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山岳部の様子
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棒の折山日帰り登山

4月23日(日)
メンバー:安田(記)、上村(西村)、佐々木

さくっと登れる面白い山はないだろうかと探したところ
奥多摩いい山を見つけたのでいざハイキングへ

今回は一年生が二人来てくれた
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左がみきちゃんで、右がありちゃん

みきちゃんとはどこかで会ったような気がしたが一年生だと言い張っていたので
きっと気のせいなのだろう

ダムを超えてダム沿いの道路をてくてく行くと、沢沿いの道に入る
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上りはずっとこんな感じ

石の上を歩きながら
沢登りしてるみたいじゃーん
と一人でテンションマックスになっていたら

本当に沢登りをしているお兄さんたちを発見

沢登りがうらやましすぎて少しテンションが下がる

その後ちょっとした岩場を超え、山頂に到着
e0009437_08480295.jpg

ここで一年生のみきちゃんが、四年生のゆっきーさんに変身


じゃーーーーーん!!!


とチャームポイントの眼鏡をかけたゆっきーさん登場


しかし、ありちゃん
状況が理解できず混乱している


ゆっきーさんは一年生が一人だと寂しいだろうとわざわざ
変装してきてくれたのでした


いやー優しい先輩だな


その後は下山までゆっきーさんのマシンガントーク


天気も良かったし、のんびりと山歩きを満喫できた山行だった


今回、一番の収穫はありちゃんがかなり強いと判明したこと


今後の活躍が楽しみです

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おまけ、ネタ晴らしをした時のありちゃんの苦笑いの写真




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# by tmualpine | 2017-05-01 09:17 | 縦走 | Comments(0)

新歓山行 塔ノ岳

・日程:4/16(日)
・メンバー:江村、王鞍、安田、小味山(記)、高橋、小林、町田、西田、佐久間
(新入生)大和田、岸、黒木、佐々木、難波、劉、高安

0835大倉 1005駒止茶屋 1035 堀山の家 1130花山山荘 1215塔ノ岳山頂 1400花山山荘 1420堀山の家 1450駒止茶屋 1540大倉

新歓山行で塔ノ岳に行ってきました。
これでもかというくらいの快晴、暑くてバスを降りて早々に今日は防寒着を使わないことを悟る。
日曜日でしかも快晴ということもあり、大倉は予想以上に賑わっていた。
新入生が7人も来てくれて、総勢16人、グループを2つに分けて山行スタート。
案の定歩き始めるとすぐに汗が吹き出る、新入生と話ながらどんどん進んでいく。
駒止茶屋前でひと休憩、新入生も少し疲れていたがまだまだ動ける様子。
駒止茶屋を超えてもペースが落ちることはなく進む。人が多くて渋滞することはしばしばあったが…。途中で景色も良くなってきて新入生と同じく自分もテンションが上がり歩も進む。
花山山荘にも案外早く到着、スタート時間が遅くなってしまったため少し遅れると思ったが予想以上に新入生が強かった、20分ほど早くつくことができた。
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富士山もこの通り、綺麗でした。
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ここまで来ればもう山頂はすぐそこ、景色を堪能しつつ無事山頂到達。最後まで新入生は弱音はかなかった。
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20分ほどして後発チームも到着、みんなで記念撮影。
山頂の景色はもちろん最高!
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昼食はホットドックとスープを振る舞う。ガスを全て投入しガンガン作っていく、やはり山頂で食う飯は最高だと実感しつつ余ったホットドックを現役も食らう。
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しっかり休憩して下山へ、何も問題なくどんどん下山していく。
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結局、大倉には計画通り到着。
バスで渋沢駅まで戻って、解散。

今回の山行、まずは事故・ケガが無くて本当に良かった。
塔ノ岳を選んだ時から、新入生には少し辛いのでは?という考えはあったが少しバテるぐらいの山を登らせたいという思いもあり塔ノ岳に足を運んだ。しかし、見事に新入生は予想を裏切ってくれ、嬉しいような悔しいような…。期待できる新入生ばかりでぜひみんな入部して欲しいと純粋に感じた。
同行して下さった、先輩方ありがとうございました。
また写真を撮るのをすっかり忘れていたため、ブログにあげる写真が全然ありませんでした。文字ばかりで申し訳ありません。




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# by tmualpine | 2017-04-18 14:28 | 縦走 | Comments(0)

20170321伝付峠〜仙丈ケ岳(感想文)

