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山岳部の様子
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2017年 06月 26日 ( 1 )

奥秩父全山縦走

日程:2017/6/23・24
メンバー:B3 内田(CL)、B2高橋(記)
上記メンバー2名で奥多摩駅から瑞牆山までを縦走しました。

1日目:0500奥多摩駅 0710六ッ石山分岐 0751水根山 0811鷹ノ巣山 0934七ツ石山 0939ブナ坂 1003奥多摩小屋 1045雲取山 1245飛龍権現 1400将監小屋 1600笠取山 1641雁峠 1715燕山 1830雁坂小屋
2日目:0415雁坂小屋 0535破風山 0551破風山避難小屋 0641甲武信小屋 0740富士見  0751両門ノ頭 0845国師のタル 0951国師ヶ岳 1015大弛小屋 1100朝日岳 1155金峰山 1255大日岩 1330富士見平小屋 1438瑞牆山 1530富士見平小屋 1600瑞牆山荘

22日㈭の夜に奥多摩に入り、奥多摩プリンスホテルでステーションビバークして次の日に備えた

0430 小鳥のさえずりで目が覚める

よくよく考えたら二人とも5時間弱しか寝ていない、早くも暗雲が立ち込めてきた
しかも、この日のためのトレーニングを見事にサボってきた二人
初日はフルマラソンと同じ距離で、2日目は30km、2日間の累計標高は7900m
完全に狂った計画だとここで初めて認識した
この時点で始発電車に乗って帰ろうかと思った


0500よしやってやろう!と張り切ってスタートして10分後、
「あれ、おかしいな」と二人でエアリアとにらめっこ
うっちーさんが近くの温泉と地図で見つけ、全く関係のない、ま反対の山の登山口にいることが発覚
ロスタイム20分を抱え、奥多摩駅にとんぼ返り。振出しに戻った
舗装された坂を通、正しい登山口にり向かっていく
ここでやっと縦走開始
今回の山行はエアリアの60%で行かないと間に合わないので、
1日目は比較的緩やかなところが多いので、登りは早歩き、下りと平坦はランニングということになった
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出発時に作ったロスタイム20分をなくすために徐々にペースを上げていく
鷹ノ巣山に差し掛かるころ
「ひろと、鷹ノ巣山のピーク踏む?」
「巻きたいっす」
「じゃ鷹ノ巣山行くか」
先輩の意見は絶対であった

0811鷹ノ巣山到着
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この時点でロスタイム20分を消費し、予定より7分も巻けた
休む間もなく山頂標識を横目に過ぎ去る

お約束どおり下りはダッシュ、逆にあるいて下手にスピード殺すより、重力に身を任せ足を出すように走った方が楽であった
天候は梅雨の時期ではあったが良好で、道は木陰になっていて気持ちがよかった

0934七ツ石山到着

既にこの地点で11kmも歩いていた
鷹ノ巣山同様に山頂標識を横目に過ぎ去る
また下りを流すように駆け下りる
だんだんなれてきていてアドレナリンがいい感じにでていた
疲れたら1年生に応援されてるって思って頑張りましょうと謎の励ましの会話をしていた

0939雲取山山行で有名なブナ坂に到着

自分はブナ坂にくるのが3回目であった
ここから雲取山までなだらかであると知っていたので気持ちが高まっていた
ここまで心と体力に余裕があってしゃべりながら楽しく登ることができていた
不十分な睡眠時間しか取れていなかったのに60%のペースを保ててかなり好調だった
奥多摩小屋のヘリポートを横目に、大きいね~ってしゃべりながら過ぎ去る

1045雲取山に到着

予定のコースタイムより10分ほど遅れてしまった
この時点で既に14km歩いていて見えない疲れがでてきてコースタイムに影響したのではないかと思う
うっちーさんに写真撮りましょうって言っても、なぜか渋る
過去に何かあったのだろうか
証拠写真です、とりましょと何とか口説いて記念撮影成功
e0009437_2251924.jpg


新たにできたロスタイムを抱え、5月末の新歓合宿で通った奥秩父主脈縦走路をハイペースで行く
以前通ったルートだったので、具体的にペース配分など考えながら進めたのでいいペースで無理なく行けた

