利根川水系赤谷川本谷 |
日時:2018/7/20-23 メンバー:椎名(D1)、安田(B4)(記) 20日:2100部室 2530川古温泉駐車場 21日:0500起床 0530出発 0800支流合流地点 0930渡渉点 1000マワット下ノセン 1130マワットノセン 1430裏越ノセン 1800ドウドウセン手前幕営 22日:0420起床 0520出発 1100ドウドウセン上の河原 11008m滝 1630オジカ沢ノ頭避難小屋 1715万太郎山頂 1800毛渡乗越 1900沢中でビバーク 23日:0400起床 0500出発 0800 40m滝 1000 60m滝 1100入渓点 1400川古温泉 20日 20時に片倉でレンタカーを借り、21時に出発 交代で寝ながら運転をして、1時半に川古温泉の駐車場に到着した 21日 5時に起床、準備をして5時半に出発 二時間の林道歩きをして、渡渉した川を入渓点だと勘違いし支流に入る 地形図や周りの地形を確認しながら歩いておらず、コースタイムと遡行図のみで判断をしてしまった 沢があまりにも小さいことに疑問を感じながら15分ほど歩いたところで、間違えたことに気づき引き返す ![]() 少し歩くと20mのマワット下ノセンが現れる 左壁を一段のぼり、さらに高巻こうとしたが先に進めず懸垂下降で一段目の岩まで下り返す 木にカラビナがついているのを見つけ、ロープを出して滝を上る 足場がしっかりしていたので、簡単に登れた ![]() 初めて見る壮大な景色に感動がこみ上げる 一つの岩が5mを超えるものも数多く、一つ一つの岩と滝を超えるのに苦労する ![]() 巨岩帯を終えたところで、裏越ノセンの大滝が現れる 滝を眺めながら、しばし休憩その後写真左手に見える滝横のルンゼをトラバースして滝の右岸側を高巻こうとするが、トラバース後に岩に取りつく場所がわからず、ルンゼを詰めて上がることになった ![]() 途中から草付きのガレ場となり、今度は滑らないように注意しながら登る 最後のほうはシャクナゲと笹の苦しい藪こぎ 尾根に上がったところで下に本谷が見えたので地形図と照らし合わせながら慎重に下っていく 傾斜がきつくなってきて、さらに藪が激しく下が確認できないため、懸垂下降で下る 二度目の懸垂下降を行ったところでドウドウセン手前の河原に降り立つことができた すでに18時を回っていたのでここで幕営することにした ![]() ![]() 奥に見えるのが100mのドウドウセン 夜ご飯は丑の日にちなんで、うなとろ丼。たき火でソーセージやチーズ、トウモロコシを焼き、線香花火で癒されてから就寝 22日 4時15分に起床、5時15分に出発する ドウドウセンを高巻くため手前の支流を上り、チムニー手前の踏み跡を上っていく 踏み跡が不明瞭でルートを見失うがなんとか尾根まで上った かなり遠くに河原らしきものをみつけたので下降を始める 河原に向かって左巻きに降りていたつもりであったが、実際は河原への下降点よりもかなり手前を下ってしまい、ある程度下ったところで岩場になったため懸垂下降を強いられることに 2Pの懸垂下降をしたところで、ドウドウセンの滝の途中に降りてきてしまったことがわかる ![]() 2P降りた地点 ここから写真奥の岩を上り返す 安田はこの登り返しで一瞬両足が離れ、椎名さんはトラバースの際につかんだ木がはがれるといった緊張の瞬間があった 次の滝は登れそうだったので懸垂下降でゴルジュを降りる 9段目の滝 ロープなしで行けた ![]() ドウドウセン最後の滝は左を上る 5時間に渡る高巻きの緊張から解放され思わずガッツポーズ 本来であれば一時間弱でこの河原に降りてくるはずだった ![]() 永遠にこの河原が続けばいいのにと話しているとすぐに8mの滝が現れる 水流に押し返されて滝下まで行けないため、一度左壁を一段登りそこから滝下へ懸垂下降して滝を上る その後は小滝が連続したがすらすらと登れて16時半にはオジカ沢ノ頭避難小屋に到着 この時点ですでに下山予定時刻を大幅に過ぎており、今日中にレンタカーを返すことができなくなったため、母親に連絡しレンタカー屋に連絡をしてもらった 18時に毛渡乗越からの下山路 多くの人が道を探したらしく、ふみ跡がたくさんありどれが登山道なのかわからない それらしきふみ跡を頼りに下山を開始した 途中に青い布が何個か結ばれてあったため、登山道と思い込みそのまま下る いくつか滝が出てきたところで、下山路を間違え沢に入り込んだことに気付く かなり下ってしまったことと、登り返しても登山道が見つかる気がしなかったためこのまま沢を下ることにした 日没が迫っており焦っていたことも原因であるが、知らない沢を下るのはかなり危険であることをあまり認識していなかった 19時を回ったところで懸垂下降をしないと降りれない滝が出てきてタイムアウトとなり、ビバークをすることに インターネットと電話は繋がらなかったが、ラインがつながったので在京に連絡をする また、この沢の情報をもらおうと王鞍に連絡したが途中で電波がつながらなくなった GPSで1275m付近にいることがわかったが、下っている沢の特定には至らなかった 予想よりも降りてきていたのでこのまま沢を下ることになった 非常食のコメを食べ近くの比較的傾斜の緩やかなやぶの中でツェルトにくるまり就寝 23日 4時半起床、5時出発 昨日の沢下りでは一度も懸垂をしなかったが、ここから懸垂下降の連続となる とにかく滝の連続で、一本一本集中して降りていく 滝の長さは大小さまざまだが、5m~25m程度のものであった 誰かが沢下降をしたロープが残っていた場所では、強度を確かめたうえで持っていたカラビナで下降し残置した ![]() 10本目の滝は40mあり途中でロープが足りなくなったのでハーケンを打ち支点を作って下降した この滝を降りれるか確実ではなかったため、尾根に上がる話も出たが現在地がわからない状況で適当な尾根に登るのも危険だと判断しそのまま下ることにした ![]() ![]() 沢下降中の14回にわたる懸垂下降で最後の60mの滝 下に見える赤谷川がはるか遠くに感じた 11時半に入渓点に到着する その後林道を歩き14時に川古温泉に到着した 今回の山行では、多くの方にご心配をおかけしました 大きなけがもなく無事に降りてこられて本当に良かったです 今回の遭難に対する報告書は今度行われる部員総会での議論をもとに作成します |
by tmualpine
| 2018-07-25 17:45
| 沢
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