2023年日本アルプス縦走のあれこれ |
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どうも、渡辺光琉です。 昨年行った日本アルプス縦走、日本縦断計画のブログがついに完成したのでそのエピローグ、というよりも計画遂行までに至った経緯などを書き連ねていきます。 とまずはそんなことよりも、こんなところまで日本アルプス縦走のブログを探しに来た人はコースタイムとか、費用とか知りたいですよね。 最初に有用そうな情報の開示をツラ―っと。 通過時間まとめ 1日目 4:10親不知登山口-5:35入道山-6:55林道-7:45上坂峠-1150白鳥小屋-13:35下駒ヶ岳-17:45栂海山荘 2日目 4:05栂海山荘-6:30さわがに山-12:00長栂山-14:00雪渓-14:05朝日岳-15:05朝日小屋 3日目 4:45朝日小屋-9:25雪倉山-10:07避難小屋-13:23白馬岳-14:10白馬山荘 4日目 3:17白馬山荘-4:05杓子岳分岐-5:05鑓ヶ岳-6:00小屋-11:30唐松岳-12:00唐松山荘-14:40五竜山荘 5日目 3:07五竜山荘-4:07五竜岳-6:30口ノ沢コル-7:35キレット山荘-9:37鹿島槍ヶ岳-11:00冷池山荘-12:25爺ヶ岳-13:10種池山荘 6日目 5:15種池山荘-6:15岩小屋沢岳-6:50新越乗鞍山荘-7:50鳴沢岳-8:33赤沢岳-10:25スバリ岳-11:15針ノ木岳-12:30針ノ木山荘 7日目 5:15針ノ木山荘-6:05蓮華岳-7:25北葛乗越-8:25北葛岳-10:45七倉岳-11:20船窪小屋 8日目 4:30船窪幕営地-5:05船窪岳-6:15(2459m峰)-8:25不動山‐10:40南沢岳-11:45烏帽子岳分岐-13:00烏帽子小屋 9日目 4:35烏帽子小屋‐6:42野口五郎小屋-7:10野口五郎岳-8:50東沢乗越-9:23水晶小屋‐10:10水晶岳-10:45水晶小屋-11:30ワリモ岳-12:05鷲羽岳-13:00三俣山荘 10日目 9:15三俣山荘-9:45三俣蓮華 11日目 5:20双六小屋-5:45縦沢岳 12日目 5:15槍ヶ岳山荘-6:56ババ平-7:21槍沢ヒュッテ-7:45二の俣-7:50一の俣-8:30横沢山荘-9:30徳沢ロッヂ-10:48カッパ橋
8月31日 5:15登山口-7:13大樽小屋-8:27茶臼山分岐-11:00木曽駒ヶ岳-11:30頂上山荘 9月1日 6:00頂上山荘-6:26宝剣山荘-7:30島田娘-9:10檜尾岳-10:40熊沢岳-11:50東沢岳-12:10木曽殿山荘-13:30空木岳-14:30空木岳避難小屋- 9月2日 5:10空木岳避難小屋-7:20池山水場-9:20林道終点 9月3日 下道 9月4日 4:10柏木登山口-8:40松峰小屋 9月5日 4:10松峰小屋-8:30仙丈ケ岳-15:10両俣小屋 9月6日 5:10両俣小屋-5:50野呂川越-8:55三峰山-10:25熊の平小屋 9月7日 4:10熊ノ平小屋-6:35北荒川岳-8:00北俣分岐-8:45塩見岳-10:00塩見小屋-11:48本谷山-12:40三伏峠小屋 9月9日 5:00三伏峠小屋-5:40烏帽子岳-6:40小河内岳避難小屋-9:15高山避難小屋-12:00荒川岳-13:40荒川小屋 9月10日 5:00荒川小屋-5:35大聖寺平-6:35小赤石岳-6:45赤石小屋分岐-7:00赤石岳-8:15百間平-9:00百間洞山の家-10:25中盛丸山-11:00小兎岳-12:25兎平避難小屋 9月11日 3:00兎平避難小屋-4:30聖岳-5:30小聖岳-6:00蘇畑分岐-6:10聖平小屋分岐-7:55南岳-9:15横窪沢分岐点-9:30茶臼岳-9:55希望峰-12:00三吉平-13:07光小屋 9月12日 5:10光小屋-5:25イザルガ岳-7:00易老岳-9:15茶臼岳-14:10畑薙大吊橋 食糧費 49,460円 テン場代(北・中央・南) 84,000円 北のみ参加の二人も合わせた、4人での合計金額なので北から南全部やるとなると1人あたり41,986円。 行動食は、南部せんべい(宇部煎餅店の厚焼きピーナッツこそ至高)と柿ピー、黒糖、口直し用の梅ミンツ、スポドリのパウダーで1日400円分くらい食べてたので27日で1万円強。 なので、大体5万5千円くらいでテン場代、食糧費は収まりました。
