山
独立峰です。丸っこい形で可愛い。と思いきや、山頂は大きな石が敷き詰められている感じで格好よかったです。周りに山がないため、風が非常に強い。10分ほど山頂に滞在し、体が冷える前に青年小屋へ向かいます。下りはひたすら大きい石をぴょんぴょん踏んで行く感じでした。春名、遅いです。石動きそうで怖いもん。まあ、そんなこんなで15分くらい下ったでしょうか。青年小屋到着です。ラブランコです。ええ、ラブランコです。見るからに相思相愛ですね。ここから1時間ほどかけて権現岳に向かいます。
8:06 権現岳
かなり急なところもありましたが、想定の範囲内です。途中、八ヶ岳の稜線が綺麗に見えました。天気も良く、最高です。本当はこのピークは取らない予定でしたが、まあそこまで遠くないし、余裕もあったので行きました。行ってよかったですね。山頂の裏は絶壁です。あら、こわい。赤岳と権現岳の分岐まで戻り、少し休憩を取ります。
1分岐からすぐの所にめちゃくちゃ長いハシゴがありました。少し揺れます。半端なく怖いです。ジェットコースターなんか余裕で乗れそうなくらい、度胸を鍛えられたと思います。
1時間ほど歩きました。キレット小屋です。ほぼ下りでしたが、急だった。帰りを考えると悲しくなるので、考えないようにします。無理です。忘れようとすればするほど頭から離れない。backnumberの気持ちが少し分かったような気がしました。ここから先は急で大小様々な石がたくさんある「キレット」になります。落石をしないように、細心の注意を払いながらのクライミングです。ヘルメットをここでつけて、いよいよ赤岳に向かいます。
10:26 赤岳いえーい!登頂だ登頂だ!疲れたー!山頂はたくさんの登山客で賑わっています。観音平から登ってきた人の中では恐らくいちばん早くついたと思うので、行者小屋から登ってきた方たちでしょうか。手ぬぐいを買おうと赤岳頂上山荘へ行きましたが、まだ営業していませんでした(´;ω;`)ぅʓぅʓ
10:46 今来た道を戻ります。キレットは登りより下りの方が神経を使いました。滑らないように注意、落石にも注意です。権現岳まで行程が1番キツかったですね。寝不足からか少し頭が痛いなと感じていましたが、みんなもそうだったようです。柊二は除きます。さっきはあんなに怖かったはずのハシゴが見えたら、何故か安心しました。「ああ、ここまで来たらもうすぐだ」ということでしょう。一気に駆け登り、青年小屋へ下ります。13:43に青年小屋着です。手ぬぐいはここで買いました。カラフルで気に入ってます。少しだけ休憩。シャリもにグミを補給して再出発です。編笠岳、かなり気にいったんだけどごめんね。トラバースさせていただくよ。ここから先はただ足を動かし続けました。苔が生えた石で滑ったりもしましたが、まあ仕方ないです。上手く歩けるようになったと思ったけどまだまだでしたね。やっとだ!車が見えたぞ!
15:30 観音平登山口
最高です。ああ、よく頑張った。生きて帰ってこれました。やまちゃん、マジで凄いよ。1年生とは思えない経験してるよ。よかったね、かなり頭のおかしい先輩ばかりで(僕を除く)
道の駅 こぶちざわでアイスを買います。僕はケーキも買いました。シャトレーゼ発祥の地だそうですね。美味すぎる。涙出ました。あとは帰るだけ、哲磨よろしくね。
やはり、高速が渋滞していました。かなり時間がかかりましたが明日はなんもないので気にしません。ヤオコーによって晩飯を買います。チーズとローストビーフ丼を買いました。至福です。おつかれさまでした。
楽しかったです。おつかれさまでした。やっぱ荷物が軽いと楽ですね。重い荷物にも慣れないとです。かなり体力はついたかな。哲磨、かなり感謝しています。何か奢りたいくらいです。(奢るとは言ってない) 光琉と柊二は、まあすごいです。追いつくことは無理そうですが、せめて足を引っ張らない程度にはなりたい所存であります。がんばりましょう。]]>
2023/07/16~17 白峰三山ピストン
http://tmualpine.exblog.jp/30439096/
2023-09-12T14:41:00+09:00
2023-09-12T14:43:27+09:00
2023-09-12T14:42:30+09:00
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未分類
行程 (1日目)広河原→白根御池→八本歯ノコル→北岳山荘→間ノ岳→農鳥小屋
(2日目)農鳥小屋→農鳥岳→農鳥小屋→間ノ岳→北岳→肩ノ小屋→白根御池→広河原
コース⬇
こんにちは、2年の佐藤です。山行からかなり時間が経過してしまっているのですが、記憶している範囲で記録しますね…。
7月の三連休の後半2日を使って白峰三山に行ってきました! 縦走が定番ルートですが、今回はレンタカーを使うことも考慮して農鳥岳から広河原に引き返すことにしました。稜線歩きを長く楽しめる良いルートでした。今回のメンバーは去年の8月にも北岳に登っているので、約1年ぶりの北岳でした。
[1日目]
03時30分
レンタカーでメンバー全員を拾って南大沢を出発しました。本当は03時00分に出発する予定だったのですがグダグダで遅れました。芦安駐車場から05時30分発のバスに乗らないと、次のバスまでめちゃ待つことになるのですが、カーナビ君はギリギリの到着時間を示していて焦らせてきます。ドライブテクニックで時間を巻く!なんてこともできず、とりあえずカーナビに従って運転。
芦安駐車場までかなり近くなってきたところで、臨時駐車場の看板が見えてきました。どうやら、連休2日目ということもありメインの駐車場が満車になっていて、我々は手前の市役所?に駐車していいとのことでした。しかも途中の道路でバスを拾っていいとのことでしたので、バスに乗り遅れることはなくなりました!勝った!
05時20分
芦安駐車場の手前でバスに乗車。すでにバスの座席は埋まっており立ち乗りになりました。ここからが地獄の始まり…。寝不足+立ち乗り+山道のコンボ攻撃で広河原に着く頃にはみんなグロッキー状態に。広河原で休憩してから出発することになりました。
07時30分
広河原を出発。写真を振り返ってみると春名は元気そうです。
広河原から白根御池小屋までは森林の中の急登が続きます。よく整備されていて歩きやすいです。
09時20分
白根御池小屋を通過。
そこから少しトラバースすると大樺沢に出ます。八本歯のコルまで急登が続き、前半はガレ場、後半はハシゴの連続。前回も通った道ですが、今回は天気が良かったので鳳凰三山を見ながら登れました。
そして1日目は北岳は素通りして北岳山荘へ向かいます。
12時30分
北岳山荘到着。
良い景色を眺めながらお昼休憩。
ここら辺からは「天空の縦走路」と言われるように、最高の景色を楽しみながら歩けます。日差しが強かったので長袖で行くのもありでした。長袖キャプリーンを着ている春名は定期的に「俺、長袖一度もまくってない」と謎のアピールを入れてきます。
14時15分
間ノ岳登頂。
日本国内で奥穂高岳と同率で標高第3位の山です。平べったい山頂をしていたので、もうちょっと身長を盛れば奥穂高や北岳にも勝てそうです。
ここから見た農鳥岳の山容がめちゃカッコよかったです。寝床の農鳥小屋まではあと少し!
15時20分
農鳥小屋到着。
名物のおじいさんがいるそうですが、今年はいないみたいです。食事準備とテント設営の役割分担をして作業に取り掛かります。
アルプス縦走に向けて、高野豆腐を使った麻婆豆腐を試作して夜ご飯としました。お腹がいっぱいになったら後は快適なテント内で寝るだけです。
!!??!?
