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山岳部の様子
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山岳部では縦走・クライミング・沢登り・雪山など四季を通じて様々な活動をしています。
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カテゴリ:合宿( 11 )

北アルプス裏銀座縦走

日程:2017年8日20日~24日
メンバー:B4西村 B2高橋(記) 坂本 小味山 佐久間 町田 B1 佐々木 劉 木村 難波 岸 高安
以上12名で北アルプスの裏銀座を縦走しました。
24日から別行動として、佐久間(CL)、町田、佐々木の三名は燕岳まで縦走しました。
1日目
信濃大町2300
2日目
信濃大町0700 高瀬ダム0800 北アルプス三大急登1120 烏帽子小屋1240 就寝1830
3日目
起床0330 烏帽子小屋発0500 三ッ岳0630 野口五郎岳0810 真砂岳0830 東沢乗越0950 水晶小屋1040 水晶岳1130 水晶小屋1230 ワリモ北分岐1300 三俣山荘1530 就寝1900
4日目
起床0330 三俣小屋0520 双六小屋後0840 千丈乗越11:50 槍ヶ岳山荘1300 就寝1800
5日目
起床0330 槍ヶ岳山荘0530 千丈分岐点0720 滝谷避難小屋0920 新穂高温泉1120

1日目
各自で終電までに信濃大町に着き、みんなが寝つこうとするころ、終電を逃した若者たちがこれまでに聞いたことのないうるささで、宇宙戦艦ヤマトの替え歌を大合唱していて、静かかな信濃大町に轟いていた
おかげさまで、蒸し暑さと蚊と騒音によりほとんどの部員が数時間しか寝れなかったらしい
警察を呼ぼうと誰もが考えたが、われわれも職質されかねなかったのでやめた
ゲルマン民族の大移動の如く
一斉に聞こえないところまで移動するのが正解だった

2日目
7時にタクシーを手配してあったのでそれで高瀬ダムに向かう
昨日の事件のことを運転手に話すと
「それなら、言ってくれれば営業所で寝かしてあげたのに、今度信濃大町来るとき泊まらせてあげるよ」と第一交通の方がおっしゃっていた
都民ファースト大学の名で通してあるので
部員は信濃大町に行く際、都民ファースト大学のものですがと一言入れておくと
いいだろう
すばらしいガイド付きタクシーのおかげで秒で高瀬ダムに着いた気がした
このダムは3人で一つずつ石を積み上げたとか云々・・・

皆が出発しようかなと思ったとき佐々木画伯が水彩画を描き始めた
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なかなかうまく書いていて、一同感心
烏帽子小屋に向けて出発
昨晩の事件により皆睡眠不足であった
一部八ヶ岳で高山病に苦しんでいて、
今回も寝不足に因って高山病に苦しめられるのではないかと思って予定のペースより遅めに行った
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登山口に辿りついて、ここから北アルプス三大急登らしいよと言って1年生をビビらせる
なみさんから
この急登はだるいよって言われてたので、覚悟してとりかかった
自分は何故かそのとき体調が悪く、4kgの食糧をもってもらい
先輩として情けないと深く反省しております。
正直三大急登といってたが、南アの塩見、聖に比べれば楽なものだった

1240 何とか1時間ほど巻いて烏帽子小屋に到着
皆でデポして烏帽子岳にピークハントする予定であったが華蓮が体力的にこの先を考えて温存しておきたいとのことで、木村もデポすることに
ほのぼの行きたい人とさっさと行きたい人でわかれていった
ほのぼの組はアタックザックのみだったので上裸でのぼることに
すれ違う山ガールに痛い目で見られが山で鍛えた鋼のメンタルで持ちこたえる
これが変態三銃士である
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夕暮れまで時間があったので各自ほのぼの
ほのぼの隊のせいで先発隊は夕飯の準備ができなくて怒っていた
その日の夕飯は
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坂本特性ガーリックチーズリゾット、塩分が強めでパワフルであった
寝るまで夕日を見ていたりして時間をすごしていた
一方、天気に関して調べている我々一部はもやもやしていいた
翌日は午後から天気が大荒れになり、この先3日間暴風雨の予報

初日は天気が良く楽しいが
これから地獄を見るとは誰もが想像していなかった
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2日目
午後から天気が崩れるため、0330起床に変更
0500出発 すでに雲行きが怪しくガスの中に突っ込む形に
晴れ間がないまま、三ヶ岳0630通過し野口五郎岳を目指す
このとき夏なのに肌寒くレインを着てちょうどよかったが
まっちょだけ何故か半袖半ズボン
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ザックカバーを持ってきていない人がいることがこのとき判明した
1040水晶小屋に到着
皆でデポして水晶岳に行くことに、この時点で雨が降り始める

1130水晶岳
くまが水晶岳から見える景色を一番にして楽しみにしていたが、
見渡す限り雲、雲、雲
写真を撮る気力を削がれてしまった
何故かゆっきーさんは宙に浮いているみたい~♪と上機嫌であった
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ワリモ北分岐1300
既に皆の顔が険しくなっていて一発触発であった
このころ遠方から雷の音が聞こえ始めてきて、それと同時に雨がぽつぽつと降り始める
本来鷲羽岳に登る予定であったが、風が強めに吹いていてかつ雨が強くなっていて、また雷が本格的に鳴り始めていたので黒部川源流経由の谷道を選んだ
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ただの谷道かと思ったら豪雨のため沢になっていて足元に注意が必要であった
1530三俣山荘到着雨の中テントを張り各自着替える
レインの撥水機能が低下してて内側も濡れてしまっていた部員がいた
夏であったが台風並みの暴風雨のため気温が下がり体感温度は1桁ぐらいだった
4kgのパスタを苦しみながら12人で平らげた
雨風の轟音中それぞれ眠りについたが、自分はなかなか寝れなかった
ここまでは高山病患者や体調不良者もでなく順調であった