装備リストは上の画像の通り。 ごく一般的な縦走装備と変わらないが、故障を考慮しガスヘッドは一個余分に。 あとは爪切りとかも用意したくらい。 テントを2張りにしたのはもし1人途中で敗退することになった場合、隊を分けられるように。 降りるのに1泊必要でも降りる人間にテントを渡すこともできるし、付き添って一時下山する人間も二人で入れる。 そのまま2人敗退するようでも無駄に大きいテントを継続班が持たずに使えるしメリットが大きいと思った。 まあ、まず4人用テントが無かっただけでもある。
救急薬の内訳はこうだ。 基本高校時代の大会の内訳を参考にし、それぞれ6日分は持って行った。
食糧計画 朝は袋麺か、α米にした。 時間、元気があるときは袋麺、それらがないときは簡素に済むα米を選んだ。 ‐実は私、みんなの優しさ故かまだブログ内で触れられていないがα米を自宅に忘れるという大失態を犯している。装備チェックは念入りに‐ 夕食はカレー、混ぜご飯、麻婆高野豆腐、クリームパスタのローテーション。 軽量化のためには乾物を持っていくのが吉だが、心身共にエネルギー源となるよう、少々重くなるが缶詰などを持って行った。 カレーはサバの水煮かスパムをメインに。 麻婆豆腐は高野豆腐を小さく割り、しっかりと浸水させ煮立たせ水分を飛ばし素を和えると意外と旨い。 たんぱく質を多くとりたかったので大豆ミートというものを足していたが、割とひき肉っぽくイケル。 クリームパスタは完全オリジナルレシピで、クリープを使った。 パスタを折り、くっつかないようにかき混ぜながら少なめの水で茹でる。 パスタが食べごろになったら、コンソメとクリープ、薄切りにしたドライソーセージを加えよく和える。 仕上げにその場で砕いたホールペッパーをかければ出来上がりである。 ドライソーセージはあらかじめ焼き目を付けておくとなお美味しい。 とこのようなものをメインに、コンソメやらコーンスープ、味噌汁をコッヘルの掃除用に食後に飲む。 あとは、食前にすることが多かったがスティックコーヒーやオレなんかも飲んでいた。
ゴミが出るし、幾gほどでしかないが軽量化の為だ。
最後に計画していたルートの公開。 15時にテン場に到着するように、行動時間12時間以下でルートは決めた。 特に倍率は変えていない。 ただ、実際に行って種池から船窪までは長く道も悪いため、針ノ木を挟んだ方がいいと思う。
あとは、当時のテン泊料金と予約について。 左に1,2って書いてあるが1は予約不要、2は予約必須。 但し、お盆などの繁忙期、土日は予約が必要になる場所もあると思うのであくまでも参考程度に。 後立山あたりは要予約の場所が多いのでここは注意。 我々はそういったこともあり南下するルートを選んだ。 これでお役立ち情報は終わりです。 これから下は時系列順に自分の心の内をつらつら。 まず、なんでこんな計画を立てたのか。 自分でも覚えていない。 多分これといった明確な理由はなく、いろいろなものが降り積もった結果なのだろう。 大学入学時、受験期で缶詰になった分山が恋しくてたまらなく山への熱意は高かった。 さらにコロナで、高校山岳部の最後の方はあまり思うように活動することができなく、そういった意味でも山への飢えは溜まっていた。 しかし上京したての大学1年生の頃は完全にアウェイ。 地元でも、基本顧問の先生が計画を立ててくれ、どうやって挑む山を決めればいいのかなんてわからなかった。 ここで、入部した山岳部で計画が立てばよかったのだが、ここでもコロナ野郎の影響が。 活動自粛により伝統がほぼ途絶え、まだ活動もあまり再開していなかった。 どこにこの行方知らずの気持ちをぶつければいいものか分からず、とりあえず奥多摩奥秩父総図、丹沢、アルプス全体図の地図を買いアパートの壁に突き刺しては眺めていた。日本アルプスって、それぞれは稜線全部繋げられるんだな~ってボケーっと考えていたような気がする。 この山への欲望はあるが、思うようにいけなかった熟成期間があった。 夏になり、山岳部のメンバーで北岳に行くことができた。 高校は蔵王付近でブイブイ言わせていたが、日本アルプスに行くのは実は初めて。 どんなものかと思っていたが稜線がきれいで、岩稜帯が楽しく流石は噂に聞く日本アルプスの噂通りの楽しさを知った。 「いいじゃん。」 その後OB会があった。 ここで、かなり衝撃的な話を聞いた。 未踏峰を初登攀したOBの話だった。 ここで行方知らずの気持ちの目的地が決まった。 未踏峰初登頂。 誰も踏んだことのない尾根、頂をいつかこの手でこの脚で。 ただ、ちゃんとした雪山もやったことのない自分である。 何から手を付けたらいいものか。 「未踏峰に挑むには、何をすればいいですか。」 具体的なようで、ふわふわした質問。 