やっちまいました。テント本体の袋の中にフライシートがありました。
無いものはどうしようもないです。天気が良かったのでフライシート2枚をそれぞれ敷布団と掛け布団にして寝ることに。雨が降ったら避難小屋に逃げ込みます。
風が当たりにくい岩場の陰で寝ましたが、近くに景色が良いポイントがあったので多くの人が横を通っていきました。もちろん奇異の目で見られていました。
横になってみると、意外と快適ですぐに眠りつけました。そして夜中に目を開けると…
夜空にいっぱいの星が見えました。甲府の街の光も綺麗です。
テントから出なくても寝ながら星空が楽しめます。天井がないからです。
たまにはこんな寝方もありかも。(二度とやりません。)
[2日目]
02時30分頃
起床してサブザックで農鳥岳へ出発。
今回の山行は日本アルプス縦走計画に向けた特訓も兼ねており、早朝の真っ暗な中での歩行練習になります。知っての通りテント泊の予行演習は全くできませんでした。
03時50分
農鳥岳に到着。
日の出が見たかったのですが、着くのが早すぎました。
だらだらしてその時を待ちます。
かなり明るくなってきました。日の出を待つことに飽きたので戻ります。
05時30分
テント場に戻りザック整理をして出発。
07時00分
間ノ岳。昨日より天気が良い感じ。
09時45分
北岳。1年ぶり。
13時10分
広河原バス停到着。帰りのバスも立たされました
この山行で学んだことは、「しっかり持ち物を確認しよう」です。これで日本アルプス縦走もばっちりです。大切なことに気づくことができて良かった良かった。
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20230810-14インドネシア リンジャニ山
http://tmualpine.exblog.jp/30414600/
2023-08-15T22:55:00+09:00
2023-08-15T23:32:02+09:00
2023-08-15T23:32:02+09:00
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海外
部活の山行ではなく個人の活動ですが、経験の共有のために書きたいと思います。8月10日〜14日の5日間、インドネシアで2番目に高い火山である、ロンボク島のリンジャニ山(3726m)に行ってきました。3日間のトレッキング、前後1日の移動日を含むツアーに参加しました。
8月10日
午後2時頃にロンボク国際空港をミニバスで出発し、途中で買い出しなどをしながら麓の村まで3時間以上かけて移動しました。インドネシア国内の他の場所からの参加者も集合して、夜にミーティングを行います。参加者は全部で28 人。自分以外全員インドネシア人ですが、程度の差はあれ殆どの人は英語が話せます。宿泊所は簡素な場所で、床で雑魚寝というスタイルです。それでもよく寝れました。
8月11日
荷物と共にトラックの荷台に乗って入山届を提出する場所まで移動します。といっても手続きは全部ガイドがやってくれるので、待っている間に写真撮影をしていました。インドネシア人はセルフィーが大好き。
再びトラックの荷台にしがみつき、登山口まで行きます。そこからはバイクに乗せてもらって2号目まで爆走しました。オフロード仕様のバイクでトレイルを駆け抜けるノーヘルドライバーに命を託したこの瞬間が、今回の全行程で一番身の危険を感じた時間でした。
2号目に着くと、いよいよ登山開始です。トレイルは乾燥した砂地の滑りやすい表面で、日本の山とは環境が違うことをすぐに実感しました。登山用の靴を履いていても滑りやすいこのトレイルを、重い荷物を担いで、しかもサンダルでスタスタと登ったり降ったりできるポーターは、別次元の人間にしか見えなかったです。それもここにいるポーターの物を運ぶ手段は背負子や登山用ザックではなく、棒の両端に籠やザックやテントをくくり付けて、それを肩にかけて片手で抑えながら歩く、というものです。文化の違いですが、自分の目にはやはり背負子の方が楽に見えます。
3号目、4号目、と登っていくと14時55分、ついにキャンプサイトに到着しました。そこからの眺めはまさに絶景で、見上げればここから真っ直ぐトレイルが続いている山頂が、眼下には火山活動によって形成された湖の上を流れる雲が美しく、本当に来てよかったと思いました。
ただその一方で、足元に目を向けると信じられないほどゴミが散らかっています。登山客で溢れかえる富士山の比にならないレベルです。ここでは文化と自然を重層的に見る思いがします。
夕方、美しい夕焼けを眺めながらポーターが調理してくれた夕食を食べて、4人用テントに4人で寝て、明日に備えました。
8月12日
午前1時に起床し、山頂へ向けて出発しました。最初はなんとなくまとまっていたグループも歩き始めてすぐにバラバラになり、いつのまにか自分1人で歩いていました。ツアーといっても厳密に参加者全員がガイドの目の届く範囲で歩くわけではないので、ここら辺の感覚は日本と違うかもしれません。
ふと空を見上げると、星空が綺麗でした。ロンボク島に大都市は無く、この地域で明るいのはせいぜい隣の島のバリの一部くらいなものでしょう。もしかしたら自分が今までに見た星空で一番美しかったかもしれないです。
道はとにかく長く変化のない登りで、山頂は見えているのになかなか近くならず、次第に自分が本当に登っているのか分からなくなる感覚を覚えました。ソイジョイでは誤魔化せない空腹と想定以上の寒さで体力を奪われながらも一歩ずつ進んでいくと、6時20分、ついに日の出を迎えました。陽が上るまさにその瞬間というものは、いつどこで見ても自然の存在をそのままに受け止めることができる素晴らしい時間だと思います。山頂はもうすぐ近くでした。少し息を整え、6時49分、遂に3726m地点に到着しました。完璧な空で、バリ島の山も雲の上からその姿を見せてくれました。ただ、人で溢れかえっていたので写真を撮り、長居せずに下山しました。
下山は富士山の下山と同じように、ジグザグに足を運ぶとすいすい降りれます。2時間でキャンプサイトに戻りました。
温かい食事を摂った後、全員下山するのを待ち、昼になってようやく今日の宿泊地である湖に出発しました。
この区間では先頭のガイドさんと同じペースで歩ける数名と共に歩きましたが、これは山岳部の通常のペースくらいという感覚でした。殆どの人は日本の登山でいうコースタイムよりも時間がかかる印象です。それもそのはず、そもそも多くのインドネシア人は歩くのがゆっくりなだけでなく、休憩の度にタバコを吸ったりお喋りに盛り上がったり、何かと時間がかかります。そして所要時間は一番遅い人に合わせているので、ガイドに5時間と言われたら実際はその半分くらいの時間で歩ける距離だということが分かってきました。
出発から3時間後、空腹と眠気に襲われながら、濃い霧に覆われたキャンプサイトに到着しました。
夕飯が美味しかったです。
8月13日
湖畔のキャンプサイトは標高2000mほどで、朝はかなり冷えました。湖に手を入れてみると微妙に温かったので驚き、インドネシア人に聞くと火山活動のせいだと思うと言っていました。
今日は麓に帰るだけですが、一番長く歩いた日でした。途中の川ではみんな水浴びをしたり足を水に入れたりしてリフレッシュしていたので、自分も真似して靴下を脱いで足を冷やしていました。
大きな滝もある巨大な渓谷沿いを進む本日の行程では、誰かが景色を見て「ジュラシックパーク!」と叫んでいました。確かに恐竜が潜んでいそうな雰囲気があります。
ツアーで提供される最後の食事として、ポーターがスパゲッティを調理してくれました。ただ、フォークの用意はなかったみたいです。
徐々に視界が無くなり、森に突入しました。熱帯特有の植物を観察しながら歩くのも楽しいです。今日のコースはバラエティに富んでいました。
いよいよ下山を目前にしていた時、1匹のハチが現れて自分の周りを飛び始めました。ハチが離れた時を逃さず、ずっと一緒に歩いてきた年の近いインドネシア人とゴールまで駆け抜けました。
総じて、トラブル無く山行を終えることができて良かったです。1年生の頃から行きたいと思っていたので、コロナ禍を経て2023年になってやっと叶えることができ、感動しました。