記:王鞍

3/21〜27の南アルプス縦走についてのちゃんとしたブログは1年の小林が書いてくれたのだが、自分個人として合宿を通じて感じたことを記録に残しておきたかったので追記とする。

そもそも今山行は比較的長期の雪山縦走として持続的な生活技術の体得と、文登研で学んだ意識的な部分の伝達を目的として計画した。それから部としてのまとまりを強めるといった漠然とした考えもあった。

しかし私自身文登研から合宿まで中三日しかなく事前準備が十分に出来なかったことや私と橋本が股関節に炎症を持っていたことなどがあり、多少の不安を抱えての入山となった(もちろん不安のない入山はないが)。

行動初日、各メンバーが一日ごとにリーダーになり状況判断と統率を行い気になる点をその都度私が指摘あるいは議論するという形(文登研で行った形式)をとり、この日は小味山がリーダーだった。
一年生は全体的にルートファインディングが著しく出来ないので主にそこに重点を置いて指摘しようと考えていたが、あろうことか私が伝付峠への尾根取り付きを間違えて愕然とし色々やりづらくなってしまった。気持ちを切り替えてその後うるさく指摘したが当然説得力に欠けていた。

2日目は樹林帯をのんびり進む予定だったがいやらしい積雪で五歩に一歩は穴に嵌るような状態だった。加えて広いピークで少し道に迷い時間を食うが、現在地の確証が得られない状態から予測を立てて情報を集め確実にルートに戻る勉強になった。
その後も樹林帯はずっと落とし穴状態が続き、時間を取り返せると踏んでいたハイマツ帯ではところどころで岩が露出し難しいアイゼンワークを強いられることとなる。こうしたコンディションは予想外で(十分に予想できることではあったはずだ)結局全行程で1日平均10時間以上のハードな行動になってしまった。この時期の白峰南嶺や仙塩尾根の記録はほとんどなく、雪山二シーズン目の持ちうる想定能力の低さを思い知ったが前向きに考えれば良い経験となったのだろう。

3、4日目は農鳥〜三峰岳の岩稜でいくつか際どい(ミックス要素のある)クライムダウンと雪壁があり嫌な緊張感の中で時間が過ぎていった。自分が通過できるか否かの判断は比較的簡単だが、メンバーの力量は不確定要素が多く不安は拭えない。ただ天候が安定していたことは幸運だった。吹雪だったら潔く沈殿すべきだが時間のない中で果たしてその判断が出来たかどうか自信はない。

5日目は大仙丈ヶ岳直下の雪壁が核心でそこそこの風雪で軽くホワイトアウトしていた。しかしそこでの雪崩の危険性は低く思えたしアイゼン・ピッケルもしっかりと効いていたので特に不安はなかった。ただ想像以上に疲弊し(個人的な体調不良のようなものだったように思える)、状況をしっかり把握しながらの行動としてはギリギリのものだったが、そこはうっちー(内田)がいたのでそこまで心配はなかった。

