三重泉沢 |
日程:6/22〜6/24 メンバー:森山(OB)、椎名(D1)、安田(4年)、小味山(3年、記)、戸谷(1年) 6/22(金) 1030新宿集合 0100道の駅 6/23(土) 0500出発 0600林道ゲート 0730三重泉橋 0900下部ゴルジュ 1730広河原手前(幕営) 6/24(日) 0500起床 0630出発 0700広河原 0800ニグラ峠 0900平滝1100林道ゲート 今回も森山さんのお誘いで一泊二日の沢へ。森山さんは奥多摩、奥秩父の有名な沢はほぼ行き尽くしてしまったらしいので北関東の沢へ。 6/22 森山さんが仕事終わりにわざわざ新宿まで来てくださる。毎度ありがとうございますの言葉しかでてこない…。林道ゲートまで行くと相当時間も遅くなってしまうので、手前の道の駅で今夜は幕営。明日は雨が降らないことを祈りながら就寝。 6/23 朝寒さで目が覚める。やはりこの時期にシュラフカバーだけだと寒い…。幸い雨はまだ降っていない。すぐに準備し林道ゲートに車で向かう。朝早いというのに林道ゲートには車が既に2.3台ある。釣りで有名な川とは聞いていたが、釣り師の朝は早いらしい。なんでこんな所にゲートがあるか疑問だったが、三重泉橋までの道はいたる所で崩落の跡がありこれが理由なのかと納得しながら、歩きにくい道を進んでいく。1時間弱かけて、入渓点である三重泉橋に到着。装備を装着して入渓、最初は2つの砂防が迎えてくれる。高巻きをして越えて行くのだが、この高巻きが中々高度感がある。過去に滑落死亡事故も起きてるのを知っていたため、初っ端から緊張しながら砂防を越えて行く。 ![]() 砂防を超えると途端に川幅が広くなり流れも穏やかな場所に出る。こんな所に沢などあるかと思うが進んで行くと徐々に狭くなっていき下部ゴルジュが登場する。大滝こそないもののいやらしい小滝が多い。いきなり濡れたくないという気持ちが強かったが、釜が深い所ばかりで結局ずぶ濡れになりながら進んでいく。 ![]() ![]() 途中右岸をボルダームーブでへつり、越えていく場所があったが自分以外の4人は苦戦を強いられる。アクアステルスソールとフェルトソールの靴の差が出たなと感じる、みなさんもぜひアクアステルスソールの沢靴をご購入してこういう場面でドヤ顔しながら行く快感をお感じ下さい。 ![]() 寒さにも慣れてきて、テンションが上がってきた所で中部ゴルジュに到着。いきなり突破困難とされる10mCSが現れる。椎名さんと森山さんは行けるかどうか偵察しに行くが、前日まで雨が降っていたこともありやはり厳しそう。自分も見に行ったが、どこからどう登るかイメージもできない。 ![]() 結局右岸から高巻きすることに。しかしこの高巻きの道も相当シビア。高度感もさることながら、足場が細くぐちょぐちょで滑りやすい。フィックスロープも土に埋まって見つけにくかったり、全体重はかけられないほどの、細く頼りないのが所々にある程度。ゆっくり慎重に高巻きをしていく、10mの次とその次の7m、5mの滝も見るからに突破困難なので一緒に高巻いていく。 ![]() ![]() なんとか高巻きを終えたと思ったのもつかの間、また突破困難な4mCSが現れる。これも偵察しに行くが流れが強すぎて近づけない、森山さんは登りたそうであったが仕方なく左岸を高巻きすることに。こちらの高巻きも結構シビア。崩落した場所やしゃがまないと行けないような場所を何とか越えて行く。 ![]() 未だかつて高巻きでこんなにヒヤヒヤしたことはないと言えるほど、悪い2つの高巻き道であった。 それらを越えると上部ゴルジェに到着。この辺りから雨が徐々に強くなっていく、時間も14時を越えてしまい広河原まで到着できるか不安がよぎる。上部ゴルジェも手強い滝が多かった。高巻きも何回か行い、やはりどこの高巻き道も悪い所ばかり。メンバーの疲労がたまってきた中で泳ぎが必要な滝が登場。高巻き道も見当たらず、最初に誰かが泳いで行き、ほかのメンバーをロープで引っ張る方法が一番良さそう。