天候が悪くなりそうなので、またも0330起床に変更
天気図は気圧の谷が強烈に走っていてそこが長野県北部にあり絶望であった。

3日目
0330 雨と風がテントを殴る音で目が覚めた、絶望の起床。
雨の中テントをしまい、大量の雨を含んだそれをしまって歩き始める
今回水不足問題が心配されたため大目に水を歩荷することに
降ったり止んだりの中双六岳の稜線ルートではなくまき道ルートに変更
ここから地獄が始まった
裏銀座ルートはほぼ稜線伝いなので風をもろにくらうので休憩場所を選ぶのが難しかった
雨風によって体温が下がりいつもより体力の消耗が激しくペースが落ちていたため
後発が先発に追いついたりしたため後発は休憩を長くしたりした
1150千丈乗越ここらへんで
切れているところが多くて
風が強く吹いていたので体感温度が1桁弱であった
皆ほとんどレインの撥水効果は機能せず、前日の雨で乾かなかったウェアを着てたりして装備不十分で低体温症を懸念せざるを得ず
また濡れた岩場、披露、強風によって、滑落、転倒が起きるかもしれなかった
こんな状況は初めてであった
槍ヶ岳の急登の始まりのところで、低体温症になりかけ呼吸が浅くなってる部員がちらほらいたので、先発後発わかれ先発は先にテン場に行きテントを立てスムーズにできるようにした
このとき寒さは最高潮になっていて誰もが震えていた

先発隊到着1300 会計を済ませている間屈強な一年男子たちと坂本が暴風の中何度か飛ばされながらも幕営成功。
極寒の中でよく耐えて幕営してくれて感謝してます
その後荷物をテントの中に放り込み各自着替えを極寒のなか済ます
体があたたまるまで小屋でみんなでぬくぬくして、テントに戻りご飯の支度をした
濡れていてきれないものが各自あって防寒対策はぎりぎりであったし、3000mの高所で滞在するため、寒さと高所と疲労で高山病が発症するんではないかと心配であった
テントはしなり今にも壊れそうであった
そんな中早稲田の山岳部は暴風雨の中槍に登りに行っていた
恐ろしい。

燕組と下山組に分かれ就寝となった、v6組は雨漏りとの闘いを繰り広げていた
ずっと端っこだった岸には申し訳ない気持ちでいっぱいです
天候が最悪の状態が続き新穂高温泉下山はもしかしたら延泊する可能性が出てきていた
また起床0330に変更した

4日目
0330暴風によって最悪の目覚めとなる
食欲湧かない部員が自分含めちらほら
汁なし濃厚棒ラーメンを流し込む
0530出発
20分間の稜線歩きを耐え抜き、谷道へ、一気に風が弱まった
帰りたいの思いが皆あってペースが上がっていった
0920滝谷避難小屋付近の木橋が氾濫していると渡れないらしく一か八かで行ってみたところ普通に渡れた
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疲れと寒さより口数が減っていく
こみーは魂が抜かれたようだ
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温泉目指して歩きだして数分、
後ろからリーダー呼んでますって言われ、なにかと思ったら夫婦のおあばさんの方から説教を頂いた
内容はすれ違うときちゃんと止まってすれ違わないとだめでしょ!!とカンカンに怒っていた
皆止まって道譲っていたのにって思っていたがあえて誰も反論しなかった

1120そんなこんなでふやけた足が痛めながら新穂高温泉にたどり着いた。
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ここの温泉は本格的に白濁していて良かったが
自分だけ漆かなにかにかぶれて一人でひりひりしていた

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乗り換えのバスターミナルで岐阜の特産品を堪能し山行を終えた

今回の山行では悪天候により予定のルートで行けなかったことが残念であった。
しかしこの悪天候の中心身共に厳しいのに最後までついてきてくれた部員に感謝してる
並みの人間じゃ達成しえなかったことであって、十分自信をもってもらいたい
この経験は各々人生で役立つと思うし、就活のネタにもなると思う
個人的には非日常なエマージェンシーな状況下での判断をする機会に恵まれてよかった
この山行を経験した1年生に彼らの成長を期待している

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by tmualpine | 2017-09-28 01:46 | 合宿 | Comments(0)

錫杖〜滝谷合宿

日程:8/5〜8/7
メンバー:椎名、王鞍(記)、小林、橋本、社本、佐々木

本来は8/5〜8/11の日程で、錫杖定着の後、滝谷出合〜第4尾根の予定だったのだが、台風直撃予報のため無念の敗退となった。。。

8/5
台風が逸れることを信じて早朝に南大沢を発ち、1016松本駅着。そこから中尾高原口まで2時間ほどバスに揺られ、13時ごろ荷上げ開始。錫杖沢の岩小屋で宿泊予定だったが、すでに数パーティのテントで埋まっていたためクリヤ谷岩小屋で幕営。16時着。モハのうどんをいただき、18時ごろ就寝。
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8/6
2時に起床し、朝食のパスタを食べて3時に出る予定だったが、夜中中雨が降っていたので4時に発。クリヤ谷岩小屋から直接前衛フェースに向かうルートはかなり不明瞭だったので錫杖沢経由で向かう。途中の渡渉でコケて打った膝がかなり痛んだ。
5時ごろ取付き到着。壮大な岩壁に登攀意欲がMAXだが、どのルートも完璧に濡れててテカテカ。とりあえずこの日は晴れそうだったので10時までしりとりをして待つことにしたがガスが多く日は見えず、しかも小さい虫(ブヨ?)が無限発生していじめてきたのでなかなか時間は進まなかった。
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完璧なブヨ対策から生まれた狩猟民族の伝統衣装
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特に書くことが無いのでしりとりの話。山関連の言葉でのしりとりをした。コバが三回も負けたくせに罰ゲームをガン無視。あんまりしつこく言うとぶん殴られるのでやめといた。

結局岩は乾く様子もなく10時を過ぎ、すごすごとテントに戻る。auの電波が入ったので天気予報を見ると7,8,9と台風直撃の停滞予報だったため作戦会議。
①10日に登れることに賭けて、このまま岩小屋で台風をやり過ごす。
②登山口まで降りて一泊し、上高地に移動して台風をやり過ごして穂高を縦走。
③登山口まで降りて一泊し、7日のバスで帰京。

の3つの案で検討。①は、岩小屋が川のすぐ近くだったため増水で流される危険がある上、その日の岩のコンディションからして10日も登れる見込みは少ないという判断で没。②案も、縦走のモチベーションは特になく自分の膝も痛かったため無しになり、③の帰宅案に決定した。

ということでさっさと荷物をまとめて下山。14時過ぎに登山口に着いたがその日の最終バスは1340だったので近くの駐車場で幕営。
ゲロ暑かったので蒲田川で泳ぐ!ボルダーを発見したので裸足でトライ。いくつか面白いルートを開拓できた。
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しゃものビーフシチューをいただいて20時就寝。テントが暑かったので自分ともっちゃんは外で寝た。