その夜の快適な避難小屋泊まりと、明日は下山ということもあり気が緩んだのかもしれない。最終日が全行程での核心になるとは考えていなかった。

最終日、昨日のトレースが綺麗に消えていたので軽くハンドテストで30cmほどの弱層を確認。出発時には昨夕よりは視界が効いていたので間隔を空けて藪沢カールをトラバースして尾根に乗ったところで降り始める。この頃にはかなりホワイトアウトし始めていた。辺りに樹木は無く10mほど先の斜度はほとんど把握できなかったが、雪庇を警戒して局所的な最高地点から少し西側を外さぬように降っていく。途中でやけに斜度が急なことに気づき東側が見渡せるような地点で目を凝らして待っていると一瞬視界が開け、そちらに一筋尾根が見えた。下降する尾根を間違えたのだ。もう一度登り返してから正しい尾根に戻るにはこの視界では困難に思えた。それよりは一瞬見えた尾根の位置に向かう方が正規ルートに戻りやすいと考えトラバースを選択した。しかし結局のところ一番楽な手を取ったというのが本当だろう。沢状に近い地形でのトラバースの危険を感じていながらも登り返す気にはなれなかったのだ。
私を先頭にして露出したハイマツ中間点とし2つピッチを刻み1人ずつトラバースした(ロープは出していない)。
2ピッチ目に私がトラバースしている時に足元からスッパリと破断し雪崩が起き、斜面下方の白い霧の中に消えていった。その先は破断面の下を通過してなんとか全員主稜線に乗ることができた。
私としてはトラバース時に一歩足を出すごとに足元に亀裂が入ったので30cm下のクラスト面にしっかりとアイゼンとピッケルを打ち込む事を意識してクライムダウンの姿勢で進み、意図的に亀裂を蹴って雪崩を起こした。それは不安定な積雪の上を歩くよりは破断面の下を進んだ方が安全(伝播しにくい気がした)ではないかという曖昧な考えによるもので、その瞬間の判断が正しかったのかは分からない。いずれにしても引き返すよりは進んだ方が良いようだった。
とにかく他のメンバーには出来るだけ素早くトラバースを終えるように叫んだのだが、いかんせん小味山が遅くイライラが募る。その後そのことについて意見を求めると、慣れていなかったのだという。確かにクラスト面のアイゼンワークはそれなりに難しく、斜面はだいぶ下まで切れていたので急いで抜けるには滑落の恐れもあった。そこで初めて私はここでのトラバースという判断が1年生よりも自分寄りの基準で行われていたことに気づいたのだ。
振り返ってみると、かなり上部から雪崩れた場合埋没以前に滑落を免れなかっただろうし、そのハザードもリスクも十分に高かった。やはり登り返すべきだった気もするし、そもそもホワイトアウトし始めた時点、いや弱層を確認した時点でカールを尾根の分岐点まで直登し右に急斜面を見ながら下降すべきだったのだろう。とにかくできる限り早い地点で的確な判断を下さないとどんどん状況が悪化していくことがあると学んだ。
また、同じ日に那須で大規模の雪崩事故があったことを帰ってから知り、あの時私には危険に対する意識も恐怖心も足りていなかったと感じた。


ともあれ結果的には全員怪我もなく(2人の炎症も大きな妨げとはならなかった)無事に下山できたわけだが、他にもいくつか問題はあった。

第一に装備面。何人かのワカンの紐が切れそうなことに行きの電車内で気づき応急措置し、私の下のレインウェアが寿命を迎え、小味山のゲイターが破損した。どれも出発前に入念にチェックしていれば防げたことである。ゲイターに関してはチャックが壊れたのだが、これはゲイター上部の絞り紐が欠如していたためゲイター内に雪がたまった(それはもはやゲイターではない)のが原因であり、もっとまともなゲイターを持ってくる、あるいは修理してくることが出来たはずだ。
一応出発する何日か前に携帯する装備を全員で確認するのだが、全ての個人装備を十分に確認する時間を共有することは不可能だし、今回は特に時間が無かった。
やはり普段から部と自分の装備を小まめにチェックする必要があるし、入山前は各自で装備の点検を行うことが大切だと実感した。

第二に一年生の能力について、私自身あまり偉そうに言えるレベルでもないのだが、状況判断をするにあたってまず橋本には体力、小味山には観察力、小林には決断力が特に足りないと感じた。また全員共通で読図の知識はちゃんとあるのだが、周りを十分に観察できておらず現在地を把握できていることがほとんどない。合宿中、コンパスと周りの地形をよく観ながら歩けと散々言ったので後半ではいくらか改善されていたが継続的にその意識を持って欲しい。それからワカンやアイゼンの着脱が遅い。特に小味山は著しく遅い。そのため意識してアイゼン・ワカンの切り替えを小まめに行ったが小味山は結局遅いままだったので何か工夫するか練習してコツを身につけてほしい。素早く着脱できないことが危険を生むことがあるし、何より待ってる方としては実にイライラする。

第三に議論がなかった。私が何か言っても一年生からはほとんど意見がなく、返事も聞こえない。これはとてもやりずらかった。何を考えているのかはもちろん、私が言ったことが理解できたのか、そもそも聞こえているのかが分からない。そうした声を引き出すのもリーダーの役割ではあるが、こちらの考えは明確に伝えたつもりだしやはりフォロワーシップは低かったように思える。パーティとして意見の交換や共有がないとメンバーの状態が把握できず適切な判断はできないだろう。だいたい面白くないし、一緒に山に入っている意味がない。私としてはずいぶん煩く言ったので場合によっては喧嘩が起きても面白いと期待していたが気配もなかった。といっても我々の誰も喧嘩するような人間ではないのだが…。