ずっとトップをやっていたし自分が最初に行くことに。疲れた体にこたえる水の冷たさに耐えながら、釜付近まで行くが跳ね返され前に進めない。横にある岩からボルダームーブで何とか上に行くことに成功。ここでもアクアステルスソールの力が発揮された。他の人もロープで引っ張り突破、良く頑張ったと自分で自分を褒めてあげたい。その後さらにゴルジェを進んで行くと落とし穴の滝に到着。この滝は水量次第で難易度が変わるらしいが、ここ一週間ずっと天気が悪かったので案の定、水量は多い…。直登はキツそう、そもそも流れが強すぎて釜に近づけなさそう。左岸にトラバースロープがあったので、そこから行くことになったが、足場がほぼない所に3つロープが垂れているだけ。最初に椎名さんが行くが、やはり腕力だけで行くしかないような感じ。この疲れの中で女子2人に腕力だけで行かせるのはさすがにキツイということになり、スリングを繋げまくる。結局セルフを付け替えながら、強引に渡らせていく、もうアスレチックのようであった。 ![]() ![]() ここら辺でもう時間は4時を越えていた。広河原に今日中につくのは厳しそうと判明、今日はゴルジェを越えた所で適地を探すこととなった。5時くらいまで疲れた体を何とか動かし、ゴルジェ地帯は何とか終了。ツェルトを張れそうな所は見つかったが、微妙なので5時30まで歩いて見つからなかったらここに戻ってくることを決め、歩を進める。森山さんがおそろしい速さで先に偵察しに行ってくれる。20分くらい歩いた所で森山さんが引き返して来た、何とかツェルトを張れる所を発見して来てくれた。落ち葉でふかふかであったし、焚き火もできそうであったので申し分は無いところであった。長かった1日の遡行が終わる。日が暮れる前にツェルトを貼って、焚き火を起こす。焚き火は雨も降っていたので、つけられないかなと思っていたが近くに乾いた落ち葉や木があったこともあり1時間もかからずつけられた。 ![]() ![]() しかし日が暮れてしまい椎名さんは魚釣りは断念、魚釣りで有名な沢であっただけに悔しそうであった。夕飯は成美さんのチーズリゾットと卵スープ、疲れた体が癒されるうまさであった。夕飯後は、沢の醍醐味でもある焚き火で遊ぶ。自分が持ってきたベーコンや成美さんが持ってきたチーズ、森山さんが持ってきたジャガイモなどを炙って食す。どれもうますぎる、泊まりの沢の幸せな瞬間である。9時30くらいまであったまり、就寝。 24 今日はほとんど沢も残っておらず、下山だけなのでゆっくり起床し出発する。30分も歩くと広河原に到着。 ![]() 昨日あと30分歩いていれば…、という気持ちは募るが過ぎたことはしょうがない。装備も全て解除してニグラ峠を目指すが、道が非常に悪い。ピンクテープが連打されていたため、迷うことはなかったが道が細くガレていて一回滑ると止まらないような場所が多い。ビビりながら登っていき、ニグラ峠に到着。ここから平滝までの道も同様に非常に悪い、かろうじて踏み跡がある程度であったが仕方なくゆっくり下っていく。1時間ほど下って平滝到着、ここからは行きで三重泉橋まで歩いたような道を歩き三重泉橋を経て林道ゲートに到着。下山路も中々シビアであった…。 今回、個人的には1年ぶりの泊まりの沢であったが非常に成長できた沢であった。森山さん・椎名さんは自分にほとんどトップを任せてくれたので、本当にありがたくまた心強かった。また1年の戸谷も良く頑張った、1日目の天気が悪く遡行時間の長い時も、2日目の悪い下山路の時も弱音をはかずついてきていた。大きく沢の経験値は上がったと思って問題ないだろう。 天気が悪い予報が出ていた中で不安も大きい沢であったが、本当に行けて良かったと思える沢であった。 |
by tmualpine
| 2018-06-24 14:24
| 沢
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