8/7
コバの鍋を朝飯にいただいてバスが来るまでダラダラ。午後から雨が降り始める予報だが、朝からめちゃくちゃいい天気でむかつく。もしかしたら今朝なら登れたんじゃないかという思いを必死で振り払いひたすらダラダラする。
こうして果てしない悔しさと共に今年の合宿は終わったのだった…。
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by tmualpine | 2017-08-07 08:26 | 合宿 | Comments(0)

谷川岳一ノ倉沢

6月3〜4日
メンバー:椎名、王鞍、佐久間、大和田(記)

今回は谷川岳一ノ倉沢烏帽子岩奥壁南稜へ。マルチピッチクライミングの実戦だ。

初日、4台の車が土合駅近くの駐車場に向けて出発。駐車場からは今晩の宿である虹芝寮(こうしりょう)に向けて1時間ほど歩く。
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小屋に到着すると、縦走組のみなさんと調理開始。安田先輩の作るカレーは絶品です。
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他にもいろいろと作りました。もはや山の食事ではない。
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お楽しみの飲み会がスタート。岩組は早朝の出発に備えセーブします。
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22時頃、岩組は二階に上がり就寝。しかし王鞍さんは一階の騒音に邪魔され眠りにつけず…結局縦走組と就寝時刻は変わらなかったそうで、帰路で愚痴をこぼしていました。

翌朝、烏帽子岩取り付きに向け3時半に小屋を出る。雨が微かに降っている。

1時間ほどで一ノ倉沢を視界にとらえる。
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700人以上のクライマーが命を落とした場所、威圧感がすごい…

雪渓を詰め取り付きへ
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ここでアクシデント発生。
取り付き直前、逆層のスラブが滝と化しているのを目の当たりにする。
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王鞍さんもガッカリ

トポにはこのスラブを進むと取り付きの南陵テラスに到着すると書いてあるが、この状況ではスラブを超えたとしてもそれより先に行けそうにない。この天候では危険と判断し、下山することにした。

小屋に戻ると同じく行動を断念した縦走組に会う。することがないので昨晩の残りのカレーを食べ、山菜採りと魚釣りへ(1匹も釣れなかった)
その後も小屋でトランプをしたりわけのわからない球技をしたりしてダラダラと過ごす。

昼過ぎに下山を開始する。この頃には雨も止み、青い空が見渡せた。
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下山後は足湯で疲れを癒し、谷川ラーメンにて遅めの昼食をとる。
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チャーハン単品(700)とチャーハン定食(800)のチャーハンのサイズが同じことで少し不機嫌な王鞍さんだが、優しいOGの先輩がラーメンをわけてくれたおかげでお腹を満たすことができた。

ここでそれぞれの方面へ別れ、無事合宿終了である。

今回は悪天候により登ることができなかったので、近いうちにリベンジをするのにまた来たい。登ることはできなかったが、OBOGの先輩方と会うことができたので良かった。また一緒に山行きましょう。






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by tmualpine | 2017-06-05 19:12 | 合宿 | Comments(0)

20170321伝付峠〜仙丈ケ岳(感想文)

記:王鞍

3/21〜27の南アルプス縦走についてのちゃんとしたブログは1年の小林が書いてくれたのだが、自分個人として合宿を通じて感じたことを記録に残しておきたかったので追記とする。

そもそも今山行は比較的長期の雪山縦走として持続的な生活技術の体得と、文登研で学んだ意識的な部分の伝達を目的として計画した。それから部としてのまとまりを強めるといった漠然とした考えもあった。

しかし私自身文登研から合宿まで中三日しかなく事前準備が十分に出来なかったことや私と橋本が股関節に炎症を持っていたことなどがあり、多少の不安を抱えての入山となった(もちろん不安のない入山はないが)。

行動初日、各メンバーが一日ごとにリーダーになり状況判断と統率を行い気になる点をその都度私が指摘あるいは議論するという形(文登研で行った形式)をとり、この日は小味山がリーダーだった。
一年生は全体的にルートファインディングが著しく出来ないので主にそこに重点を置いて指摘しようと考えていたが、あろうことか私が伝付峠への尾根取り付きを間違えて愕然とし色々やりづらくなってしまった。気持ちを切り替えてその後うるさく指摘したが当然説得力に欠けていた。

2日目は樹林帯をのんびり進む予定だったがいやらしい積雪で五歩に一歩は穴に嵌るような状態だった。加えて広いピークで少し道に迷い時間を食うが、現在地の確証が得られない状態から予測を立てて情報を集め確実にルートに戻る勉強になった。
その後も樹林帯はずっと落とし穴状態が続き、時間を取り返せると踏んでいたハイマツ帯ではところどころで岩が露出し難しいアイゼンワークを強いられることとなる。こうしたコンディションは予想外で(十分に予想できることではあったはずだ)結局全行程で1日平均10時間以上のハードな行動になってしまった。この時期の白峰南嶺や仙塩尾根の記録はほとんどなく、雪山二シーズン目の持ちうる想定能力の低さを思い知ったが前向きに考えれば良い経験となったのだろう。

3、4日目は農鳥〜三峰岳の岩稜でいくつか際どい(ミックス要素のある)クライムダウンと雪壁があり嫌な緊張感の中で時間が過ぎていった。自分が通過できるか否かの判断は比較的簡単だが、メンバーの力量は不確定要素が多く不安は拭えない。ただ天候が安定していたことは幸運だった。吹雪だったら潔く沈殿すべきだが時間のない中で果たしてその判断が出来たかどうか自信はない。

5日目は大仙丈ヶ岳直下の雪壁が核心でそこそこの風雪で軽くホワイトアウトしていた。しかしそこでの雪崩の危険性は低く思えたしアイゼン・ピッケルもしっかりと効いていたので特に不安はなかった。ただ想像以上に疲弊し(個人的な体調不良のようなものだったように思える)、状況をしっかり把握しながらの行動としてはギリギリのものだったが、そこはうっちー(内田)がいたのでそこまで心配はなかった。