大変だったことは、砂埃です。日本の山ではあまり気にしたことがなかった砂埃ですが、周りの人はバンダナやネックウォーマーなどで鼻と口をしっかり覆っており、自分の対策不足を後悔しました。また、2日目の山頂登頂後に日焼け止めを塗るのを忘れていて翌日の日焼けが酷かったです。油断禁物ですね。さらに、これはどうしようもないですがインドネシア人参加者の多くはかなりのヘビースモーカーだったので、タバコが苦手な人には辛いです。
1人、もしくはペースの合う2人で歩いている区間もそれなりにあったので、ずっと団子になってわいわい登る感じではなかったです。フリーで気が楽ですが、他の人から離れると途中で何かアクシデントがあってもガイドはすぐに気付けません。
最後になりますが、外国人はガイド、ポーター無しでリンジャニ山に登ることはできないので、もし行きたい場合はトレッキングツアーに申し込むことになります。今回はインドネシア国内向けのツアーに参加したので、空港から山の麓までの移動と宿泊、テントと食事の用意、ガイド、ポーターが付いて約2万円でした。外国人向けのツアーはもうちょっと高いかもしれません。もしインドネシアでの登山を考えていたら、ぜひ連絡してください。
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20230706-07 富士山 泊
http://tmualpine.exblog.jp/30372620/
2023-07-07T23:12:00+09:00
2023-08-03T16:05:31+09:00
2023-07-07T23:12:31+09:00
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その他
メンバー M1 北原(記録) B5 笹野
7月6日ー7日
山開きが過去1,2年のコロナウイルスによって中止されていたので、今年度の富士山登山者が増えているとニュースで報じられています。さておき、我々も卒業まじかなので富士山くらいは登っておくかと思い腰を上げました。
1日目
馬返し10:00ー1合目10:18ー2合目10:40ー3合目11:03ー4合目11:26ー5合目12:17ー6合目12:50ー7合目富士一館14:30
お互いに体が鈍っていたので、無理をしないペースで行くことにしました。のんびり登山です。
大月から富士急に乗り換え富士山駅へ。駅から歩いて向かうつもりでしたが、登山口まで安値でバスが出ているとわかり、直前で予定変更し乗り合わせバスに乗り合わせることにました。
駅前から全体像を拝みます。
登山口の馬返しに1000到着。なんでもここからは馬が入れない勾配になっているとこだとか。景色はよくある登山口と変わらず、新緑に包まれ静かで厳かな雰囲気です。
そのまま同じバスに乗り合わせた方々とともに出発しました。1合目、2合目の標識にしっかり高度が書いてあるためにどれほど上昇しているのかがわかります。ただ、木々に囲まれているせいか、富士山に近づいている感覚はあまりなかったですね。
また駅前から五合目までの区間でトレランをしている方々と何度か出くわしましたしていました。バスの運転手の話によれば、7月末日に山頂まで往復する富士山レースがあるそうで、それに向けてのトレーニングをしている最中のようです。皆さん身体が引き締まっていました。
そのまま木々の中の小道を突っ切って標高900m分登りました。5合目2305mでも写真くらいの低木が生い茂っていましたね。
五合目表示から車道をまたいでしばらくいくと開けた佐藤小屋です。河口湖方面のバスから来た登山者らと合流ポイント。開けて眺望がよろしい。
多くの外国語が飛び交い、さらにはお馬もいらっしゃったりして、ここは日本なのか、?
7合目へ向かいます。低木が消え、シダや地苔類に植生が変わっていきました。道はとてもきれいに整備されており、固められた礫の上に若干の砂や泥がしいてあります。かなり上りやすい道をクネクネわたって登ってゆきます。単調ですけど、これがここからの登りのおよそ7割です。
10人ほどでゆっくり上る団体登山者、ガイド連れの外国人集団、明らかにハイペースすぎるヘッドホンをつけた男の子など、普段の山では見ないような方々がおりました。
これらを抜け7号目到達。ここまで来ると道にも火山質の大岩がゴロゴロしてきます。そしてまた小屋がかなり狭い箇所にちんまり鎮座しています。
今回は無理をせず小屋泊りです。テントを持ち込めませんし。泊まる小屋は富士一館。7合目から数えて4つ目の小屋です。14:30に到着しましたが、チェックインは15時。それまでゆっくり本を読んでいました。
夕食に提供されましたカレーです。 シンプル...!↓
ここの寝床はドミトリー形式でした。マットと寝袋と毛布がありかなりきれいでたしたよぉ。 時間があったので、紙とペンで静かに絵しりとりをしていました。
→20:00ごろ就寝。 皆さんマナーがよくて静かに眠れました。
2日目
出発3:50ー八合目4:40ー本八合目5:40ー九合目6:34ー火口7:10ー剣ヶ峰8:09ー吉田口下山道9:00ー六合目10:44ー11:10スバルライン12:07
朝 3:30起床。 腹ごしらえをして出発しました。 ガスがつかないトラブルがありましたが、大事には至らず。
4:40八合目 中腹ですがご来光。山中湖にかかった霞がたなびき、火と水と雲のアートを作っていました。またちょうどこのあたりで標高3200m超えます。beyond北岳。
5:40 本八合目 ここでは須走ルートと合流します。 どこの小屋の前でも外国の方々がたむろしていたのが印象に残っています。また小屋の開店時間も早く、4時半くらいからはすでにお店番がついていました。困ったらここで飯をいただくのもありかも、値段が高いけれど。
道は写真を参考に。砂と小石を混ぜた道に杭とロープで方向づけしジグザグ。5合目よりも若干険しくはありますが安全すぎて物足りない...。
時間的にご来光を拝んでから降りてくる下山者と交差します。すれ違いの機会が多く大変でした。
ちいさなお社のある九合目をぬけ 富士浅間神社着 7:10 頂上はちょうど団体が抜けていった後だったので、すいていました。
一息ついてお鉢廻りをしました。時計回りで剣ヶ峰へ。 内側(火口側)も外側(景色)も堪能しました。
火口には火山岩が散見され、褐色化した岩石模様が特徴的です。火口底部も見えました。
景色の方は足取りをすすめていくと、伊豆半島、駿河湾、富士宮市街地、が見えてきます。
最後の坂を登り切り 剣ヶ峰到着 8:09 写真は最後の坂
観測所もあり、スペースが限られていました。達成感からか自然と登山者同士の会話が自然と溢れていました。
お鉢周りを続けます。北西方面の南アルプスをバックに写真
他方火口まわりは、禿山の道です。まるでオーストラリアの露天掘り鉱山の中にいるみたい。
8:55には、一周しました。お鉢回りは距離にして1.5kmなそうで,ゆっくり歩いて40分程度です。高度ゆえか身体の動作が若干鈍くなった感覚を覚えます。
そしてここから下りです。下山道を見つけて猛スピードで降りてゆきました。ここも道が広くブルドーザーで通れるほど滑らかな作りになっているのですいすい進みます。
途中、明らかに朝に飛ばした反動でダウンしている様子の方々が路端で静止していました。南無三。
地形のほうだと、下山ルートでは赤土が多くみられました。火山灰が酸化してできた地層だとか。赤土の上を雲の中にむかっていく姿はこれまた日本にいるのかと疑問に思わせます。
11:10にスバルライン五合目着。 小石が靴に入る程度しかストレスがなく、すいすい下れました。
スバルラインは富士山周り最大であるため、バス待ちの人だかりや食事屋や物産店が並んでいました。かなり込み合っている様子に驚きつつも、これにて富士登山は終了です。
総括としては、道がかなり整備されているので、かなり足腰への負担が最初から最後まで少なかったです。高所の空気の薄さは感じつつも、体力・時間的にかなり余裕をもって登れました。お互いに、これだから「文化」遺産なのだよな~、とうなづきあいました。
以下メモ
・とにかく人が多いです。さらには明らかな初心者の方や外国人も多いです。道を譲ったりに限らずさまざまな気遣い普段よりも心がける必要があります。
・バス等の情報に気を配って行くといいと思います。我々は当日朝に登山道までのバスがあることを知りました。