ただこのとき、「夏は1か月は山に籠り、冬山では1週間でもブリザードに耐えれること」とOBは答えてくださった。 きっとこの1か月という数字は、アルプス縦走とかそういった意味とはまた違った意味だったと思うが、このときに1か月の山行、、、アルプス全縦走、、、というふうに考え始めるきっかけになったと思う。 あとはやっぱり、ただ大学生活を終えることがたまらなく嫌で、在学中に何かを成しておきたいと考えるようになったのも大きい。 とそんなこんなで、熟成して熟成して3月くらいには胸の中では縦走の計画はほぼ決定していた。 そこからは仲間探しだ。 1人ですべての行動を完遂するのもそれはそれで、孤独に打ち勝ち自分と向き合いより成長できるだろうが一人はメンタル的に不安である。 なので誰かは確実に仲間に入れたい。 そこで昔からの私の常とう手段を使った。 それは、小出しに少しずつ情報を開示していく作戦だ。 既にそのころは行く気満々だったが、山行の帰りなど部員に夏に1か月の縦走行こうと思うんだけど~と相談から始めていく。 そうしてだんだんと、小屋が~、日程は~、北アだけでも~、縦走用に新しい装備買ったんだ~と現実感を帯びさせることでだんだんと興味を引いていく。 3月ごろからそういったことをはじめ、4月半ばごろ、部員全体に計画を話した。 しかし、まだその頃はあまり部員も「本当にいくのか?」「やれるのか?」といった雰囲気だったと思う。 仲間探しに変化が訪れたのはGWの山行の帰りのことだ。 突然春名が「おれ、アルプス全縦走行くわ」というのである。 かかった! 春名も大学生活中に何か大きいことをしたいとのことだ。 そうと決まれば、トレーニング!ルート決め!日程決め!小屋の予約!装備品の精査!などなどやることが山積みだった。 と少しやってると、てつまとしゅうじも北ア参加で一緒にやると。 4人集まった! パーティはやはり4人がちょうどいい。 二人きりで険悪にも、大人数で統率が取れなくなることもない。 それに北アルプスが庭のしゅうじが参加してくれるのはめちゃありがたい。 メンバーが決まったらそこから、トレーニングを沢山やった 各自走り込みはもちろん、9号館での歩荷トレーニング、時間も休みもないのでナイトハイク、白根三山にテン泊しに行ったり。 それ以外にも、食事のレシピの考案とその試食など。 準備が始まってから夏まで、同じ目標の元色々なことをしていった。 その日々が楽しかったな~。 (ここでお役立ち情報というか、我々のトレーニング内容を。走り込みは各自。私は1時間限界のスピードで走るなど。歩荷トレーニングは30キロの荷物を背負い1時間上り下り。ナイトハイクは40キロ前後の距離を深夜0時から昼の12時ごろまでスピードハイク。岩場に慣れるために赤岳などにも行った。白根三山は広河原スタート。この中で一番きつかったのは、広河原行のバス。揺れが酷くて、下車後胃液を吐いた思い出) さらにその計画のことをOBに話すとなんと、同ルートの先駆者や途中の応援、消耗品や食料を預かってくれるという方々が続々と名乗りを上げてくださり本当に助かったし、頑張る理由も一つ二つと増えていった。 OBの支援も加わり、トレーニングも計画も順調に進み夏休みへ。 それぞれ思い思いに出発までの日を過ごし、出発前日白馬へ向かう。 「これが北アルプスか~。」 実はわたくし渡辺光琉、北アルプスとは初めてのご対面である。 北アルプスのふもとに降り立ち、最終準備を済ませ早朝にしゅうじのお父さんに親不知まで送っていただく。 準備、計画に3ヶ月、大学1年生の時OBに感化され思い描いたあの日から約1年。 8月18日、旅立ちの日であった。 と終わろうと思ったが、すべて計画を完遂して学んだことを。 ・やっぱり山はいい!太陽とともに起き、太陽とともに眠るあの日々は忘れられない。 ・一人じゃできなかった!計画した張本人だということもあるが、やはり仲間がいると張り合いが出るし、引っ張ろうと頑張れた。 ・幸福ってそこら辺にある。水場があれば大喜び、パスタが美味しけりゃあ大騒ぎ、カレールーをいつもより多く使えるなんてなんて贅沢だ。 ・もっと山に登りたい。一般登山道はしばらくいいかという感じだが、山の楽しみ方はまだまだあってもっと楽しめるな。 ・最高の仲間に出会えた、育めた! |
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by tmualpine
| 2024-05-18 00:34
| 縦走
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