その夜の快適な避難小屋泊まりと、明日は下山ということもあり気が緩んだのかもしれない。最終日が全行程での核心になるとは考えていなかった。

最終日、昨日のトレースが綺麗に消えていたので軽くハンドテストで30cmほどの弱層を確認。出発時には昨夕よりは視界が効いていたので間隔を空けて藪沢カールをトラバースして尾根に乗ったところで降り始める。この頃にはかなりホワイトアウトし始めていた。辺りに樹木は無く10mほど先の斜度はほとんど把握できなかったが、雪庇を警戒して局所的な最高地点から少し西側を外さぬように降っていく。途中でやけに斜度が急なことに気づき東側が見渡せるような地点で目を凝らして待っていると一瞬視界が開け、そちらに一筋尾根が見えた。下降する尾根を間違えたのだ。もう一度登り返してから正しい尾根に戻るにはこの視界では困難に思えた。それよりは一瞬見えた尾根の位置に向かう方が正規ルートに戻りやすいと考えトラバースを選択した。しかし結局のところ一番楽な手を取ったというのが本当だろう。沢状に近い地形でのトラバースの危険を感じていながらも登り返す気にはなれなかったのだ。
私を先頭にして露出したハイマツ中間点とし2つピッチを刻み1人ずつトラバースした(ロープは出していない)。
2ピッチ目に私がトラバースしている時に足元からスッパリと破断し雪崩が起き、斜面下方の白い霧の中に消えていった。その先は破断面の下を通過してなんとか全員主稜線に乗ることができた。
私としてはトラバース時に一歩足を出すごとに足元に亀裂が入ったので30cm下のクラスト面にしっかりとアイゼンとピッケルを打ち込む事を意識してクライムダウンの姿勢で進み、意図的に亀裂を蹴って雪崩を起こした。それは不安定な積雪の上を歩くよりは破断面の下を進んだ方が安全(伝播しにくい気がした)ではないかという曖昧な考えによるもので、その瞬間の判断が正しかったのかは分からない。いずれにしても引き返すよりは進んだ方が良いようだった。
とにかく他のメンバーには出来るだけ素早くトラバースを終えるように叫んだのだが、いかんせん小味山が遅くイライラが募る。その後そのことについて意見を求めると、慣れていなかったのだという。確かにクラスト面のアイゼンワークはそれなりに難しく、斜面はだいぶ下まで切れていたので急いで抜けるには滑落の恐れもあった。そこで初めて私はここでのトラバースという判断が1年生よりも自分寄りの基準で行われていたことに気づいたのだ。
振り返ってみると、かなり上部から雪崩れた場合埋没以前に滑落を免れなかっただろうし、そのハザードもリスクも十分に高かった。やはり登り返すべきだった気もするし、そもそもホワイトアウトし始めた時点、いや弱層を確認した時点でカールを尾根の分岐点まで直登し右に急斜面を見ながら下降すべきだったのだろう。とにかくできる限り早い地点で的確な判断を下さないとどんどん状況が悪化していくことがあると学んだ。
また、同じ日に那須で大規模の雪崩事故があったことを帰ってから知り、あの時私には危険に対する意識も恐怖心も足りていなかったと感じた。


ともあれ結果的には全員怪我もなく(2人の炎症も大きな妨げとはならなかった)無事に下山できたわけだが、他にもいくつか問題はあった。

第一に装備面。何人かのワカンの紐が切れそうなことに行きの電車内で気づき応急措置し、私の下のレインウェアが寿命を迎え、小味山のゲイターが破損した。どれも出発前に入念にチェックしていれば防げたことである。ゲイターに関してはチャックが壊れたのだが、これはゲイター上部の絞り紐が欠如していたためゲイター内に雪がたまった(それはもはやゲイターではない)のが原因であり、もっとまともなゲイターを持ってくる、あるいは修理してくることが出来たはずだ。
一応出発する何日か前に携帯する装備を全員で確認するのだが、全ての個人装備を十分に確認する時間を共有することは不可能だし、今回は特に時間が無かった。
やはり普段から部と自分の装備を小まめにチェックする必要があるし、入山前は各自で装備の点検を行うことが大切だと実感した。

第二に一年生の能力について、私自身あまり偉そうに言えるレベルでもないのだが、状況判断をするにあたってまず橋本には体力、小味山には観察力、小林には決断力が特に足りないと感じた。また全員共通で読図の知識はちゃんとあるのだが、周りを十分に観察できておらず現在地を把握できていることがほとんどない。合宿中、コンパスと周りの地形をよく観ながら歩けと散々言ったので後半ではいくらか改善されていたが継続的にその意識を持って欲しい。それからワカンやアイゼンの着脱が遅い。特に小味山は著しく遅い。そのため意識してアイゼン・ワカンの切り替えを小まめに行ったが小味山は結局遅いままだったので何か工夫するか練習してコツを身につけてほしい。素早く着脱できないことが危険を生むことがあるし、何より待ってる方としては実にイライラする。

第三に議論がなかった。私が何か言っても一年生からはほとんど意見がなく、返事も聞こえない。これはとてもやりずらかった。何を考えているのかはもちろん、私が言ったことが理解できたのか、そもそも聞こえているのかが分からない。そうした声を引き出すのもリーダーの役割ではあるが、こちらの考えは明確に伝えたつもりだしやはりフォロワーシップは低かったように思える。パーティとして意見の交換や共有がないとメンバーの状態が把握できず適切な判断はできないだろう。だいたい面白くないし、一緒に山に入っている意味がない。私としてはずいぶん煩く言ったので場合によっては喧嘩が起きても面白いと期待していたが気配もなかった。といっても我々の誰も喧嘩するような人間ではないのだが…。

個人的には全体の計画が粗末だったことを大いに反省しなければいけない。そもそも今回はより長期の山行を意識して、毎朝フレッシュな状態で起床できるような強度の行動とストレスレスなテント生活を考えていたのだが全く想定から外れてしまった。その代わり様々な状況に対面したため文登研で学んだことを一通り伝えることができたし濃くて幅広い経験ができた。また毎日カツカツだったせいで終わってみれば合宿全体が短かったようにも感じる。そして少しでも模範的なリーダー像を示すことが出来たか言われるとあまり自信がない。
正直なところ今シーズンの冬山がこれでひと段落ついたのでホッとしている。今年に入ってから絶え間無く計画と山行と道具の手入れ等に追われていたのでとりあえず少し休憩。
一年生、名指しで批判してごめんよ。
そしてやっぱり"私"の一人称は慣れない…。

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by tmualpine | 2017-03-30 07:16 | 合宿 | Comments(0)