・小屋泊しましたが、小屋周辺ではバーナー使用禁止です。お湯は水と同じく買う必要があります。
・上のような独自のルールがあるので下調べは充分に
・外国の方に道を聞かれたりトラブルに立ち会うことが普段より多いです。ある程度英会話できるといいことがいっぱいです。
・標識が多いため標高と距離について何度も確認できます。速度調整にうってつけです。
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20230617 第一回 奥武蔵ロングトレイルレース
http://tmualpine.exblog.jp/30372361/
2023-07-07T17:35:00+09:00
2023-07-07T17:35:05+09:00
2023-07-07T17:35:05+09:00
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トレイルラン
メンバー:池上(3年) 松本(2年)
満を持してついにブログを書くことになりました、2年の松本です。白馬村生まれ白馬村育ちの山小僧です。
今回は6月17日に埼玉県の飯能市で行われた、第一回奥武蔵ロングトレイルレースのショート35キロの部に出場したので報告します。
大会の約1ヶ月半前に急遽出場することになった2023年初のレースです。冬と春は地元で山スキーに没頭していて、ランニングは約3ヶ月ほどサボっていたため、練習を詰め込んでなんとか走られる身体に仕上げました。
少し練習内容を振り返ります。基本の練習は13〜20キロのペース走(4;00~4;20/km)。週末には関東周辺の山に出かけ、距離を踏みました。なお大会の試走は一度だけ行いました。
↑5/1 丹沢にて
↑バイト終わりに帰宅ランをしてみたり
↑大会の試走(実は試走の方が本番よりタイムが良かった
↑部活の友達とナイトハイキング
スタートしてから14キロ地点の吾野駅まではアップダウンが激しいのでペースをかなり抑え、吾野駅から顔振峠の約300mの登りから徐々にギアを上げ、後半ペースアップするという作戦を立てていました。
↑バイト先の先輩と
スタートはA(3;30以内) B(4;30以内) C(4;30以上)と、フルマラソンのタイムによっておおよそのグループ分けがなされ、時間差をつけてスタートしました。
僕はAグループの後方からスタートし、前の集団から溢れてくる人を拾いながら吾野駅を目指しました。低山ながらも心が折られるようなアップダウンで、飯能アルプスと言われる理由がよくわかります。
↑試走時に撮影したもの。前半はトラバースがほとんどない。
すでに気温は30度近くまで上昇し、季節外れの暑さに焦りながらも全体の20番ほどで作戦通り余裕を持って吾野駅のエイドに到着しました。ボランティアの方に前の集団とのタイム差を聞き、顔振峠までに追いつけるのではないかと踏んでペースをあげます。
約300mの高低差を必死に駆け登り、顔振峠に到着した途端、どっと疲労がやってきました。前に追いつこうと急にペースを上げすぎた代償でしょうか。脚が攣らないギリギリのラインのペースを維持し、すぐ先の阿寺諏訪神社エイドに到着しました。せっかく追いついた集団に離されまいとソフトフラスクに水を補給し、休まずに先を急ぎます。
↑試走時に撮影したもの
しばらく走り、20キロを過ぎたあたりから身体に異変が生じ始めます。手足が少し痺れ、ジェルも身体が受け付けなくなってきました。軽度の熱中症だろうと思い、少しペースを落として塩と水を補給し、身体が回復するのを待ちます。この辺りで女子トップの招待選手に抜かされてしまいました。
↑試走時に撮影したもの
しばらくして26キロ地点、最終エイドの長念寺に到着しました。すでに150%の力を出し切ってしまいました。先頭集団を走っていた選手が救護エリアに運ばれており、この大会の過酷さを改めて実感します。当の本人も熱中症気味でフラフラのため、ここで長めに休憩を取ります。休んでもなかなか体調は回復せず、ここで棄権しようかとも考えましたが、気持ちででゴールを目指そうと先に進むことを決意します。
エイドを出るとすぐに高低差約200mほどのピークが無慈悲にも待ち構えています。両脚が攣りながらも体を奮い立たせて駆け登ります。この先は正直よく覚えていません(笑)
最後のピークを過ぎて市街地へ降り、ラスト約2.5キロはロードです。日光を遮るものは何もありません。こんなにも長く感じた2.5キロは初めてでした。ゴール手前で道を間違えてしまい、600メートルほど長く走ってしまいましたが言い訳はしません。これも純然たる実力なのです。
ゴール❗️❗️ 全体だと約900人中36番でした
❗️❓
↑点滴打ちまくってなんとか起き上がった
病院に運ばれました!どーん!
実はゴールした後に熱中症&胃腸トラブルで嘔吐を繰り返し、結構まずい状態になっていました。本来は途中で棄権するべきだったかもしれませんが、大会ということもあって無理をしてしまいました。猛省。助けてくださった皆さんにこの場をお借りしてお礼を申し上げます。ありがとうございました。
さて、まとめに入ります。今回はタイムや順位はもちろん、内容面でもあまり納得のいかない結果になりました。しかし、トレイルの大会に固執するつもりはありません。登山・トレラン・スキー・マラソン。バランス良く楽しむのが僕のスタイルです。これからも夏のアルプス縦走や一年後の海外遠征に向けてトレーニングを頑張りたいと思います。
大会の関係者の方々及びボランティアの皆さん、暑い中でしたが素晴らしい大会をありがとうございました。
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20230618 天王岩クライミング
http://tmualpine.exblog.jp/30357278/
2023-06-23T01:43:00+09:00
2023-06-23T19:36:57+09:00
2023-06-23T19:36:57+09:00
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未分類
こんにちは!一年の原です。ブログを書くのは初めてです。拙い文章になっていると思いますが、暖かい目で読んでいただけると幸いです。今回は6月18日にに行った天王岩クライミングの活動報告をしたいと思います。
天王岩の最寄り無料駐車場までは渡辺先輩の運転で車で向かいました。途中皮手袋を買うためにワークマンに寄ったり、サマーランドに向かう客の車の渋滞に巻き込まれたりなど、なかなか思ったように進めませんでしたが、2時間ほどで駐車場に到着しました。
そこから徒歩でだいたい30分ほど歩き、ついに天王岩と対面です。
10メートルは優に越える圧倒的な岩壁です!自称岩ファンとして非常に興奮しました。
今回私たちが登ったのは初心者向けである下の岩場です。
まずは渡辺先輩がリードクライミングでトップロープを張ってくださり(ビレイヤーは吉田先輩が担当してくださいました)、そこから順番で登っていきました。
外岩はジムと違ってどのルートで登るべきかを自分で探さなければならないので難しく感じました。また、岩肌が少し滑っている場所があって少し登りにくかったですが、これでこそ自然の岩!と考え楽しく登ることが出来ました。
このルートで一通り登ったあと、同じ所を登るグループと別のルートを登るグループに別れ、私は別のルートに挑戦してみました。
人生初のリードクライミングで緊張しましたが、トップロープとは違うスリルがあり、登りきったときの達成感も段違いでした(一回壁に激突しかけましたが…)。
4時半ごろまでそれぞれ思い思いに登りました。まだまだ登っていたかったですが、腕の疲労もピークに達したこともあり、また今度登りに来ようと強く決意し充実した気持ちで帰路につきました。
帰りは細井先輩と吉田先輩が交代で運転してくださいました。また渋滞に巻き込まれましたが、明るいうちに大学に到着することが出来ました。
今回はメンバーの5人中4人が外岩初体験でしたが、日々の練習の成果のためか特に戸惑うようなこともなく、ジムにはない高揚感を味わうことができ、最高の経験になりました。
車を運転してくださったり、登り方やビレイのやり方を教えてくださった先輩方本当にありがとうございました!
