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山岳部の様子
by tmualpine
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TMUAC 首都大山岳部とは
創部1950年
山岳部では縦走・クライミング・沢登り・雪山など四季を通じて様々な活動をしています。
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穂高縦走

日時:9/25〜29
メンバー:佐久間(記)・町田

26日 0730上高地 1200涸沢ヒュッテ
27日 1000涸沢ヒュッテ 1330穂高岳山荘
28日 0615穂高岳山荘 0645奥穂高岳 1400西穂山荘
29日 0630西穂山荘 0830上高地

夏休みの最後に穂高へ行った。目的は涸沢ヒュッテの紅葉とそこで景色を楽しみながら豪華な飯を食うこと。ついでにジャンダルムに行くことであった。楽しかった山行を自慢したいので当記事は長いです。

25日(前泊)
新島々でビバークのつもりが自分の用事が終わらず松本で寝ることに。2年前の合宿でも使ったスペースで就寝。

26日
松本発の1番早いバスで上高地へ向かう。平日であることもあり上高地の人はまばらだった。テン場をより快適に楽しむためマグカップを買って早歩きで涸沢ヒュッテへ。平坦な道を延々歩いた。
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多分100人くらいは抜かしてsガレに到着。好天と染まりかけの木々を見て涸沢への期待を高める。
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急坂という表記の場所もあったが大したこともなく昼に涸沢ヒュッテに到着。早速紅葉ピークのカールが我々を出迎えてくれた。綺麗。
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抜かしまくったこともあってかテン場はガラガラ。いちばん景色がいい場所にテントを張る。
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こんな景色を見ながら何時間も他愛ない会話をしたりぼーっとして過ごした。町田持参の緑茶を上高地で買った保温マグでいただく。絶景とゆったりと流れる時間が幸せでならない。
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晩飯には町田持参の坦々鍋が振舞われた。
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いつも通り米の消費に苦戦し、鍋の残りは翌日へ持ち越しとなった。

27日
26日の夜半過ぎの雨は強まり、朝まで続いた。行程がたった数時間ということもあり、止むまでテントで待って10時ごろようやく出発した。穂高岳山荘への道からは涸沢を見渡すことができ、何度も立ち止まって景色を楽しんだ。
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前穂北尾根の尖った稜線がそびえていて印象的だった。
下の画像はザイテングラート上部から
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穂高岳山荘ではコーヒーを飲んだ。
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自分はコーヒーに詳しくないがこのキットには挽いた豆とフィルターが入っており、本格的な仕様のようである。
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コーヒーに詳しくない我々もとりあえず満足した。

晩飯には佐久間持参のおでんと帆立とマッシュルームのアヒージョ缶を食べた。前からやってみたかったこの手の缶をガスで直接加熱して食べるやつを実践できた。
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食事もそこそこに雨が降ってきたため就寝。
寝ようとしたはいいものの眠れず、結局は前室から顔を出して星空を眺めた。夏の大三角や火星が、朝方にはオリオン座も見られた。前穂の稜線と満天の星空を写真に収めたかったがiPhoneでは撮れない。真剣に一眼レフの購入を考えた瞬間であった。

28日
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雲海と朝焼けを見て明るくなった頃に奥穂高へ向かった。サクサクと岩稜をのぼって奥穂に到着。
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休憩してジャンダルムへ向かった。
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以降スリリングな岩稜を登り降りしたがこれはこれで単調で飽きてしまう。
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ずっと右手に見えていた笠ヶ岳にも慣れてしまった。
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西穂独標を越えると軽装の登山者が増え、道も整備されたものへと変わっていった。

西穂山荘では余った食べ物を消費するため豪華な食事となった。献立は紅茶、もつ煮込み、カレー、オイルサーディン、キウイである。
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画像はないが町田持参のカレーはレトルトでありながら具沢山で非常に美味しかった。
夕焼けを見て就寝。

29日
雨音で起床し、朝飯にカップヌードルを食べた。このカップヌードルのなんと美味しいことか。もう棒ラーメンには戻れない。
この日は下りるだけであり何も見どころはなかった。地図には道迷い注意とあったが、これでもかというほど案内板があった。上高地で買い食いを楽しんで帰京。

我々は普段、重量や金額を気にした食事を選び、コースタイムを気にかけ、進めるところまで進み、着くや否や幕営・炊事、そして翌日に備えて就寝という山行計画で山を楽しんでいたが、一方で自分は悠々とスローライフを楽しむ計画にも憧れを抱いていた。今回はその憧れを形にできてよかったと思う。天候に味方されたことも運が良かった。そしてこんな計画についてきてくれたまっちょありがとう。




by tmualpine | 2018-09-30 11:29
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