穂高滝谷定着合宿

日程:2016/8/4~8/9
メンバー:平井(記)、王鞍、小林、小味山、佐久間

更新遅れてしまい、申し訳ありません。
今年は去年完全敗退した穂高のリベンジ、そして個人的に滝谷ドームに行きたかったので北穂の南稜テント場に定着してのアルパイン合宿としました。
初心者が多かったのですが、天候にも味方され非常に有意義な合宿となりました。



8/4 曇り時々雨
昼過ぎごろに部室に集合し念入りに装備確認、ルートの研究を行う。この時点では合宿中の天候はほとんど雨の予報。憂鬱な気分になりながらも夕方に学校を出る。
小淵沢で途中下車し定食屋さんで夕飯を食べる。コスパもよく大満足。

22:40松本駅到着
本日はここでビバーク。快眠。
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8/5 晴れ
3:30起床
4:45松本電鉄で新島々へ。改めて天気予報を確認すると行程のほとんどが晴れになっていた。
王鞍「自分のおかげっすね(ドヤァ」
はいはい。

5:20バスに乗り換え上高地へ。松本で上高地までの往復切符を買っていたので切符購入の列をすり抜けてバス乗車。ファストパスのような優越感。
6時過ぎごろに上高地に到着。諸々の準備を整え7時出発。
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8:15徳沢
9:20横尾
歩いてる人の装備や格好が徐々に山仕様になってゆく。
10:30本谷橋
12:30涸沢ヒュッテ到着。
案の上南稜のテント場に水は無いそうなので本日はここで幕営して明日の朝水を持って移動することに。
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しばし昼寝したのち王鞍が天気図を書き、その間に夕飯を作る。
この日はこみー作の2種類のリゾット。


8/6 晴れ
2:30起床
3:30水を満タンに詰めて出発。重い。
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5:40南稜テント場に到着。テントを立ててクライミング装備の準備を行い、北穂小屋にドーム中央稜の状況を聞きに行く。懸垂支点さえ間違えなければ大丈夫とのこと。

7:00出発
滝谷ドームを涸沢岳方面から回り込むように下降して行く。
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縦走路からそれると少し不明瞭な踏み跡をたどっていく。
少しクライムダウンをしてさらに下っていく。
2度目のクライムダウンが長く、かなり悪い。
何とか下りきって少しトラバースすると気づかぬ内に懸垂点を通り過ぎていたことが判明。
結果的には懸垂なしで取り付くことができたがかなり危険なクライムダウンをしてしまった。この合宿全体を通しての核心だったと思われる。

09:00取り付き
王鞍・くまペアと平井・コバ・こみートリオに分かれる。
王鞍ペアが先発。
1P目は凹角を登った後のチムニーからの脱出に苦戦。
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2P目はリッジの途中から左にそれてスラブを越える。
コバがフォールしてかなりルートから外れてしまったが何とか自力で復帰。

3P目は普通に歩けるようなところだが一応ロープを出す。
王鞍のシューズのベルクロ部分が壊れる。

4P目は凹角からのハング越えがかなり面白い。
残置カムが2本あった。
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最終5P目も凹角だが最後のハングは右のクラックから巻く。
しかしくまはここを直登。強い・・・。
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14:30ドームの頭
圧倒的達成感!
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北穂側に少し歩いて行くと縦走路に出る

テント場到着
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今日も王鞍が天気図を書いてる間に夕飯の準備
今夜はくま作の炊き込みご飯


8/7晴れ
03:00起床
04:00出発
今日はクラック尾根を目指す。

クラック尾根へ行くためのB沢のコルは去年の合宿で発見したので迷わず到着!!
・・・のはずが全然見つからない。

クラック尾根はドーム中央稜に比べてピッチが多くアプローチにも時間がかかると予想されたために早く出発したのにこのザマである。
結局北穂小屋に戻って入口の場所を聞いて確認したが、時間が無くなってしまったためこの日は断念。ちなみに今年はまだ登られていないらしい。
とりあえず北穂で記念撮影。
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水もかなり減ってきていたので涸沢ヒュッテに水を汲みに行く日とした。天気がいいのにもったいない・・・。

今日は平井が天気図を書く。台風の接近が少し不安。
夕食は王鞍作のミートソースパスタ。

こみーがテン場近くで雷鳥を発見。パッと見排泄物だったとか言ってた。やめてください。
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8/8 晴れ
02:30起床
03:30出発
今日こそクラック尾根行くぞ・・・!
04:00過ぎ B沢入り口に到着したが、下降するには暗すぎるので少し待機。
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04:30ごろ 明るくなってきたので下降開始。
ガレが酷くて落石は免れないので、特に傾斜のきつい最初の50mくらいは1人が歩いてるとき残りの4人は岩陰に隠れるようにして落石を避けた。
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06:30 FIXロープを発見。
これを20mほど登った先に懸垂点がある。しかしロープは切れかかっていて懸垂点のピンは緩んでいた。バックアップ取りながら取り付きを目指す。

09:00 取り付き
今日も王鞍・くまペアに先発を任せる。
かなり岩が脆いが全体的に楽しい。
ただ、細部はほとんど覚えていない。
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期待していたジャンケンクラックはたいして面白くなくあっという間だった。
途中くまが初めてのトップ。少しルートを間違えるが無事復帰。

1600登攀終了
北穂小屋でFIXロープと懸垂点の件を報告。
明日は風は強いが天気は良いとのこと。
1630テン場到着
夕食は平井作の夏野菜カレー。

8/9 晴れ
0400起床
0500出発
今日は全部荷物を背負って穂高縦走し岳沢から下山。重い。
そのうえ横風が吹いているため稜線歩きは慎重になる。

0630 涸沢岳
0730 奥穂高岳
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0900 紀美子平
0920 前穂高岳
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このあたりから平井は足の痛みに耐えながら歩いていたのであまり覚えていない。
長い長い重太郎新道を下り
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1140 岳沢小屋
1400 上高地到着
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ご飯を食べた後王鞍はそのまま沢山行へ。タフだ。
王鞍を見送った後残った4人は帰京。お疲れ様でした。

まだ経験の浅い1年生にとっては大変な山行だったと思いますが、この経験はこれからの自信につながるのではないでしょうか。
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by tmualpine | 2016-09-20 12:16 | 合宿 | Comments(0)

150820穂高定着合宿崩れ(編集途中)