また近いうちに登りに行きたいと思います!
ここまで読んでくださってありがとうございました!
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20230604 甲斐駒ヶ岳ピストン
http://tmualpine.exblog.jp/30345654/
2023-06-13T17:43:00+09:00
2023-06-26T10:44:26+09:00
2023-06-13T17:40:24+09:00
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未分類
行程:尾白川渓谷駐車場-笹ノ平分岐-刀利天狗-七丈小屋-甲斐駒ヶ岳-七丈小屋-刀利天狗-笹ノ平分岐-尾白川渓谷駐車場メンバー:佐藤(2年)、渡辺(2年)、松本(2年)、春名(2年)、Ahmed(大学院1年)、西沢(1年)
こんにちは。1年の西沢です。この度、6月4日に行った甲斐駒ヶ岳ピストンの報告を書かせて頂くことになりました。初の投稿なので温かい目で読んで下さると嬉しいです。精一杯書かせて頂きます!
・6月4日 AM1:30
山梨県の尾白川渓谷にやって来ました。いよいよ日本三大急登のひとつへの挑戦が始まります。自分にとっては山岳部としての初の本格的な登山です。東北の山で育った自分が、憧れの”山の男”になるための第一歩です。アドレナリンが出ます。心配されていた雨の影響もなく、山行は穏やかにスタートしました。空には夏の大三角が見え隠れしていました。今回の山行は、新入部員であるAhmedくんと僕を4人の頼もしい先輩が引っ張って下さるという形です。僕は先頭を行く松本先輩を追いかけ、最初から平坦ではない道に足を乗せていきました。早速汗が流れてきます。松本先輩は一人で登るときはこの4倍のスピードで登っているらしいです。流石先輩です。僕もいつかそんな風になれるように頑張ります!
・AM4:30
山を登っていると時間があっという間に過ぎるということを僕は今回の山行で知りました。もう夜明けです。眼下の田んぼの水に光が反射して綺麗です。「日の出」を見る機会なんて今までそうそうなかったことを思い出しました。
・AM5:00
「刃渡り」と呼ばれるものが現れました。文字通り刃のように左右が切り立った尾根を進んでいきます。断崖が広がっているところもあって、危険と隣り合わせということを実感します。ワクワクしますね。
段々疲労を感じ始める頃です!
・AM6:30
道がさらに険しくなってきました。登山も後半戦です。
ここから先は、山頂まで行くグループと途中の七丈小屋まで行って折り返すグループに別れることになりました。自分は佐藤先輩、春名先輩と一緒に山頂まで挑戦します。
・AM7:20
七丈小屋に到着しました。山頂まではあと(標高)600mもありません。最後の休息をとってラストスパートです!
ここからの道が本当に険しかったです。植物や土が減ってきて岩が多くなり、冷たい風が吹いてきます。雪やつららもありました。雪を齧って体力回復です。
視界は開けていて山頂に着く前から圧巻の景色を眺めることができます。が!眺望に感動するのは登頂してからのお楽しみなので、後ろは振り返らず目の前の岩を越えることに集中します。
ところどころに鉄剣が置いてありました。歴史を感じます。人々は昔からこの険しい山を登って来たんですね。そう思うにつけ、最初に山に登ってみようと思った人は本当にすごいなぁと感心します。
そして・・・
・AM8:48
ついに登頂です!やりました!
本当に景色が素晴らしいです。晴れてたのはツイてました。山頂からは、南アルプスを始め、富士山や北岳も眺めることができます。日本のトップ2を一度に見られるなんて贅沢ですね!
・AM9:20
登頂することだけが登山ではありません。ピストンなので、同じ道を下山していきます。全く同じ道だと飽きそうかもと思っていましたが、往路と復路では景色の見え方が全然違うんですね。あまり気にせず、サクサク降りていきます。しかし険しさは変わらず。むしろ危険度は高まっています。
・AM10:30
七丈小屋に到着しました。我々3人は1500円の「甲斐駒ヶ岳てぬぐい」を購入しました。1本500円のコーラ(普通のペットボトル)も飲んでみたかったですが、先を急ぎます。
下りも結構キツかったです。足の痛みと闘いながら、1時半には尾白川渓谷駐車場に到着しようと歩みを進めます。特に最後、夜中に登ってたところを降りるときは、同じような景色が続いたこともあり本当にキツかったです...!しかし春名先輩から頂いた酸っぱいグミのお陰で気力を取り戻すことができました!クエン酸凄い!
・PM13:30
ついに尾白川渓谷駐車場に到着です。渡辺先輩、松本先輩、Ahmedくんとも合流しました。脚が言うことを聞きません...。ここからは佐藤先輩のお父さんが運転する車で東京の部室まで向かいます。佐藤先輩のお父さんには、前日の夜部室から尾白川渓谷駐車場に来るときも運転して下さいました。本当にありがとうございました。途中SAでご飯を食べて、帰りの車では泥のように眠りました。
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以上が今回の甲斐駒ヶ岳ピストンでした。1年生のこの時期に甲斐駒ピストンというのは、なかなかないことだそうです。先輩方のお陰で無事達成することができました。ありがとうございました。感動の体験を沢山させて頂きました。景色も勿論ですが、何よりも登山をする「人」に感動しました。他の登山客の方々とすれ違うとき、お互いに「お疲れ様です」「あとちょっとなので頑張って下さい!」と言い合うんです。山をやってる人はみんな良い人なんだなぁと感動しました。僕も良い人になって、憧れの”山の男”になれるよう引き続き頑張っていきます!
ここまで読んで下さってありがとうございました!
(1500円の手ぬぐいってよく考えたら高いな!)
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20230527 雲取山ピストン
http://tmualpine.exblog.jp/30342264/
2023-06-09T10:16:00+09:00
2023-06-09T10:16:34+09:00
2023-06-09T10:16:34+09:00
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トレイルラン
行動時間11:30
こんにちは。
2年の渡辺です。
5月27日に行ってきた、雲取山ピストンの報告をしていきたいと思います。
0:30奥多摩駅(スタート)
22時に部室を出発し、最終便で奥多摩駅へ向かいます。0:10に奥多摩駅に到着し、準備を進めていきます。奥多摩駅から登山口まで市街地を抜けますが、やはり山道じゃないと道が分かりにくい。少々道に迷いながらスタートしました。
1:00登山口
奥多摩駅を出発し、30分で登山口に到着しました。ナイトハイクはソロで行った際に、ことごとくイノシシやら野生動物に遭遇し恐れおののき距離をとっていた私ですが、パーティーで登ると全然怖くない!ライトも3倍、話しながら登れるので安心して登れます。やはり山は一人で登るべきではないのか...
