人気ブログランキング | 話題のタグを見る
excitemusic
ICELANDia
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
TMUAC 首都大山岳部とは
創部1950年
山岳部では縦走・クライミング・沢登り・雪山など四季を通じて様々な活動をしています。
カテゴリ
検索
最新の記事
20260217-18 南八..
at 2026-02-18 19:26
20260206-08 鍋倉..
at 2026-02-16 16:01
20251230-20260..
at 2026-01-30 17:20
20251208赤岳沢−奥壁
at 2025-12-29 20:20
20251213-14 谷川..
at 2025-12-20 17:11
以前の記事
カレンダー
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


南アルプス全山縦走(不完全燃焼)

日程:8/10~19
メンバ-:日高、田原、當摩、江村、岩崎、土屋、小野瀬(記)、田中、水谷

皆さんこんにちは。山岳部3年の小野瀬です。
今年の夏は、前々からやってみたいと夢見てきた南アルプス全山縦走に行ってまいりました。
…しかし、台風11号の影響もあり、出発日を一日遅らせ、8月10日に出発することに変更。
安全第一ですね。


8/10 曇り時々雨
てなわけで、朝の八時橋本駅に集合。台風による電車への影響を考慮し早めに出発。
ところが、、、案の定電車に遅延が…乗るはずのホリデー快速は運休…仕方なく鈍行にて目的地の飯田線平岡駅を目指します。

やっとの思いで飯田駅に着いたのは16時前。目的地はまだまだ先ですが、やっとここまで来たかという感じです。この時、天竜峡~豊川間で運休していたため、飯田駅にてしばらく時間を潰します。

易老渡の登山口に行くには、平岡駅または飯田駅からタクシーになるためひとまず待機。このまま天竜峡から先が動かなければ、飯田駅から向かうことにします。
しかし、ここでまたしてもアクシデント!易老渡への林道で土砂崩れが発生し、いつ開通するかわからない状態に…ある程度覚悟はしていましたがショック…
駅員に尋ねると、何とか電車は復旧するとのことなので、当初の予定とは異なり、畑薙側の登山口より入ることにしました。
というわけで本日は浜松まで進むことに。再びの飯田線地獄
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_13491944.jpg

…あまりの長さに皆さん変なテンションでこの地獄を乗り切りましたとさ


8/11 晴れ時々曇り
浜松駅にて夜を明かしましたが、数名の部員が幽霊を見たそうです。自分はぐっすり寝てたため残念ながら見逃してしまいました。見たかったわ~

調べたところ、畑薙第一ダムまで入れるとのことなのでいざ出発。静岡駅11時発でジャンボタクシーが出れるそうなので、これで向かいます。山道とタクシーの運ちゃんのドラテクで酔った人もいたようです。途中の井川ダムにて休憩を取らせていただきました。自分と土屋は、ちゃっかりダムカードをゲット!
14時頃沼平ゲートに到着。いよいよスタートです。
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_14281913.jpg

30分ほど歩くと茶臼岳への登山口である大吊り橋に到着
↓サングラスがよく似合う水谷くん(1年生)
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_14491978.jpg

↓高さにビビる田原さん(4年生)
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_1451254.jpg

渡りきったところにいい具合の杖(ただの木の棒)を数名が拾い、最後まで持って行くらしい。やれやれ…
台風の影響か、ところどころ道が破壊されていました。
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_16131749.jpg

ヤレヤレ峠を過ぎいくつか吊り橋を越え、ウソッコ沢小屋に到着。時間的にはここでテン泊することも考えましたが、次の日の天候がよろしくなさそうなので横窪沢小屋まで行くことに。
18時横窪沢小屋に到着。皆さんまだまだ元気いっぱい。
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_16215242.jpg



8/12 雨
朝起きると…テント内なのに雨。そう、雨漏りです…
防水はしてきたつもりでしたがフライシートが予想以上にダメでした…
朝からテンションがた落ちですが、気を取り直して出発!
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_16243368.jpg

後ろのほうを歩いている上級生(主に土屋と田原さん)は、余裕なのか歌を歌いながらの登山!?
途中の茶臼小屋で休憩がてらに雨宿りしていると、小屋も方に温かいお茶や菓子を頂き、感動。冷えた身体に染み渡ります。英気を養ったところで縦走続行!
雨だったことと、自分が2シーズン前の冬期に茶臼岳は行ったことがあったということもあり、茶臼岳のピークはスルーし、北を目指します。先は長い!
上河内岳は巻くこともできますが、さほど遠くないためピークへ
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_1633166.jpg

聖平小屋には12時頃到着。結局一日中雨
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_16392544.jpg

しかし、一日中雨だからといって我々はくじけない
なぜなら…そう、聖平小屋には名物の
フルーツポンチがある!!
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_16443697.jpg

HP全回ですわ!あまりの旨さに、このテントの男どもだけで全て食べつくそうかという勢いで食らいつきます。本当に美味しいので、まだ食べたことない方は是非ご賞味あれ!