日程:8/20~8/26
メンバー:山田、小野瀬、椎名、平井、西村

行程:
20日 南大沢→上高地→徳沢
21日 徳沢→奥又白池
22日 奥又白池→徳沢→横尾
23日 横尾→蝶ケ岳→常念小屋
24日 常念小屋→大天井岳→西岳→殺生ヒュッテ
25日 殺生ヒュッテ→槍ヶ岳→北穂高岳→涸沢ヒュッテ
26日 涸沢ヒュッテ→徳沢→上高地

奥又白池、涸沢ヒュッテに定着し
滝谷、前穂高周辺の岩場を登る予定でしたが、
悪天候が続く見込みであったため、めいっぱい縦走してきました。。

ブログは参加メンバーが日割りで書いていきまーす。

各々編集お願いします。

20日(担当:西村)
この日は移動日。
天気悪いねー台風だねーなんて話しながら電車とバスに揺られて上高地へ。
上高地は観光地すぎてなんとも言えない疎外感。
観光地すぎて日焼け止めを拾う小野瀬さんがいたり。
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奥又白池は時間的なものと天気悪そうってのでいけなさそうなので徳沢にて幕営。
ご飯食べて大富豪して山行全体のお天気を祈りながらの就寝。
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22日(担当:椎名)
この日も朝から雨。。
以降雨が続くと予想されたため、アルパインを中止して、
やむなく全計画を縦走に変更。とほほ。
くそ重いアルパイン道具をデポするため、
徳沢、横尾へ一度下る。
下にくると、なぜか晴れる。
だから乾かす。
そんな一日。
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23日(担当:小野瀬)
天候は回復し、山日和!ーーー縦走に切り替えた途端天気良くなるとか...という言葉は自分の心の中だけに留めておき、縦走を楽しむ。
横尾から蝶ヶ岳へ向け出発。先頭は2年生の平井に任せたが、ペース配分が抜群。
0800稜線に到着!雲が増えてきて槍・穂高は綺麗拝めませんでした。
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蝶ヶ岳へは、山田さんと装備を残しピストン。片道20分ぐらいで到着。椎名はトイレのため、残念ながら三人でパシャリ
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0900常念へ向け出発。
ガスった樹林帯をひたすら歩く。すれ違う登山者が多い。常念の登りが長くてきつい。
1400頃常念岳山頂に到着。
できれば大天井まで進みたかったが、先日までの雨で濡れた靴と靴下で歩き続けたことによる足へのダメージや体力的に厳しいということで、今晩は常念小屋にテントを張る。

24日(担当:平井)
0530 日の出を拝んでから常念小屋出発。
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横通岳のトラバースではお猿さんがたっくさん。
ちなみに小野瀬さんは昔猿だったそうです。

0730 大天荘
諸々干す。またまた山田さんはお留守番。
大天井岳山頂までは往復30分くらいだったかな。

赤岩岳の場所が判然としないまま西岳を通過。
鎖場を下っていく。

1300頃 水俣乗越
このまま東鎌を登ろうかと思ったが、上に水が無い可能性が高かったため、一旦槍沢まで下って水を汲むことに。

1330頃 槍沢に出る。水を汲む。
ここでかなり疲労が溜まってきたのでみんなでこの後の行程を相談。
このまま殺生ヒュッテに上がるか、今日は槍沢キャンプ地に泊まって明日上がるか、いやいっそ下って終電で帰り余った日程で沢に行くか、
・・・・・・
議論の末今日中に殺生ヒュッテにあがることに決定。
ここからは主に椎名さんと小野瀬さんがよく分からない会話を繰り広げながら、水で重くなったザックを背負って登っていく。

1630くらい
殺生ヒュッテに到着。
あーしんどかった。

25日(担当:椎名)
朝、さっそく槍ヶ岳頂上へ。
山田くんと小野瀬は肩の小屋でお留守番。

天晴。
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世界で一番高い所にいるのではと錯覚する気持ちよさ。
思はず「やりーーー!!」と叫んだ。

北穂高へ向かう途中の大キレットでは、
打って変わって雨が降り出す。。
濡れたキレットはけっこういやらしく、ペースがあがらない。
自分は二年前の北アルプス合宿を思い出す。
あの時に比べたら、今回は大分マシ。

B沢のコルも見つけたので、
次回、滝谷へくるときは、迷わないはず!


おもったより時間がかかったが、
無事、涸沢に到着。
テント村として有名なこの場所は、
これからせまっている台風のせいか、閑散としていた。

26日(担当:椎名)
この日も朝から雨。。。

雨の中、ただひたすら上高地へ下る。
そんな一日。

全体的にかなり消火不良な合宿となってしまった。
やはり合宿は8月の前半にやるのが良いかも
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by tmualpine | 2015-08-31 10:46 | 合宿 | Comments(0)

13'夏季合宿 北アルプス縦断定着縦走 (敗退)

日程:H25/8/31~9/4
メンバー:森山、山田(記)、椎名、小野瀬、鈴木

全日雨ゆえに敗退。一年間準備してきた山行ゆえ非常に悔しい。

予定:
30日 0519南大沢 → 1049信濃大町駅着 → 1115扇沢駅行バス発 → 1115扇沢着 → 1130黒部ダム行発→
   → 1146黒部ダム着 → 1230ロッジくろよん → 1700平ノ渡し場 → 1720針ノ木 → 1920奥黒部ヒュッテ →幕営
31日 0500起床 → 0600東沢遡行→沢中幕営
1日 0530起床 → 0630出発 → 水晶小屋 →(1.5時間)→ 雲ノ平キャンプ場幕営(テントデポ)
2日(軽荷) 0430起床 → 0530出発 → 0530雲ノ平山荘 → 0800薬師沢小屋 → 0920赤木沢出合 → 1110大滝下
   →1310赤木岳稜線 → 1340中俣乗越 → 1540黒部五郎岳 → 1730黒部五郎キャンプ場幕営
3日(軽荷)  0530起床 → 0630出発 →(五郎沢下降)→ 0830黒部本流 →(祖父沢遡行)→ 1430雲ノ平キャンプ場
4日 0530起床 → 0630出発 → 0740岩苔乗越 → 0850鷲羽岳 → 1000三俣山荘 → 1100三俣蓮華岳
   →1230双六岳 → 1310双六キャンプ地幕営(給水)
5日 0530起床 → 0630出発 → 0720樅沢岳 → 1040槍ヶ岳山荘 →1220(給水)→ 1330南岳キャンプ地幕営
6日 0530起床 → 0630出発 →(大キレット)→ 0740長谷川ピーク → 1000北穂高小屋(テントデポ)→
   →(南)→ 1210涸沢小屋(給水) → 1530北穂高小屋幕営
7日(軽荷) 0530起床 → 0630出発 → 0650B沢のコル → 0730fixロープ → 0830取付 → 1200終了点→
      →北穂高小屋幕営 -クラック尾根―
8日(軽荷) 0530起床→0630出発→0700下降点→0750取付 → 1100終了点 → 1200北穂高小屋幕営―ドーム中央稜―
9日(軽荷) 0530起床 → 0630出発 → 0650北穂高小屋 → 0720松濤岩のコル → 0920取付 → 1230終了点
       →1320北穂高小屋幕営 ―滝谷第四尾根主稜―