3:50鷹巣山
この時間になり、東の空が明るくなってきました。日の出は5時くらいだったはずですが、標高が高い分日の出も少し早くなるのでしょうか。ヘッドライトを装着しながらの行動もなかなか楽しいですが、やはり日の光を感じると安心します。
4:30日陰名栗山
ここで大休憩を取り、朝日を眺めました。南東側が原っぱになっており眺めがすごくいい!富士山も良く見え、気持ちがいいです。
5:40七ツ石山
日陰名栗山から林がきれいで歩いていて本当に気持ちがいいです。完全に朝を迎え、スピードアップしていきます。
6:40雲取山(到着)
ここで目的地に到着です!深夜0時に出発して6時間、やっとゴールです(来た道を戻らなければいけませんが...)!小雲取前の急登はなかなかキツかった。朝早いですが、意外に他の登山客がいました。雲取山荘、七ツ石小屋からの方々でしょうか。お互いにこんな朝っぱらからようやります。雲取山標識を背に集合写真を撮って撮られて...天気がめちゃくちゃよかったです。これなら沢登り隊も気持ちよく登れるでしょう。
7:00雲取山(スタート)
さあ、6時間かけた道を帰ります!目標は奥多摩駅に12時到着。ついでに往路で取れなかったピークを全制覇して帰りましょう。
8:30日陰名栗山
再び戻ってきました、日陰名栗山!やはりきれいな山頂ですね。今回一番のお気に入りのピークです。
9:10鷹巣山
ここらあたりで少し疲れてきました。しかし、先頭を立ってくれている松本がすっごいヤツで、ペース配分、休憩の入れ方が絶妙でいつも以上にパフォーマンスを発揮できている気がします。春名も明るいヤツで、場を盛り上げて楽しく山に登れます。本当にいい仲間に出会えました。
10:00六ツ石山
六ツ石です。ここは道から少し離れたところにピークがあり、標高差200m。今の私たちにはとてつもなく高く見えます。だがしかし、どうせ来たなら全ピーク踏みたいじゃないですか。体を奮い立たせて登っていきます。
11:30登山口
何時間ぶりのコンクリートでしょうか。まだ山にいたい気もしますが、降りてきた安堵感もあります。
12:00奥多摩駅
目標の12時ちょうどに到着しました!長かった...総歩行距離41km、登り3200m、下り3200m。頑張りました。完徹なこともあり、電車に乗っとたん春名が寝ました。今なら早寝大会でのび太にすら勝てるかもしれません。
下山後は、奥多摩駅でワサビソフトなるものを食べてみました。「変な味があれば食べてみたくなる!」という好奇心で食べてみましたが、ピリリとしたワサビの辛味がアクセントになりかなり美味しい。疲れた体に沁みました。あとは帰り途中に丸亀製麵により、うどんを食べてきました。下山後の飯、これが何よりも旨いです。
今回はナイトハイク×長距離で殻を破れた気がします。夏に予定している縦走では3時スタートの日が多くなる予定ですので、ナイトハイクの練習もできて本当に有意義な山行でした。
では、次回のブログにこうご期待!
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20230527 ダルマ沢(丹沢)沢登り
http://tmualpine.exblog.jp/30341907/
2023-06-08T21:46:00+09:00
2023-06-09T17:56:13+09:00
2023-06-08T23:01:47+09:00
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未分類
こんにちは、2年の佐藤です。5月27日に沢登りに行きました。今年はなるべく記録を残したいので軽くまとめておきます。
ちなみに同じ日に、2年の渡辺と春名と松本は奥多摩駅と雲取山をナイトハイクで往復したそうです。そっちも行きたかった。
まず、Y沼くんが忘れ物をしたそうで予定を変えて橋本駅周辺でレンタカーを借りて部室に寄ってから虫沢橋に向かいました。車で登山口まで行くのは便利ですね。運転手になると大変そうですが…。山田さんありがとうございました。
虫沢橋から沢登り開始。私と西沢くんは沢登り初体験です。沢登りの地図読みを教えて頂きました。川の中を歩くのは新鮮で天気も良いので気持ちいいです。
↓1つ目の難所。この滝は登れないので左側から登るのですが、足場がとても崩れやすかったです。
↓2つ目の難所。先に山田さんが登って支点構築して、私達はトップロープクライミングで登りました。滝の水量が多くて大変でした。
この2つ以外は特に問題なく登れたと思います。それよりも今回の山行はヒルが鬱陶しかったです。尾根まで登った後の着替え中、足が血まみれになっているのに気が付きました。
今年は去年よりも幅広く登山を楽しみたいと思っていたので沢登りは良い体験でした。山田さん、橋本さんありがとうございました。
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20230505~06 鶏冠山‐甲武信ヶ岳
http://tmualpine.exblog.jp/30316073/
2023-05-07T18:16:00+09:00
2023-05-07T18:16:25+09:00
2023-05-07T18:16:25+09:00
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低山バリエーション
行程(1日目)西沢渓谷入口1000-鶏冠山1425-甲武信小屋1710
行程(2日目)甲武信小屋0600-破風山0730-雁坂嶺0830‐沓切沢橋1030-道の駅みとみ1120
こんにちは。2年の渡辺です。
GWの山行として鶏冠山、甲武信ヶ岳に行ってきました。
1日目、南大沢駅を6時に出発し塩山駅へ向かいます。塩山駅からはバスに乗り西沢渓谷入口に向かいます。GWであったためかバスが増便されており、乗客全員が席に座れ、快適に向かうことができました。
西沢渓谷入口に到着し、準備をします。降車駅からすでに、今日目指す鶏冠山が!なかなか岩々としており、確かにニワトリの鶏冠(トサカ)のようです。下から見ると本当にルートがあるのか不安になります。準備中メンバーひとりが尿意を催しトイレを探しにどこかへ...なかなか帰ってきません。いったいどこまで行っていたのやら。
1000 西沢渓谷入口出発です。出発してすぐは、登山客や家族連れの方々とすれ違います。家族連れの方々は下のテント場から散歩しに行っていたのかな?歩くと10分も経たないうちに、トイレがありました。下でトイレを探しに走る必要はなかったようです...しかもぼっとん便所ではなく水洗式。
1025 二俣吊橋。真っ白な河原です。水もきれいで、今すぐ泳ぎたくなります。その後、河原へ降り、川を渡ります。あまり、渡渉に慣れていない様子で、意外と時間がかかりました。ゲイターなんか付けてると、太ももまで水に突っ込んでも大丈夫なんですがね。奥多摩、奥秩父の山行を顧みると、どこも橋がかけられていて、川に登山靴で踏み入ることが少ないようですね。乗っていい石の見極め、登山靴が何処まで水に使ってよいのか、どこまでで大胆に入水できるか、確かに経験が必要ですね。新たな発見でした。
川を渡った後は、沢沿いをほんの少し登ります。涼しくて気持ちがいい!そういえば、今月末にOBの山田さんが計画している沢登りも楽しみです。沢沿いのルートはすぐに終わり、次は尾根へと昇る急登です。ひーこらいいながら登りましたが、途中でシャクナゲが見事に咲いており、楽しめました。それに、急登って一気に標高を稼げて嫌いじゃないんですよ。
鶏冠山の主稜に出ると、途端に岩が増えてきました。しかし、最近力を入れている日々のビルダリングにより難なく踏破。むしろ多少のスリル感が凄く楽しかったです。
第一岩峰
第二岩峰
第三岩峰は、それらしきものがありましたが時間と、ルートが見つからなかったため、巻き道を通りました。実はすでに第一岩峰の時点で予定していた鶏冠山の通過時間1240を一時間は超えており、小屋へのチェックインを済ませる渡辺、佐藤組、残りを吉田先輩にリーダーを任せる後続組に分かれ第二岩峰あたりから別行動を開始しました。
1425鶏冠山。鶏冠山以降は岩場もなく、すいすいと進めるだろうと考えていましたが今度はシャクナゲがせり出し道をふさぎます。私は最近買い足した新品のザックに穴が開かないかビクビクでした。かわりに3年の付き合いのTシャツに穴が開いてしまいましたが...トホホ...木がせり出してザックは引っかかるわ、足元は見にくいわ、ルートは見つけにくいわで、なかなか気力を持っていかれました。まさに藪漕ぎ地獄でした。ほんとに誰もUL系のザックでなくてよかった。