個人的には全体の計画が粗末だったことを大いに反省しなければいけない。そもそも今回はより長期の山行を意識して、毎朝フレッシュな状態で起床できるような強度の行動とストレスレスなテント生活を考えていたのだが全く想定から外れてしまった。その代わり様々な状況に対面したため文登研で学んだことを一通り伝えることができたし濃くて幅広い経験ができた。また毎日カツカツだったせいで終わってみれば合宿全体が短かったようにも感じる。そして少しでも模範的なリーダー像を示すことが出来たか言われるとあまり自信がない。
正直なところ今シーズンの冬山がこれでひと段落ついたのでホッとしている。今年に入ってから絶え間無く計画と山行と道具の手入れ等に追われていたのでとりあえず少し休憩。
一年生、名指しで批判してごめんよ。
そしてやっぱり"私"の一人称は慣れない…。

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# by tmualpine | 2017-03-30 07:16 | 合宿 | Comments(0)

2017/03/21-27伝付峠〜仙丈ケ岳残雪期縦走

・日程:3/21〜27
・メンバー:王鞍、内田、橋本、小味山、小林(記)

前泊
JR身延線の波高島駅まで行きそこからタクシーで広河原の発電所手前まで行きました。降りた場所から少し登り平地を見つけて幕営。

3/22
0550出発 0700八丁峠 0850東電小屋 1030出合 1430コル付近(2050mと2130mの間)にて幕営

朝飯を各自で済まし出発。初めは整備されていた林道もしばらくすると荒廃し始め危ないトラバースや橋渡りもあった。
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その後も赤テープを追いなんとか出合に到着。そこから尾根に取り付き伝付峠へ。前日に予定より進めたこともあり時間に余裕があったので伝付峠から少し進み幕営。この日の夕食は自分の持って来たトマト鍋。少し甘かったがトッピングのモッツァレラチーズは評判が良かった。

3/23
0530出発 1430白剥山 15502350m手前

この日は樹林帯をひたすらラッセルしながら進む。一応林道みたいな物があったが地図を頼りに尾根上を行く。2159mのピーク付近で迷ってしまいかなり時間をかけてなんとか林道に出る。
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4時から始まる気象通報を聞きたいので目的地には行かず2350m付近にて幕営。この日の夕食は内田さんのα米と具沢山の味噌汁。やはり味噌汁は日本人のソールフードである。

3/24
0500出発 0830笹山 1010白河内岳 1410農鳥岳 1650農鳥小屋

この日は森林限界を抜けることができるので比較的サクサク行けると思っていたが甘かった。農鳥岳付近はかなり危険なクライムダウンが続き予想以上に時間かかってしまった。
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予定していたテン場には着けないと判断し農鳥小屋にて幕営。この日の夕食は橋本のスープパスタ。コンソメ風のスープが冷えた身体に染みました。その夜はテントの下が地面だったこともありみんな寒くて寝られなかった様です。自分はパタゴニアのナノエアを着ていたので無敵でした。

3/25
0600出発 0740間ノ岳 1200三峰岳 1500野呂川越

この日は100名山であり日本第3位タイの高峰でもある間ノ岳に登れるということもあり、モチベーションも上がる。ほとんど夏山のコースタイムと同じくらいで間ノ岳へ登頂。
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ただそこからが長かった。三峰岳まで降るだけのはずが、本当に登山道なのかを疑ってしまうほどの険しさ。またしてもクライムダウンに時間がかかり今日の幕営地を野呂川越に変更。26日の下山は絶望的になった。この日の夕食は王鞍さんのキムチ鍋やはり安定の美味さだった。

3/26
0500出発 1340大仙丈ケ岳 1440仙丈ケ岳 1530仙丈小屋

この日は仙丈ケ岳へ向かってひたすら尾根を登る。前日までの快晴とは打って変わって雪が降りガスっていた。そのため樹林帯では鬼の様なラッセルが永遠に続き、森林限界を超えてもほとんどホワイトアウト状態なのでまともに進むことが出来なかったが、なんとか仙丈ケ岳に登頂。
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仙丈小屋は冬季営業はしていないが避難小屋として解放しているのでありがたく使わしてもらう。室内は広くトイレもきれいで非常に快適だった。この日の夕食は予備日用に持って着た炊き込みご飯とα米を食べる。久しぶりに米を炊いた気がする。

3/27
0530出発 0840小仙丈ヶ岳 1110北沢峠 1620戸台大橋

この日は下るだけだということで気持ちが緩んでいたのかもしれない。仙丈小屋から小仙丈ヶ岳に向かう途中で尾根を間違えてしまい斜面をトラバースしなくてはいけなくなってしまった。先頭の王鞍さんがトラバースを始めると足元がみるみる崩れ表層雪崩が発生。運よく自分達がいる上方では雪が動かなかったのでことなきを得ました。その後は赤テープがたくさん付いていたので間違えることなく北沢峠に到着。さらにそこから沢沿いをひたすら下りようやく戸台大橋に。タクシーを呼び伊那市駅へ行きそのまま帰京。