10日
下山組(小野瀬、鈴木)下山
   0530起床→0630北穂高小屋出発→0820涸沢ヒュッテ→0900コル→(パノラマコース)→1120徳沢
   →1230明神→1340上高地バスターミナル(さわやか信州号:1345.1615)
継続組(森山、山田、椎名)
  0530起床→0630北穂高小屋出発→0830穂高岳山荘→1430白出小屋→1600新穂高温泉→
 →1555新穂高温泉バス乗車→1600中尾高原口→1730錫杖沢入口幕営
11日 0530起床→0630出発→0700前衛壁 → 0730取付 → 1130終了点 →(懸垂下降)→ 1300取付→1400錫杖沢入口
12日 0530起床→0630出発→0700前衛壁→ 0730取付 → 1040終了点 →(懸垂下降)→ 1200取付→1300錫杖沢入口
13日 0530起床→0630出発→0750中尾高原口→0759中尾高原口バス乗車→0845平湯温泉口バス乗車→1015松本着

結果:
31日 台風接近故一日繰り越して出発 予定通り奥黒部ヒュッテにて幕営
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1日  前日に強雨ゆえ入渓を迷うが入渓 → 沢中ビバーク
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2日  引き続き強雨と強風 → 沢を詰めた後水晶小屋に逃げ込む → 三俣山荘キャンプ場幕営
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3日  その後の天気も悪く次の台風も接近ゆえ赤木沢、祖父沢、五郎沢を断念 → 西鎌尾根を通り槍ヶ岳      山荘横のテン場幕営 槍ヶ岳山荘にて初めての晴天。その他はすべて雨ときどき強雨
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4日  北穂山荘近くのテン場幕営 この日は長野県北部で大雨洪水注意報or警報が出る。嵐。雷がひどく       近い中大富豪をして夜を明かす
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5日  北穂山荘のテン場で一日粘ってもよかったのだが、これからも天気の回復が見られないため下山を       決定。→ 涸沢経由で上高地へ下山

これからの活動に期待したい
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by tmualpine | 2013-10-18 12:27 | 合宿 | Comments(0)

烏帽子岩南稜登攀~白毛門遡行~米子沢

日程:2013/8/12~15
メンバー:森山、山田、當摩、椎名、鈴木、田中(椎名、鈴木は白毛門より合流、當摩、田中は米子より合流)

12日
この日は終電で土合へ。立ちはだかる階段。もうあの頃の新鮮さは、ない・・・。
マチガ沢出合のバス停横にて幕営。

13日
朝早めに出て一ノ倉に入る。実は森山さんとはザイルをつないだことがほとんどない。。この安心感さすがです。
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アプローチが核心。
途中テールリッジ最上部にて小さな先行単独行のおヘビさんを発見。
おヘビさんが登り終えるのを待ったが、あえなく滑落。
しゅるしゅるしゅる~、、、
その時の森山さんのお言葉
  
  「君にはまだ早かったね~」

山田(爆笑)
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最終ピッチ核心部にて森山さん
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うしろから撮影した烏帽子岩。これはもう・・あれにしか・・みえないよねぇ、、田原君?
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最終ピッチの垂壁も難なくこなし。一ノ倉岳山頂へ。快適。
帰りのいわお新道にて13日に予定しているマチガ沢の雪渓の状態を確認したところ、下部は薄いスノーブリッジになっており、次の日登攀をするか非常に迷う。
テン場まで行ってサバ缶を食べながら結局登攀は不可能と判断し、去年自分も行ったことのある。白毛門沢を遡行することに決める。
椎名と鈴木を白毛門沢前の駐車場にて合流して幕営。

13日
この日はマチガ沢東南稜をやむなくあきらめ、白毛門沢遡行へ。椎名と鈴木には谷川の岩を登ってもらいたかったが、まあ気を取り直して遡行。
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はなげ!!
森山さんと沢に行ったときあるある。
先頭「いやぁ、やっぱり沢はきもちいね!でも寒いし水につかるのはやめとくか」
~深い釜のある滑り台登場~
先頭andみんな「やばいやばいやばいやばいやばいyばいyyyyyy・・・・・」
森山さん「じゃあいっときますか」
先頭「Σ(; ゚Д゚)」
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森山さん「いいお湯ですな」
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シンクロ!!
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こいつはおれが食い止める!先に進むんだ!!
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はやく!!
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真ん中のやつ、なにやってんだか

いろいろバカなことしながら沢をつめたが予想外に早く着いたため。越後湯沢で温泉に入り仮眠・・のつもりが5時間ガッツリ寝る。
電車で女性陣と合流し、米子沢前の駐車場にて幕営。

14日
駐車場に幕営禁止と書いてあることは朝になって気付く。駐車場隅に道具をデポさせてもらい出発。
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ふたりともかわい~
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鈴木「おれ、沢行くときはいつもこれ、食べてんだぜぇ~!ワイルドだろ~!?」
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初めての巻機の沢であったが、最強に美しかった。前の日の白毛門沢もだいぶいい沢であったが、
米子沢はそれを上回る解放感と美しさだった。
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森山さんに続いて皆も岩の上で日向ぼっこしてたらしい。
てっきり自分はみんなナメをナメてるのかなぁとか思ってたけど違ったらしい。
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みんなでぱしゃり
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女性陣がいると明るくなりますねえ
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なにやってんだか
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詰めも迷うことなく避難小屋横に出る。詰めの時間なんと1分。快適すぎ。
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何とか早めに上がれたため巻機山によってからの下山。
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サービスショット

下山中は冷や汗のオンパレードだった。途中で止まったけど(笑)
今回の山行はすべてが予定通りにはいかなかったが、全日程山に入ることができ、天気には非常に感謝しています。
アルパインから滝登りまで登攀については詰まることもなく成長を感じられる。8月終わりには合宿も控えているのでそれまでにまた成長したい。
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by tmualpine | 2013-08-22 11:02 | 合宿 | Comments(0)