1655 木賊山。そうこうしてようやく木賊山に着きました。ああ、なんて素晴らしいんだろう、整備された登山道って...残雪で道がぐちゃぐちゃでしたがなんのその!ザックが引っかからないならどんな道でも最高です。さっさと走り抜けました。
1710 甲武信小屋に到着です。何とも親切なご主人で、我々のために、場所を確保しておいてくれました!6人用のテントって場所にすごく困るんです...有り難い!ということでさっさとテントを張って、米を浸水させていると一時間後に後続隊が到着しました。ちなみに、ご主人によると鶏冠を行く場合、7時には渓谷を出発したいらしいです。
夜は特に寒いこともなく、私は一度も起きることなく寝れました。
二日目
4時頃に起き、飲み物をもって甲武信ヶ岳に向かいました。朝日を期待していきましたが、木が邪魔でよく見れませんでした。夕日ならきれいに見れたんですかね。
テントに戻り朝飯を食い、テントを片付けいざ出発。
0600 今日は雁坂峠に向かい、谷に沿って降りるだけです。残雪に苦しめられましたが、練習にはちょうど良かったです。2日目は昨日とは打って変わって、風が強く、休憩中に体温が奪われていきました。途中避難小屋があり、中を覗いてみると、なかなか使いやすそうです。非常時には薪ストーブも使え、薪もしっかりと置いてありました。またここでかわいらしいゲストが。ホシガラスちゃんです。高校性の頃八幡平でほんの刹那の間見たことがありましたが、今度はまじまじと見れました。意外と小さいんですね。それに全身白い斑点模様かと思っていましたが、尾っぽが黒いんですね。しばらく私たちの前を飛び回っていてかわいらしかったです。
0730 不破山。風がつよい。これにつきます。
0830 雁坂嶺。ここからはひたすら下りです。少し降りたところに雁坂峠があり、雁坂小屋、水晶山、沓切沢橋の分岐となっています。ここで気になる看板が。ここ、日本三大峠らしいです。はえ~、そんな有り難い場所だったんだなと、良く分からないまま通過です。あとは、少し急なくだりがあったりしましたが、なにもなく下山。
1030沓切沢橋。ここからアスファルトの道になり、夏山の予定なんかを話しながら道の駅へ。
1120道の駅みとみ。 ここでお昼を食べて、こんにゃく専門のお店に寄ったりしてバスで帰りました。春名がこんにゃくスポンジなるものを買っていたが使い心地はどうなんだろう。
以上で、GWの山行は終わりとなります。
鶏冠を行く人は、早めに出発、ザックはできるだけ丈夫で小さなもので行くといいです。
ではこれにて失礼します。
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20230311~12 西丹沢→山中湖
http://tmualpine.exblog.jp/30287671/
2023-04-02T16:39:00+09:00
2023-04-03T23:14:48+09:00
2023-04-03T23:14:48+09:00
tmualpine
未分類
行程 [1日目]細川橋バス停1040→二本杉峠1140→屏風岩山1250→畦ヶ丸避難小屋1440
[2日目]畦ヶ丸避難小屋0530→大界木山0630→城ヶ尾山0700→菰釣山0850→富士岬平1120→山中湖平野バス停1210
はじめまして1年の佐藤です。間隔が空いてしまいましたが、3月11日と12日に行った山行の記録を残そうと思います。今回の山行メンバーは主将の吉田先輩と1年の佐藤の2人でした。山行の計画は私が吉田先輩にサポートしてもらいながらつくりました。山行の目的は畦ヶ丸避難小屋泊。今までは誰かが立てた山行について行くばかりだったので、2年からは積極的に計画していくつもりです。(たぶん)
小田急電鉄の新松田駅で集合して、9時35分発の西丹沢ビジターセンター行きの富士急湘南バスに乗ります。1日目の行動時間は短めなので、集合時間は遅めです。早起きする必要なくて楽ちん。土曜日ということもあり、バスは登山客でかなり混んでいました。
1時間ほどでスタート地点の細川橋に到着。西丹沢ビジターセンターに行く人が多いようで他に降りた人はいませんでした。あまり人が来ない場所だからでしょうか。歩き始めるとすぐにシカ?が背中を見せて逃げていきました。最初は枯れた川沿いを進んでいきます。
川沿いから離れて斜面を登り、標高を上げていきます。スギの人工林が多く、鼻水が止まりません。花粉症は発症してないつもりだったのですが…。登山道は崩れたまま直されてないところが多い印象でした。
二本杉峠に到着すると、そこから先は尾根を進んでいきます。見晴らしが良くなったので他の丹沢の山々が見えてきました。地図で山名を調べたりして丹沢の土地勘が少し上がった気がします。
その後屏風岩山に到着して休憩をとり、行動を再開したのですが、なんとなくYAMAPを開いて見たら道を間違えていました!前方に他の登山者がいたこととしっかりした道が続いていたことで完全に油断していました。前方のおじさんはどこに行ったのだろうか。
その後は問題なく尾根を進んでいき、15時頃に畦ヶ丸避難小屋に到着できました。
以前から西丹沢の地図を見ると所々ある避難小屋が気になっていたので、実物の避難小屋を見つけてテンションが上がります。さらに、この畦ヶ丸避難小屋は令和2年に建て替え工事をしたということで遠目に見ても超綺麗です。標高は1282m。
早速お邪魔すると、すでにおじさんが1人いました。その後さらに1組のご夫婦が来たので、その日は5人での利用となりました。みなさん親切な方達だったので、安心して過ごせました。おじさんはよく丹沢で登山してこの避難小屋を使っているようで、色々な話をしていただきました。この時期に5人も一緒になることは珍しいそうです。
避難小屋内部は奥に床の間、真ん中にテーブル、壁際にベンチ、さらにトイレがありました。大事に使われているようで清潔感がありました。「使う前よりも綺麗にしよう」みたいな注意書きがありましたが、ちゃんと守られているようです。近くに水場がないのですが、雨水タンクがあったのでそれを煮沸すれば飲み水として使えます。いつでも水があるのかはわかりません。私たちは雨水タンクのことを知らなかったので大量に水を背負ってきました。
暗くなる前に夜飯をつくります。今回はカレーメシにチーズとソーセージを入れたものとみそ汁を食べました。美味いものに美味いもの足したら超美味いに決まってます。さらにおじさんからコーヒーとすき焼きをいただきました。大満足の夜飯でした。おじさんありがとうございました。
日没前の綺麗な景色。富士山も少し見えました。
今回の山行はほとんどの場所で電波が届いていて、畦ヶ丸避難小屋でも問題なくスマホが使えました。WBCの中継見たかったけど他の方もいるので寝ます。
起床して朝5時半から行動開始。日中はかなり暖かくなっていたのですが、さすがに朝は寒いです。しかも霧が濃くて視界はかなり悪い…。
1日目はほとんど登りでしたが、2日目はずっと標高1200m前後で尾根道を登って下ってを繰り返して山中湖に向かいます。何だか同じ道をずっと繰り返しているような感覚です。ちなみに山中湖の標高は1000mくらいです。こんなに高いとは…!日本全国で第3位の高さだそうです。
大界木山、城ヶ尾山の山頂。標識を見ると進んだことが実感できます。
菰釣山の手前まで来ると、菰釣避難小屋があります。畦ヶ丸避難小屋でおじさんから聞いた話によると、丹沢のいくつかの避難小屋ではねずみが住み着いており、この菰釣避難小屋もその1つだそう…。寝ていると周りをねずみが歩き回ったり、食料を漁られるらしいです。休憩がてら恐る恐る中に入ってみると、ねずみは見当たらず割と綺麗な印象でした。ねずみがいるとしたら、床の間の下の部分が怪しいですね。
そこから少し登って菰釣山山頂に到着。本来は富士山がよく見えるはずでしたが、残念ながらまだ霧は濃いまま。そのうち晴れることを期待してまた歩きます。ひたすらアップダウンの繰り返し。
富士岬平に到着。その名の通り、山中湖の先に富士山が良く見えます。雲が一部かかっていますが十分迫力あります。
市街地に向かって下山。この後は温泉に行きました。
山行に協力していただいたみなさんありがとうございました!行きたい山はいくつもあるので、また計画を立てる時はよろしくお願いします!