8/13 晴れ
昨日とは打って変わって青空が!しかし、次の日がまたしても雨らしいので、頑張って荒川小屋を目指します。
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_16523648.jpg

光岳がよく見えます。行きたい気持ちはかなり強かったですが、今回は我慢。2シーズン前の冬期に光岳小屋まで行ったのに、ピークには行かなかったことを激しく後悔しました。
0715聖岳到着。見事に晴れ渡り、最終目的地の甲斐駒ケ岳まで見渡せました。そんなに遠くない…気がする
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_1723690.jpg

富士山もくっきり
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_1742988.jpg

振り向いてからの聖岳
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_1761437.jpg

1150百間洞に到着。計画だとここでテントを張る予定ですが、荒川小屋を目指します。
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_1794754.jpg

赤石岳の登りに入る手前で通り雨に合いますが、それほどひどくならず一安心
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_17125072.jpg

さすがにへばる人も出たため、余裕がある人で荷物を持ち赤石岳に挑みます。鼓舞し合いながら何とか登っていく中、江村が謎の覚醒!?
江村曰く「リミッターを外した」…とのこと。…何じゃそりゃ
偽の頂上目前(本当の頂上はまだ先にありましたが)にて、江村が猛ダッシュ!!自分も負けじとダッシュし一時は追い抜きかけますが、結局力尽き完敗。江村のリミッター解除恐るべし。(先程も述べましたが本来のピークはまだまだ先だったので、ただの疲れ損)
途中の赤石岳避難小屋の方のハーモニカを聞けたり、なんやかんやで山頂へ
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_17242375.jpg

田中ちゃん(2年生)が見事に標識と被り、赤??になる失態!!おそらく赤石岳山頂だと思われます。
まあ可愛いから許そう。悪いのは、覚醒モードが切れかかってるカメラマンの江村がちゃんと指示しなかったことだろう。
明日行く荒川三山がよく見えます
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_17381914.jpg

1720やっとの思いで荒川小屋に到着。12時間行動はさすがに堪えました。
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_17405358.jpg



8/14 雨後曇り
予想通りの雨…しかし、立ち止まっていてはいつまでたってもゴールは見えてこないので、意を決っして進みます。
0630中岳避難小屋。ここにザックをデポし必要な物だけ持って悪沢岳へピストン
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_17482210.jpg

0730悪沢岳山頂
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_17513399.jpg

エアリアのコースタイムでは往復三時間かかるところを一時間半で往復できました。
天気が悪く寒かったので、そそくさと高山裏避難小屋のテン場を目指します。
しかし、ここでまたしてもアクシデント発生。下ってる途中、田中ちゃんが足を滑らせ右足首を捻ってしまいました。テーピングをし、なんとかテン場を目指します。
1100高山裏避難小屋に到着。この頃が雨のピークでそこそこの強雨に。てなわけで素早くテントを建てて暖をとります。田中ちゃんの怪我は大事には至らなかったようですが、とりあえず明日の朝まで様子を見ることに。
夕方には雨は上がり、夕日を拝むことが出来ました。明日こそは晴れて欲しい。
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_21275653.jpg



8/15 曇り
願いも虚しく、霧。何も見えません。
幸い、田中ちゃんはなんとか歩けるそうなので、三伏峠を目指します。
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_21343489.jpg

1000三伏峠に到着。あっという間でした。そして、この日は特に何もありませんでした。
ここで土屋と岩崎とはお別れです。それに加えて1年生の水谷も下山することに。天気に恵まれず残念。
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_2141512.jpg

三伏峠小屋は天気図や天気予報の情報が充実してました。
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_21433269.jpg

↑思わずShit!と叫びたくなるようなクソ天気図。とてもお盆の天気図とは思えません。太平洋高気圧はどこへ?秋雨前線出現するの早すぎでしょ?などなど、自分と江村はこの天気図に文句たらたら。
とは言え、自分たちは神様ではないので天気は操れません。受け入れましょう。


8/16 曇り時々雨(午後には晴れ間も)
いつもどおり4時に起床するも雨脚が強いため一時間様子見。すると雨も上がったため、予定よりも一時間遅れで出発。
岩崎が畑薙から持ってきた杖は、田中ちゃんが継承。しかし、出発して三分と持たずに投げ捨てられました…かわいそうな岩崎
――の杖。
日高さんがすかさず回収。
幸い、天気はそれほど悪くならず、あっという間に塩見岳へ
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_2272767.jpg

南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_2235337.jpg

↑でこの笑顔。岩崎の杖を、いかにも私が持ってきましたと言わんばかりの笑顔ですね。
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_22145426.jpg

南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_22162890.jpg

熊ノ平手前にてとうとう晴れ間が
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_22205968.jpg

南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_22202948.jpg

↑田中ちゃん、赤石岳に続き今度は當摩さん被し
1340熊ノ平到着
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_2226523.jpg

