20260206-08 鍋倉山雪訓 |
[メンバー] B4:松本、B2:小峰、B1:五島 [行程] 2/5 豊田飯山の道の駅で前泊 2/6 林道終点-鍋倉山荘-雪洞作り 2/7 山荘-鍋倉山-山荘・雪訓(ビーコン捜索・雪崩対策) 2/8 山荘-山頂手前の稜線-山荘-下山
こんにちは。小峰です。 2/6~8にOBの諸橋さんに鍋倉山に連れて行っていただきました。
前日の夜に部室前で諸橋さんにピックアップしてもらい、そのまま豊田飯山の道の駅へ向かい、そこでテントを張って前泊。ザックの奥底にあるシュラフを出すのが面倒だったので、防寒着とダウンパンツ、像足を履いて寝ることにしました。しかし長野の寒さを少々見くびっていたようです。寒いっ。お陰でほとんど眠れませんでした。中余りの寒さに、暖房のきいた道の駅のトイレに駆け込もうかとも思いましたが、うずくまって必死に耐えました。睡眠に関することに妥協はするべきではありませんね。まぁ寒さ耐性をつけるトレーニングだったと思うことにしましょう。
1日目 6:30に起床。片づけをし、荷物を整理して出発します。途中コンビニで朝ご飯を買い、1時間もしないうちに林道の終点に到着。車はそれほど止まっていませんでした。松本先輩も先に到着していました。車から降りると、いいお天気。結構温かいです。この日は天気が崩れる予報なのですが。準備をして出発。早速かなりの積雪です。諸橋さんから部室に寄付していただいたスノーシューを履くことに。スノーシューを履くのは初めてで、最初はワカンと違って踵が浮くのに慣れませんでしたが、これが後で大活躍することに。 1時間ほどで小屋に到着。雪で1階から入れないので、2階の窓からお邪魔します。2階建てできれいな小屋です。まずほうきで軽くお掃除。床をよく見てみると、テントウ虫がたくさん転がっています。レーズンみたいです。今は動かないですが、部屋が暖かくなると復活するんだとか。 外を見ると雪が強まってきました。この日は山頂を往復する予定でしたが、急遽変更して雪洞作りを始めることに。雪洞は小屋のすぐ上の林道の横の斜面に作ることにしました。ゾンデを使って雪の深さを測りながら適地を探します。3mは必要なんだそうです。良い感じのところを見つけたので掘っていきます。まず雪をブロックごとにくりぬいていくのですが、下から順にくり抜くことで、上の雪も落ちてくるので楽に行えるのだそうです。雪をくり抜く人とその雪を排出する人の二人一組で、2か所から掘り進めていきます。雪をくり抜いていくの楽しひ。 ![]() ![]() と、その前に気づいたらお昼なので、小屋に戻って少し休憩。小屋に戻ると小屋の雪下ろしに来る予定だったOBの方々も到着していました。コーヒーを入れていただき、こたつでほっと一息。それにしても快適な小屋です。クラッカーやかりんとうなど軽食をいただきました。クラッカーに乗せるサツマイモとドライフルーツのやつがとてもおいしかったです(すみません、名前が分かりません)。パンとかに付けてもおいしそう。ごちそうさまでした。
しばらく休んで、再び雪洞作り開始。再び諸橋さんが掘り進めて下さり、見てみると広くてとても快適そうです。こうやって作るのかぁと思わず見とれてしまいました。後は天井の凸凹をきれいにして完成!! ![]() ![]() 小屋に戻って荷物をもって、意を決して雪洞へ。まずは銀マットを敷きましょう。それにしても雪洞っていいですね。秘密基地みたいで。子供のころにこれを経験していたら、それはもうはしゃいだことでしょう。もちろんこの時もはしゃいでしまいそうでした。まだ3時頃だったので、お湯を沸かして、暖かい飲み物でも飲んでまったり。5時ごろになり少し暗くなってきたので、諸橋さんからもらったろうそくをつけて、夕食の準備を開始。 ![]() ![]() ろうそくも消えてきたので、就寝の準備を始めます。少し床が斜めっている感じもしますが、三人が寝るスペースは十分確保できています。眠ってから数時間して寒さのあまり起きてしまいました。足先が寒いっ。床が斜めっているせいで滑って足だけ玄関の方に出ていました。その後も何回か起きて、位置を修正するのを繰り返しました。