尾瀬 燧ケ岳・至仏山

2013 7/5~7/7

メンバー:田原(記)、當摩、江村、肱岡、加藤、田中(さ)、八田、緒方

府大戦期間の休校日を利用して、自分が前々から行きたかった尾瀬へついに行くことができました。
高校の時に行って感動した尾瀬は、今も変わらずそこにありました。

7月5日
7時 首都大南大沢キャンパス北門から車で出発。天気予報は曇り。

11時30分ごろ 大清水登山口へ到着、しかしまさかの雨。

12時ごろまで様子を見るも降り止む気配がないためレインウェアを着て出発。
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降ったりやんだりを繰り返しつつ

14時 三平峠 このあたりで雨は止む。よかった、、、
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15時 尾瀬沼ヒュッテ テンバはウッドデッキでした
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夕暮れの燧ケ岳を眺めつつ、尾瀬沼を散策
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尾瀬の人気者(自己申告)
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夕食は江村が歩荷を頑張ってくれたため豪勢に


7月6日
5時40分 尾瀬沼ヒュッテ発 晴れてくれました

登山道が泥濘化しひどい状態になっていました。

燧ケ岳をバックに
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8時30分 爼嵓(まないたぐら) 自分のチリ毛がなびくほどの猛烈な風。
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風を感じる1
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9時 柴安嵓(しばやすぐら)燧ケ岳最高地点
尾瀬ヶ原の景色が素晴らしい
 
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12時 見晴
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尾瀬ヶ原を突っ切る
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かろうじて残るミズバショウ
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14時 山の鼻 ここまで来るともう観光地、人多すぎ

暇を持て余し、通称ベネトントランプで大富豪、そこそこの盛り上がり


ちなみに、夕食の炊き込みご飯は、、、、、(察し)

7月7日
5時 山の鼻出発 雨 今回の登山道は植生保護のため登り一方通行。
確かに登山道の荒廃がひどかった。
また、蛇紋岩という超塩基性岩でできているため植物が生育しづらく、森林限界がとても低い。

7時30分 至仏山山頂、霧で何も見えず

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蛇紋岩はすべりやすく危険であった

8時30分 小至仏山
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ここから登山者がとても多くうんざりする

10時20分 鳩待峠下山 お疲れさま
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大清水までタクシーを使い、大清水から車で帰京

























ちなみに、車が浸水しました
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by TMUalpine | 2013-07-09 22:48 | 合宿 | Comments(0)

甲斐駒・仙丈ヶ岳山行

2012/08/27~30
日高(記)、江村、田中

 投票日現在からちょうど2ヶ月前、ヒダカ(2年)、エムラ(1年)、タナカ(1年)は長野県と山梨県にまたがる日本百名山の2つ、甲斐駒ケ岳と仙丈ヶ岳を登りました。ブログ更新をサボりすぎて、2ヶ月経ってしまいました。すみません。

8/27 18:20 JR韮崎駅到着
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 駅 で 寝 る。

8/28 JR韮崎駅出発

タクシーで駅から竹宇駒ヶ岳神社へ移動。頭文字Dを思い出す程のドラテクだった。

5:30 竹宇駒ヶ岳神社出発
 吊り橋を叩いて渡る。
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 林道地獄を越え、

7:20 横手・白須分岐
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 刃渡りである。「一番危険って書いてあったけど、そーでもねー」と思ってる時のヒダカの写真。

9:30 刀利天狗 
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 エムラが爪に入ったゴミを取り除いてるっぽい写真だけあった。

10:20 五合目小屋跡地 久しぶりに人と合う。昼食。

梯子地獄を越え、

11:35 七丈テン場
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 予定より2時間25分早い到着。早すぎて暇という問題が発生。ゴロゴロして早めに寝た。

8/29 5:30 七丈小屋出発

6:10 八合目 
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 かっこいい剣があった件。

 岩場地獄を超え、

7:30~8:20 甲斐駒ケ岳山頂 (標高 2,967 m) 

 今まで登ってきたルートは黒戸尾根ルートと呼ばれていて、日本三大急登の1つであるという。そんな感じはしなかった。
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 ルフィのような麦わら帽をかぶっているヒダカと一年生2人。この麦わら帽って

砂場地獄を越え、

9:30 駒津峰
  白き甲斐駒が望めた。前日の100倍くらいの人の多さだった。
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 下山道地獄を越え、

10:50 仙水峠 
 下山に慣れてない様子の1年生、すこし多めに時間かかった。もうちょい。

11:50 北沢駒仙テン場 
 予定通りの時間に到着。しかし早すぎて暇という問題が発生。
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 この日の夕食は麻婆春雨、ハヤシライス、そしてエムラのビーフジャーキーをぶち込んだ白米。ゴロゴロして早めに寝た。

8/29 5:00 北沢駒仙テン場出発
 この日は小ザックに必要最低限のものを詰めただけの荷物。ゆとり。そのためヒダカは飛ばした。

 この山行の写真はタナカが持ってきてくれたカメラで撮っていた。
のだが、カメラの充電が切れそう、だったか、カメラの容量が一杯、だったか、ヒダカが写真を取るのを面倒臭がったかでこの日の写真がない。
 いや、登りました。実際に登りましたよ。何故か写真がないんです、あれれ

 薄暗い林道を抜け、

6:10 五合目
 森林限界以降のの開けた明るいゆるめの岩場を抜け、

6:50 小仙丈ヶ岳
 トップを江村と交代し、尾根づたいラストスパート。

7:35~8:10 仙丈ヶ岳山頂 (標高 3,033 m)
 山頂の空は圧倒的な雲量。すぐに寒くなり早めに出発することに。出発直後、雲が切り裂かれ、景色は開き、風は止み、神々しい日光が山頂に降り注いだ。3人の中にすくなくとも1人の曇り男が存在する。

8:50 馬の背ヒュッテ
 前日より下山が楽。

10:35 北沢駒仙テン場戻り
 計画上は次の日に帰宅であったが、帰れるバスの存在と雨の予報により、ここで帰宅へ

温泉にはいり、それぞれ帰宅した。

非常に気持ちのいい山行であった^^
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by TMUalpine | 2012-10-27 16:18 | 合宿 | Comments(0)