今回の山行は前泊プラス5泊6日という長期の冬山縦走だったこともあり、いままで経験した事がない事態が発生しても大丈夫な様にいつも以上に入念な準備と気構えで挑みました。終わってみると、かなり際どいクライムダウンや重度のホワイトアウトなど通常では経験出来ない様な事が経験でき、また学ぶ事が出来たのでとても有意義な山行になったと思う。個人的にはアイゼンとワカンの履き替え時間の短縮や素早いクライムダウンなどは大分出来るようになって来たが、ルーファイに関しては全然出来ていなかったので問題点が浮き彫りになった感があった。内田さん王鞍さんはしっかり現在地の把握が出来ていてまた、体力面でもいつも余裕を持って行動していたのでそのレベルに追いつけるようにすべての面でトレーニングを積んで行きたい。




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# by tmualpine | 2017-03-29 10:11 | 雪山 | Comments(0)

20170311文登研

記:王鞍

3/11〜17で国立登山研修所の冬山リーダー研修会に参加してきたのでその感想。多少偉そうなことも書きます。

まずこの研修会に参加した目的は、冬山での安全性の向上のために出来ることと多方面での技術の基準を知ることだった。

安全性について、洗練されたビーコン捜索や搬送の方法に加え、細かいバックアップや状況確認の意識をしっかり教え込まれたので有意義だった。自分の山に入る際の意識のぬるさ、現場での判断の甘さを痛感できた。実際に入山してからの指導については安全性を重視しすぎて本来の登頂という目的から遠ざかる点もいくらかあったが、そもそもが安全登山のための研修なのでそこは割り切って自分たちのスタイルに合うものを取捨選択していけば良いと思う。

また標準的な生活技術、事前研究の方法なども知ることができた。あるいは標準ではなく講師の経験によるものだったかもしれないが、理にかなった方法だったので是非活用したい。特に食事や水分補給について実践しながら見直していく必要を感じた。

以上より目的は達成できたと言えるが、もちろんこれらをいかに自分の中に定着させ部に浸透させていくが大事になる。搬送等の技術は講習と雪上訓練により確実に伝達できるはずだが、ここで学んだリーダーとしての意識は共に山に入り徐々に伝えていくしかないので山行中に出来るだけ細かく指摘しなければいけない。1年生にはうるさく言う場面が多くなると思うが、意図を理解してもらえればありがたい。

以下は小言。
研修会は7日間のうち3日間が講習や事前学習、残り4日間は冬山前進基地を中心とした実地訓練という形で行われる。その講習について、各分野で専門的な講師の方が講義するためより実践的な知識を得られると期待していたのだが個人的に本で読んだ以上のことはほとんど学べなかったのが残念だ。研修生の知識量はまばらなため約1時間ほどの講習時間では基本的なことしか説明できない。研修の参加者には事前に指定した本等を読んでくるようにするなどして時間を有効活用するべきではないだろうか。
また、研修会全体として体育会的な雰囲気があったように感じられた。登山に気合いや根性が必要なのは理解しているが、それはわざわざ研修で学ぶことでもないように思う。最終日に各研修生が今回の会を通じてこれから何を実行していくかを発表する時間があるのだが、多くの学生が体力をつけると語っていたことにも違和感を覚えた。体力がなければ十分な状況確認ができず正確な判断が下さないというのは当然だが、そんなこと研修を受けなくても分かるはずだし、もっと他に得られるものがあったのではないかと思う。
そうしたことも含めて、半数以上の研修生は目的を持たずに参加している、おそらく所属しているクラブから強制的に行かされているように感じた。今の1年には是非春山や夏山のリーダー研修会に参加してもらいたいとは思うが、出来るだけ自発的に、目的をもって行ってきてほしい。全然行きたくないなら時間の無駄なので行かない方がいい。
ちなみに自分の班の講師の3名(石川さん、増本さん、高村さん)は常に論理的に教えてくださって尊敬できる方々だった。他の班ほど腕立てもしてないし…。

とにかく勉強になったしそんなにつらくない、というかむしろけっこう楽しかったというのが実際のところ。

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# by tmualpine | 2017-03-27 19:33 | Comments(0)