1245飛龍権現に到着
この時点で20kmほど来ていて残り半分となった
自分はこのあたりから去年の夏の南ア長期縦走で体験したシャリバテの前兆に似た現象が起きていたので、吸収のよさそうなものを摂取するようにした
食わなきゃ死ぬ、何度も言い聞かせ、食べたくなくても食べ物を胃の中に入れた
この頃から曇り始めてモチベーションも下がり、会話もなくなっていく
手持ちの水が底をつきそうになりながら、次の水場の将監小屋までとにかく足を動かした

1400将監小屋に到着

キンキンに冷えた湧き水を頂き、僅かながら回復する
一度止まると疲れがどっと襲い掛かってくるようになってきた
シャリバテにならないようにレーションを補給する
バテそうな高橋に対してうっちーさんは疲れを顔に微塵もだしていなかった
化け物すぎる
同じ元サッカー部なのにこんなに差が出るものなのか、、とつくづく思った

この頃からうっちーさんと上りでは30mほど間隔があいてしまっていた
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道中何度もカサカサッ、カサカサッといたるところで鳴り
シカが駆け回っていて、毎回熊じゃないか?とビビッていた

ついに疲れがピークに達し意識が朦朧とし始めて、完全に動けなくなってしまった
ここで先輩から教えてもらった1つ700円ほどの復活サプリを補給すると
一瞬で全身の疲れが取れて動けるようになった
VESPA HYPER恐るべし。
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びっくりするほど回復してテンションも上がってきた
うっちーさんに突き放されていたが何とかついていけるようになった

回復した後笠取山付近にて
登山道が南下してますけど大丈夫ですか?と言って二人で地図と再びにらめっこ
とりあえず藪漕ぎしてピークに出ようということになり登る
道が見当たらなかったので再びさっきの道へ戻ることに
進んでみると南下したのち九十九折りになっていてその道で正しかった
エアリアの5万分の1しか持っていなかったので九十九折りの部分は発見できなっかった
ここでまた余計な時間をくってしまった
ここからは登山道が整地されていて歩きやすく自然とペースが上がった

1641雁峠到着
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急に南アルプスの南部の聖平みたいな雰囲気のところに出てきた
この時点で35kmは歩いていたがVESPAのおかげで歩き続けれた
相変わらず疲れを微塵たりともみせないうっちーさん

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今日ラストの登りに差し掛かっていた
勾配15%ほどの急坂を一歩一歩足をだして登って行く
ゴールが近づいていることを実感できてアドレナリンが出てきていいペースでのぼっていく
疲れとアドレナリンが相俟ってちょくちょくしゃべりながらいけるようになって下品な話もしていた

1830燕山、古礼山、水晶山と過ぎ去りついに雁坂小屋に到着!
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着いた瞬間涙目になったが、すぐさまご飯の準備をした
自分たち以外は誰もいなくて快適に過ごせて、ベンチがあったので青空レストランを開店した
晩御飯はアルファ米の牛めしと高橋の非常用として持っていた味噌汁
またサプライズで10日前にうっちーさんが誕生日だったので
冷凍トマトチーズハンバーグをボイルして振舞った、
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うっちーさんは親切に半分くれて、食べてみたら涙が出るほど美味しかった
42km分の価値がこのハンバーグに詰まっていた

寝る前に
2日目は今日よりアップダウンが激しいから走らずに、コンスタントにコースタイム60%を保とうということや
去年の瑞牆ー金峰ー甲武信縦走の経験に基づいて、ここはこうしようなどの作戦会議をした
最初の計画は瑞牆山荘1721到着予定で明らかに最終バス1630に間に合わないので50分早く出発することに
2030には就寝した

2日目
0330起床
肩が痛いぐらいで疲れは半分以上取れていた
棒ラーメンをたべて急いでパッキングし出発をする
0415出発
きれいな朝焼けを見ながら破風山を目指す

0535破風山到着
寝起きだたのでいきなり60%はしんどかった
明らかに初日の疲れが払拭できていなくて、上りでシビアに影響していた

0551破風山避難小屋到着
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朝日によってエネルギーを得られた、太陽ありがとう
ここまで休憩は一回につき3~5分しか、とらしてくれなくて満足に休憩できなかった

