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山岳部の様子
by tmualpine
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TMUAC 首都大山岳部とは
創部1950年
山岳部では縦走・クライミング・沢登り・雪山など四季を通じて様々な活動をしています。
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鳳凰三山

日時:201869日~10
メンバー:古賀、安田(記)、森女、森男、上村、吉田

9

0500
部室出発 0900御座石温泉駐車場 1200燕頭山 1330鳳凰小屋幕営 1430鳳凰小屋 1500地蔵岳 
1600
鳳凰小屋

10

0300
起床 0400出発 0510観音ケ岳 0540薬師岳 0630南御室小屋 0700苺平 0824大馴鹿峠 
0730
千頭星山 1025御所山 1215青木鉱泉 


土曜日早朝発だったので実家組三人(森男、森女、上村)は安田宅で全泊した
あまみちゃん(森女)の寝方がおもしろかったのでブログ用に写真を撮ろうかと思ったが
肖像権の侵害になるのでやめておいた

0500
えみちゃん(吉田)を寮前で拾い、続いて古賀さんを拾いに行った
二人とも寝坊したらしい
みんな安田宅で寝ればよかったのに

0900
御座石温泉駐車場到着
出発前に地形図の勉強をしようとし、一年生全員コンパスを持っていないことが発覚する
みんな何回か山に行ったことがあるため持っていると思い込み、装備確認で飛ばしていた
次回までに買っておいてね

ここからはひたすら急登
800m
程度のぼりが続く
無言で登っていくが、かなりいいペースだった

休憩中はみんな楽しそうにおしゃべりをしていた

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鳳凰三山_e0009437_11342584.jpg
奥の二人は目の前の山が何かを確認している


1200
燕頭山到着
想像以上にしょぼかった

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1330
緩いのぼりが続いていたがあっという間に小屋に到着
計画書では16時着の予定だったがかなり早くつけた
時間が余っているので明日登る予定だった地蔵岳を空身でピストンする

鳳凰三山_e0009437_11305843.jpg
鳳凰三山_e0009437_11295771.jpg
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山頂からは甲府盆地を一望できた
一年生ははるか下界を見下ろし満足そう

登り下りともコースタイムの5
古賀さんが「一年生速くていい子だね~」と感心していた
歩荷の成果が出ていて嬉しい

1600
鳳凰小屋に戻り夜ご飯の準備にかかる
ごはんは安田が歩荷したクラムチャウダー
天気が良かったので野外で炊飯した
普段古賀さんと山に行くときは一人0.5合しかコメを食べないのだが一年生が食べる気満々だったので6合炊く

古賀さんの煽りを受けて安田によそわれたコメの量が異常に多かった気がするがみんなよく食べきりました
えみちゃんは顔青ざめてて辛そうだった

鳳凰三山_e0009437_11313594.jpg



1900
就寝
明日の準備をしっかり行ってから就寝

10

0300
起床

0400
出発
前日にしっかり荷造りをしていたおかげで、起床から一時間で出発できた
優秀です

分岐で日の出を拝む
雲海の中にたたずむ千丈甲斐駒がほれぼれするレベルできれいだった
景色が最高だったので風が冷たかったが写真撮影大会
やっぱ女子はポージングのバリエーションが豊富ですなあ

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0510観音が岳
晴天の中360度の雲海
こんなみごとな雲海は全員人生初だったのでなかなかのテンションの上がりようだった
下界はすべて雲に覆われ、見えているのは山だけ
日本アルプスと八ヶ岳、富士山が雲の上に浮かんでいてしばし無言で景色を眺める

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0540薬師岳
勢いに乗り一度山頂を巻いてしまったので、反対方向から山頂へ
十分に景色の見納めをして南御室小屋まで駆け下る
スピード感のある下山

鳳凰三山_e0009437_11320753.jpg

鳳凰三山_e0009437_11375237.jpg

0700苺平

高度を下げていくと、雲の中に突入した

苔むした森林と霧がいい雰囲気を作り出してくれる

ここからは破線ルート

前日に鳳凰小屋のおじさんに「そっちは人がほとんど入らないからやめたほうがいい」と言われていたので気を引き締めて向う

途中の大崩壊地では登山道が一か所落ちていたので古賀さんがパイオニアとなり新規ルートを開拓する

かなり急な下り坂だったのと、一般道に比べて道が悪かったのとで一年生が苦戦する

みんな叫びながらスライディングしていて楽しそうだった(たぶん)

0824大馴鹿峠

長いくだりを終えて、ここから200mほぼ直登

アキレス腱とふくらはぎにいい刺激が来る

 
0730
千頭星山

ここから20分の分岐までは一般道だったのであやかちゃん(上村)のトップを託す

素晴らしいスピードだった

鳳凰三山_e0009437_11311178.jpg


1025御所山 

分岐からは若干藪漕ぎ気味になる

笹が濡れていたためズボンと靴がみずみずしくなる

一時間無心で歩き御所山に到着

ここから急な坂を下れば終わりなので、一年生も少し笑顔になる

ただ、ここの道がけっこうガレていたので一年生は怖かったみたいで

下り終わった後あまみちゃんに感想を聞くと「下りってもっと楽しいものだと思っていました」と言っていた

慣れたらこんな感じの道のほうが楽しくなるよ~

鳳凰三山_e0009437_11320070.jpg


1215青木鉱泉

下山完了

一年生にはここで待っていてもらい、安田と古賀さんで御座石温泉まで山を越えて車を取りに行く

地形図も見ずにべらべらしゃべりながら、走っていたら完全に道を間違えていた

かなり下ってしまい、登り返しに一時間費やす

この一時間は下ってしまった反省と地形図の確認を行った

途中、ウリボウ4匹とシカ2頭に遭遇

親のイノシシが出てこないかとビビりながら木の枝を振り回して歩いた

1430

無事に一年生を回収し帰路に就く

この時間帯から徐々に雨が強くなってくる

二日間とも天候に恵まれた山行だった

みんなが無事に下山できたことにほっとした

感想は一年生4人とも「楽しかったです!!!」とのこと

そう言われると計画を立ててよかったなあと思います

今回の山行では、一年生に登山の基本を教えられたと思う

はかんくん(森)は男一人でよく頑張った(精神面で)

普段トレーニングをしている人は、強くなっていることが分かった

今後も週二回のトレーニングを欠かさずに行ってどんどん強くなってほしい



個人的な反省になってしまうが、一番の反省点は遭難対策本部への計画書の提出を忘れたこと

いつでも事故が起こる危険はあるのだが、今回は一年生が多かったこと、天気予報がよくなかったこと、破線ルートだったことを含めると遭難対策本部が山行を把握していなかったのは非常によくなかった

帰りの車で、計画書のメールが下書きボックスに入っているのを発見したときはパニックになりました

計画に漏れがないよういつも以上に注意をしたつもりだったが、またしてもひどいミスをしてしまった

反省の意から、夜の飲み会には行かずに家で一人自宅謹慎していた

再発防止に努めます、大変申し訳ありませんでした



by tmualpine | 2018-06-12 18:10 | 縦走
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