2日目 5時に起床。天井が若干下がってきていました。チキンラーメンを食べて、パッキングをし直して、雪洞に別れを告げ、小屋に向かいます。7時ごろに来てと言われていたのですが、小屋の前についても反応がありません。しばらくしてドアを開けていただき、中に入るとどうやら今起きたのだとか。皆さん、夜まで宴会をしていたようです。楽しそうでいいですね。コーヒーとスープをいただき温まったところで山頂に向けて出発。この日も雪が降っています。 小屋から出てしばらくはなだらかな道を歩き、その後稜線に向けて斜面を登ります。ここでスノーシューが大活躍。多少は沈みますが、歩きやすいです。 ![]() ![]() 稜線に登るとなだらかな尾根を歩いて、山頂に到着。 ![]() ![]() 弱層テストなどを行いました。30㎝角のピットを掘ってスコップを上において、手首・肘・肩・を支点にそれぞれ10回ずつたたくといったやり方と、両腕を使って雪を抱えて自分の方に持ってくるという簡易的なテストの仕方も教わりました。崩れた弱層部分はざらめ層になっているそうです。こういったテストは雪訓ではやっていなかったので、今回参加しなかった部員にもしっかり共有し、来年の雪訓でも取り入れていきたいなと思いました。 いつも昭島のクライミングにいらっしゃっている諸橋さんの山仲間の方々も合流し、次はビーコン捜索を行いました。サーチモードにしたビーコンの数値を頼りに探して、近づいてきたら縦と横それぞれで一番数値が小さい所の交点を掘ることでドンピシャで場所を当てることができました。十字法というやり方です。ビーコンを埋めて、それを探すというのは12月の谷川での雪訓でも行っていましたが、このように正確に当てるというよりは、数人で散って数値が最も小さい所をとにかく掘るというやり方でした。実際に雪崩にあったら一刻も早く出してあげる必要があるので、掘る位置は正確に特定する必要があるのだなと改めて思いました。またスコップを地面に対して垂直ではなく、なるべく水平にするといった、埋没者を傷つけないないための掘り方や、スコップに細引きをつけて、たすき掛けにして持ち運ぶといった捜索時のコツも教わりました。 一通りビーコンの講習も終わったので、今日のうちに昨日泊まった雪洞を崩しておきました。 その後、小屋に戻ってのんびりお茶。と思ったのですが、埋まっている1階の玄関の雪かきをすれば小屋あるビールを飲んでも良いと言われたので、喜んで雪かきを引き受けることに。雪を掘っては捨ててをひたすら繰り返して、何とか日が暮れる前に玄関の雪を掘り終え、階段を作りました。 小屋の中ではすでに夕食の準備をしてくれていました。本当にありがたいです。この日の夕食はポトフ風鍋だそうです。野菜にお肉もたくさんあってとても豪華で、非常に美味しかったです! ![]() ![]()
3日目 この日は7時頃起きて、朝食を済ませ、山頂手前の稜線まで登ることにしました。諸橋さんたちは山スキーです。この日は私がワカンを履いて、五島がスノーシューを履きました。 しばらく歩いて、気づくと前日登った斜面を少し通り過ぎていたため、少し急な斜面を登ることになりました。せっかくなのであえてノートレースの部分を歩いてラッセルを楽しむことにしました。すごくフカフカです。スノーシューを履いた五島曰く急な斜面ならワカンの方がいいとのことでした。それにしてもストックがあるとラッセルがだいぶ楽になりますね。そうこうしていると先に登っていた先輩が颯爽と滑っていきました。しばらくして稜線に到着。 ![]() その後は、下道で、須玉から高速に乗り部室に向かいました。諸橋さん、長時間の運転ありがとうございました。
今回は、学ぶことがたくさんあり、大変勉強になる山行でした。OBの方から直接学べるのは、とても貴重なことで本当にありがたいです。また今回参加できなかった部員にもどこか山に行ったときにしっかり共有しておきたいと思います。計画してくださった諸橋さん、本当にありがとうございました! |
by tmualpine
| 2026-02-16 16:01
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