0641甲武信小屋到着
小屋のおじさんに、はやいね~訓練かい?うちはいいテン場あるから今度来るときは女の子つれてきなと言われた
水代をしっかり取る一方、トイレが洋式の水洗式ですごくきれいであった

甲武信ヶ岳に向かっている上りで
明らかにペースが落ちた自分に対して
「このペースじゃ、瑞牆いけないよ。体力的なものじゃなくて気持ちでしょ。」とうっちーさんが喝を入れてくれた
それから、上りで20mほど間隔が離れていたがへばりつくように後ろについて登って行った

0641甲武信ヶ岳到着
うっちーさんはピークハントに興味がないらしく山頂を素通り
一応証拠写真はとっておいた
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喝を入れられてからは、はがされないようにうっちーさんの後ろをつけていた
細かいアップダウンを繰り返しながら国師のタルへ

昨晩の作戦会議で国師のタルから国師ヶ岳までがきつめな傾斜が長く続いていてがんばりどころと話し合っていて、喝を入れられたばかりなので絶対にはがされないように心拍数が平常時の3倍くらいになりつつも気合でついていった

0951意識が朦朧としながらも国師ヶ岳に到着
予定より30分早く巻けたが、さっきの上りがきつすぎてバテてしまったので
アミノバイタルを補給
VESPAほどではなかったが軽く回復した
整備された木道をいいペースで大弛小屋まで降りていく

1015大弛小屋到着して水を確保する
車で来れる一番標高が高いとうげらしくロードレーサーがいっぱいいた
眠さと疲れが止まるとどっときて、とにかくエネルギーを補給して力を蓄えた
以外にも金峰山の五丈岩が近くにみえて気持ちが高ぶっていた

気持ちだけでひたすら登っていく
森林限界に出て気持ちが昂る
疲れは最大であったが、気持ちもMAXであった

1155ついに金峰山が現れた
既に登山客でにぎわっていてみんな楽しそうでこっちも楽しくなった
うっちーさんはあんなに写真を渋ってたのに、これは写真撮ろうってノリノリで言ってきた
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森林限界の岩稜をたのしみながら大日小屋まで下っていく

大日小屋を通過したあたりうっちーさんの様子がおかしくなっていた
後ろを見ることなくコースタイム50%を余裕で切るペースで進んでいく
完全に見放されていじめられてると思って、反骨精神で怒涛の追い込みのダッシュで何とか追いつくことができた
1330いつの間にか富士見平小屋に到着、速すぎる。
デポして瑞牆山へ行くことになったが、疲労がMAXだったので荷が軽くなってもしんどかった
なので全然置いてっても構わないですと伝えた

瑞牆山の中腹あたりで完全にうっちーさんが見えなくなり単独登山に
諦めて下山してしまおうかなと何度も思ったが、もう少し頑張ってみようと繰り返し
息を切らしながら岩をよじ登っていく

1438遂に瑞牆山山頂到着
うっちーさんが涼しい顔して出迎えてくれた
よくきたね、3時まで待とうと思ってたのに早かったね、来ると思ってたよと言ってくれて感動した
記念にパシャッと。
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気持ちが昂りすぎて下山のスピードが著しく速かった

1600足が縺れながらもなんとか瑞牆山荘に到着
早く着いたのでバスは座席に座れることができたが、片道2060円という高額さに憤りを感じた
韮山駅について、次の電車までの間にそば・うどんを食べた
店員の手際が悪すぎて、これまた食べる時間を60%くらいにしないと間に合わなかった
無事電車に乗ることができて、今回の山行の幕を閉じた。

今回の山行では計画段階で無理だと思っていたが、気持ちと食糧さえあれば成し遂げらるんだなと実感したし、極限状態で正しい判断を下すスキルや総合的なスキルをこの山行で得られたと思う
反省点はもっと体力をつけることやコスパの面しか考えずに吸収の悪いチョコバーをメインの食料にしてしまったことであった

しばらくは楽しい山行で心を満たしたいと思う

<参考>
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1日目 783分(エアリア60%:1305分)
積算標高差:上り4878m 下り3266m
水平移動距離:42.1㎞
2日目 741分(エアリア60%:1235分)
積算標高差:上り3014m 下り3453m
水平移動距離:28.9㎞
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by tmualpine | 2017-06-26 00:59 | 縦走 | Comments(0)