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20250709 悟空スラブ(幻)→シンデレラフェイス

どうも、どうも。
お久しぶりの投稿となります。4年の春名です。
少し時間が経ってしまいましたが、7/9に行ったクライミングのブログをつらつら書こうと思います。

部長のさやか氏と行ってきました。湯河原幕岩です。道中、最後らへんは海沿いをずーっと走っていて、かなり気持ちが良かった。そういえば、どうやって行くか決める時、さやか氏から「金欠なので私の家の車で行けるとありがたいです」との打診が。その場は「全然大丈夫だよー笑」みたいな感じで会話を続けたのですが、心の中のリトル春名が安堵したのは言うまでもありません。なぜなんでしょうか。別に懐事情がどうとかは関係なく、とにかく安心したのです。本当にお金はありましたからね。一応あるにはあったんですよ。どんくらいあったのかって?そこを聞くのは野暮ってもんでしょう。勘のいいガキは嫌いです。掘り下げずにサッサっと読み飛ばしていただきたい。

話を戻します。何を隠そう、拙者マルチピッチ初めて。「システム確認ができるくらいのフィールド」と「名前が魅力的」という2点に基づいて悟空スラブが選ばれました。

平日の通勤時間と被ったからでしょうか。割と道路が混んでいまして、駐車場に着いたのは11時ごろでした。まあ1時間かからないくらいで取り付きに辿り着けるということで。さっさと準備を終えて、いざ出発です。

春名もロープを持ってたんですけど、最初はザックに括り付けずに手で持ってこうかなくらいに思ってました。そこでさやか氏がすかさず「意外と急登あるんでしまった方がいいかもです」とアドバイス。まあ邪魔になるよな流石にということで、ザックにねじ込む。それが後々になって''効いて''来ましたよね。

歩き始めてちょっとしたら、悟空スラブへの分岐(らしき)道を発見。最近人が入っていないんですかね。かなり鬱蒼としてます。とにかく暑い暑い。この時はもう汗がかなり滲んでいました。そっからずんずん進んで行ったわけですが、まあなんかマップを確認しても、方向的にはあってるんです。確実にこっちの方向なんです。しかし、だんだん雲行きが怪しくなっていきます。ちょっとでも木が少なくなっている所を道と定義付けるならばあれは確実に「道」だったのですが、我々が普段通っている整備された登山道と比較してみるとあれは「山奥」という他に表現はありませんでした。

目線の高さにある蜘蛛の巣、道(仮)に覆い被さる枝など、目の前に立ちはだかる、ありとあらゆる障害をかき分けて、必死にかき分けて前に進みます。

「こんなところで間違うはずがない、いつかはつくだろう」そんな気持ちを悟空は見逃さなかったのでしょう。ついに我々都立大山岳部は悟空スラブに辿り着くことができませんでした。

ここで登山あるある!急な登りは意外と登れるけど、降りは!?そう、危ないんです。もちろん我々も気づいていました。ここ降りたくないな、と思いながら進んでいましたよ。

さやか氏、実はこれが怪我明けの復帰山行。
私自身、割と神様を信じている方ではあるのですが、これに関しては少しばかり意地悪だなと思います。500円くらい宝くじで当てさせるくらいしてくれないと、失われた信仰心は戻りませんよ。運、待ってます。

やだなあ、やだなあと声に出しながら降っていると
なんと目の前にハーケンが打ち込まれた岩が!!

疲労困憊、満身創痍、蜘蛛の巣と泥まみれの服の我々とはまるで対岸にいるような先客の方がここはシンデレラフェイスだと教えてくれました。ここで、「我々が求めていたのは悟空ではない。シンデレラだったのだ」と本当の気持ちに気づくことができました。

もう、かなり体力を消費していたのですがせっかく来たんだからということでマルチの岩場を登ることに。2ピッチだからシステム確認にちょうどいいよと先客の方が教えてくれたのですが、残念ながら1ピッチで足りてしまいました。終了点のところでマルチのシステム確認をして、懸垂で降ります。やっと登れました。上からの景色はかなり良く、大満足です。逃した悟空などとっくに忘れ去りました(そんなことある訳ないだろ、この仕打ちずっと覚えてるからな)。
20250709  悟空スラブ(幻)→シンデレラフェイス _e0009437_20220149.jpeg

時間と、体力的にもう一本だけ。次は若干取っ掛りの少ないフェイス気味のルート。マルチではなく、トップロープで登ります。指先の力を結構使った気が。足がしっかり決まった時はかなり気持ちよかったですね。
20250709  悟空スラブ(幻)→シンデレラフェイス _e0009437_20230352.jpeg

外岩に来て2本しか登らないことなんてなかなかレアなのですが、なぜでしょう。すごい達成感でした。大満足で帰路に着きます。そこからの道はまさに単純明快。結局悟空スラブへの道は分からずじまい。受け入れてもらえなかったということでしょう。いいんです。こっちから願い下げです。

すんなりと車に着いちゃいました。
ヘトヘトの体が求めるのはもちろん温泉しかありません。
帰り道にあるということでゆとろ渓谷沢の湯へ。
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もう感動です。目の前がクリアになった感覚です。
風呂上がりはコーヒー牛乳ですよね。異論は認めます。
20250709  悟空スラブ(幻)→シンデレラフェイス _e0009437_20200352.jpeg
帰りも神奈川の海岸線。
サザンオールスターズを窓を開けて熱唱しながら
帰路に着きました。生きて帰ってこれたので万々歳です。

by tmualpine | 2025-08-07 08:49 | マルチピッチ
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