南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_22262138.jpg



8/17 曇り時々晴れ
この日は、行程に余裕があるため、5時起床で6時出発。
天気も大分良くなってきており、時折晴れ間が顔をのぞかせます。
0735三峰岳山頂
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_22305411.jpg

南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_22314833.jpg

最近、国内3位タイの3190mになった間ノ岳がよく見えます。
0830間ノ岳山頂
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_22361484.jpg

自分以外の4名は、晴れた間ノ岳からの景色を見たことあるからあまり乗り気ではないようでしたが、雲が取れるまで待つことに。


…待つこと2時間半

晴れませんでした
長い間自分のわがままに付き合って頂きありがとうございました。申し訳ありません。
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_22394073.jpg

1430両俣小屋到着
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_2242425.jpg



8/18 晴れ時々霧
起床時は雨でしたがすぐに止みました。本日は、両俣小屋から仙丈ヶ岳までひたすら登り、北沢峠へサクッと下ります。
ここまで頑張ってきた田中ちゃんですが、捻った足をかばいながら歩いてきたせいで膝を痛めてしまったそうで、両俣小屋より林道経由でバス停まで下山することに。當摩さんも一緒に下山していただきました。
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_10514158.jpg

田中ちゃんの怪我は、大事に至らず、数日間安静にしてれば治るとのこと。今後、みなさんも怪我には十分注意しましょう!
さて、残すは田原さん、日高さん、江村と自分の4名にまで減ってしまい、少し寂しいですが頑張って縦走続行してまいります。残ったメンバーは、体力がまだまだ有り余っていたので、ものすごいペースで進んでいきます。
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_10512459.jpg

長々と続く登りをずんずん進んでいると…
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_10475170.jpg

南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_10483789.jpg

オノセ「晴れたーーーーー!!」
とうとう待ちに待った晴れ間がっっっ!
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_10531061.jpg

雷鳥も我々をお出迎え
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_10534451.jpg

0935大仙丈ヶ岳到着!(大分早い!)
久々の晴れ(太陽)に、皆テンション最高潮!そして、天空のアホどもPart2(※Part1は2012年夏の中央アルプス全山縦走)
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_110016.jpg

装備がここまでびしょ濡れだったので乾かします。
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_1121921.jpg

大仙丈ヶ岳山頂を完全に制圧しました。他の登山者が来る前に撤収し、先に進みます。
1125仙丈ヶ岳山頂に到着!人がうじゃうじゃと溜まっていました…とうとうここまで来たか。
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_1143516.jpg

後は、北沢峠へ下るのみ!他の登山者とすれ違うとなんだかいい匂いがすることに気づき、自分たちが相当臭いのではないか!?早く温泉に入りたい!
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_1193497.jpg

南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_11102393.jpg

南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_11101861.jpg

南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_11113466.jpg

1400大平山荘到着。結構疲れました…
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_1111487.jpg

北沢峠を越え、長衛小屋のテン場にテントに張り、最終日、甲斐駒、黒戸尾根に備えます。
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_11143528.jpg



8/19 晴れ
自分の提案で、0330に出発。天気も良好。ヘッドランプを装備し、いざ甲斐駒へ!
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_11175540.jpg

5時前、だんだんあたりが明るくなってきました。
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_1120158.jpg

甲府盆地を埋め尽くす雲海
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_11214955.jpg

光り輝く甲斐駒
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_11223028.jpg

ブロッケン現象
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_11243537.jpg

0640甲斐駒ケ岳山頂。山頂は残念ながらガスってしまいました。今まで登ってきた他の南アの山々と異なり、花崗岩が山体を形成しており、顔つきが全く違う。
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_11291327.jpg

さあ、今回の山行も残すは黒戸尾根を下るのみ…長いですが(汗)
標高を落としていくと霧も晴れ、素晴らしい景色が眼下に広がります!
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_11322187.jpg

南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_11332029.jpg

南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_11344333.jpg

南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_11355625.jpg

1300竹宇登山口に到着!
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_11385134.jpg

長い間お疲れ様でした!

下山後は、カイコマスターの江村と日高さんおすすめの尾白の湯に立ち寄り、十日間の疲れと汚れを拭います。素晴らしい温泉でした。
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_1145393.jpg



今回の山行は、台風や秋雨前線の影響もあり天候に恵まれず厳しいものとなってしまいました。また、南アルプス最深部の光岳にも行くことができなかったのは、とても残念です。更には、後輩2名を計画通り最後まで連れて行くことができず、最終的にメンバーが4名になってしまったのは、まだまだ自分の至らなさを感じました。
今後、就活や卒論等で忙しくなるとは思いますが、山岳部の活動に積極的に参加できるよう頑張って行きたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。今回の山行に参加したメンバーの皆さん、お疲れ様でした!
南アルプス全山縦走(不完全燃焼)_e0009437_12154728.jpg

by tmualpine | 2014-08-23 11:58 | 縦走
<< 南プス大井川水系栗代川 西丹沢 西沢下棚沢(敗退) >>