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20230223 大山 唐沢川からネクタイ尾根
http://tmualpine.exblog.jp/30262871/
2023-03-04T20:42:00+09:00
2023-03-04T20:42:23+09:00
2023-03-04T20:42:23+09:00
tmualpine
低山バリエーション
メンバー 笹野(4年・記録)、吉田(3年)、佐藤(1年)、隅倉(1年)行程 7:44煤ケ谷 9:12物見峠 9:58小唐沢橋 12:18 堰提 13:27北尾根 13:54-14:25大山 16:00大山ケーブル駅
本厚木駅から乗り、煤ケ谷でバスを降りて、まずは物見峠に向かう。物見峠から小さい木の階段を降りて、林道に降り立つ。
朝は雲が広がり晴れ間が無かったので心配していたが、歩いているといつの間にか青空が広がっていた。林道を歩いていると車が走ってきて驚く。一般車が通ることができるとは知らなかった。向こうもまさか人が歩いているとは思わないだろうから、道路の真ん中を歩いていると意外と危ない。林道をしばらく歩き、小唐沢橋に到着した。左側から入り、沢筋を歩いていく。踏み跡はあまり無いが水量は少なく、迷うような場所は無かった。ここ数日は雨も雪も降っていないので水量が少なく、渡渉は何度もあったが特に危険は感じなかった。水が綺麗で静かな山歩きが楽しめるルートだった。
深くなっているところで魚を見つけてテンションがあがる。手で捕まえられないかな。
堰堤を越えるところ。ここで沢とお別れ。といってもかなり手前の地点で水は枯れていた。登って一休みしていると尾根から2名の登山者が降りてきた。本来人の多い山を、これほど天気の良い日に、山頂まですれ違う人がこの2名と物見峠の前に出会った1名のみという静けさで楽しめるのだから、やはり破線ルートは贅沢だろう。最後は大山北尾根を目指してひたすら尾根を登っていく。ここまで傾斜は無かったから、この日唯一の急な登り。この尾根は昔ネクタイ尾根と呼ばれてネクタイが掛かっていたらしいが、数年前から無くなっているようだ。この時期はクモの巣も下草もないので快適だ。2週間前くらいに積もった雪が少しくらいは残っているかと気になっていたものの、大山山頂付近の北側にほんの僅か雪の塊が残っているのを見かけた以外、一切雪の気配は無かった。あまり2月っぽくない。
大山北尾根にたどり着けば、そこから山頂はもう近い。天気が良いから山頂はもっと人で溢れているかと思ったが、それほどでもなかった。ゆっくり景色を味わってから下山した。
以前から行ってみたいと思っていた大山のマイナールートを歩いてきた。もう今年度も終わろうとしているのに1年生と歩くのは初めてだったので、良い機会になった。来てくれてありがとう。大山も登り方によっては他の山に劣らず達成感のある山登りが楽しめる。これからも、通ったことのない尾根を登っていきたい。
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2023 1/22~23北八ヶ岳雪訓
http://tmualpine.exblog.jp/30230962/
2023-01-24T17:13:00+09:00
2023-01-24T17:40:43+09:00
2023-01-24T17:39:43+09:00
tmualpine
未分類
自己紹介の後スキー組と徒歩組に分かれていよいよ雪訓が始まります。徒歩組である我々現役生は小野瀬夫妻から地図の見方やピッケルの使い方、雪山での歩き方を教わりながら進みます。丁寧に教えていただいたおかげで怪我もなくスキー場を抜け、林道を抜け、テント場へ。手間取りながらもテントを完成させて中に入るとすぐに夕食が始まります。とんでもない量の荷物をOBの方が背負ってくださったことでビビンバ、ソーセージ、ベーコン、飲み物と一気に豪勢な食卓になりました。美味しい食事、とんでもなくテンション上がりますよね。ウッキウキで食べた後、外へ出てみると晴天、冬、標高2000mと好条件が重なり今度は圧倒的な星空が広がります。山の星空をずっと見たがっていた春名はテンションが爆上がりです。高山病か寒さかはわかりませんがグロッキーだった僕もそんな彼を見て少し元気を取り戻し、渡辺が防寒装備を貸してくれたこともあり暖かい気持ちで眠りにつけました。
起床後、元気を取り戻した僕の前に並ぶのはバター、コーン、チャーシューの載った味噌ラーメン。下界?ここは本当に山なのでしょうか。「小野瀬さんなんかたくさん持ってるなぁ」と思っていたらこんなにも完璧な味噌ラーメンを雪山で用意してくださってたなんて…感涙しながら食事をとり準備を整え丸山へ。今度はワカン、後にアイゼンをつけて登りはじめます。風もなく空も青いおかげでとにかく楽しい。本当なら鼻歌交じりで駆け出したいくらいです。そうやって丸山を登頂して談笑してしているとやってくるはスキー組、大変やなぁと眺めていると少し下で長野さんがコケて?スキー板を外しはじめました。これは好機、”さんがく”と”さんぞく”は1文字違いであり、山賊魂を宿した一年生は上まで担いでくれてありがとうと言わんばかりにスキー板を分捕り始めます。長野さん、僕らのおふざけに付き合ってくれてありがとうございます。そうして山頂で一息着いた後また暫く歩くと今度は雪原に出ました。テンションが上がった現役生。今までいつだって後方大人顔で見守ってくださっていた吉田部長がロンダートを始めます。よ、吉田さん???????僕らも負けじと雪に飛び込み暴れ、泳ぎ、回転します。そんな僕らを小野瀬夫妻が(生)暖かく見守ってくださっていました。
そうしてテント場へ戻るとビーコンが埋められ宝探しが始まります。ビーコンの性能、探す時の留意点、緊急連絡先、さまざまなことを教わりながらさらに棺桶サイズに雪を掘って外張りを被りビバークの訓練も…そうして一通りの雪訓を終えて名残惜しくも下山を始め予定通りにスキー場へ帰還しました。いやぁ初めての雪山、怪我なく乗り越えれた上、素晴らしい景色と美味しい食事とで大変楽しかったです。指導、協力してくださったOB,社会人の方々は本当にありがとうござました。
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